汗だくで辿り着いた
津久井城跡は緑一色に輝いていました。
孫、嫁、私の女3人 プラスワンコ一匹で
城山の頂上にある津久井城跡までハイキングしてきました。
パークセンターを過ぎて林道に入ると、
樹々の間からの緑の風がヒンヤリと気持ちいい。
鳥のさえずりが聞こえてくるが、
大木の上なので姿をとらえることは出来ない。
アジサイに似た、こんな花が目に留まった。
ヤブデマリ。
花言葉がいい・・・。
“年齢を美しく重ねる”
“隠された美”
。。。。。。。。
そういえば5月の樹々の花は白い花が多い。
ここにもあったが、ヤマボウシ、ウツギ、エゴノキ・・・・・。
しばらく行くと、眺望が開けて「御屋敷跡」に。
ここは、津久井城主の内藤氏の居館があった場所。
後ろには、丹沢山塊や、塔ノ岳、高取山、
北条氏と武田氏による三増合戦の跡地である三増峠、
そして半原方面などが見えました。
さて さて、いよいよ登山道です。
孫の後方、右側からの道が途中二つに分かれます。
険しいが、短時間で着く男坂か、
時間は倍かかるが平たんな女坂か、
二者択一、
どうしましょう・・・。
問題は、ワンコと私です・・・。
ま、無理になったら引き返せばいい」ということで、あっさり男坂に決定。
心配したワンコは、時々駆け足で行くほどだが、
私ときたら途中何度も休憩をとる。
孫が手を貸してくれたり、歌ってくれたり、
ワンコが立ち止まって心配そうに待っていてくれたり、
そんな優しさに励まされて何とか頑張れました。
緑の間から見える青空や、湖からも元気をもらって、
途中、本城曲輪とか、堀切、引橋などを見ながら
皆でゴールイン出来ました。
津久井城は、小田原北条氏にとって
大事な城であったようですが、
現在も発掘調査中で貴重な遺物が眠っているようです。
ますます興味津々です。。。
帰りは「水の苑」に寄って遅い昼食を取りました。
ルピナスが咲き誇っていて疲れを癒してくれました。
今回、一番頑張ったのは、この方。
パグ犬は、お散歩も短めにと言われている犬種なのに、
グーの音もあげず、
黙々と歩き続けていた後姿に、
私は感動していました。
でも、帰る直前になって、
やっと気が緩んだのか、
お座りの姿勢から、こんな体勢になっていました。
アイちゃん、よく頑張ったね。