あんなこと こんなこと

平凡な日々の中で、ちょっぴり心に響いたことなどを。。。

今年の散歩収めで・・

2016-12-31 22:42:18 | 自然・環境問題

年末のバタバタからちょっとだけ解放された午後、
あいちゃんと、久しぶりに散歩をしました。

いつもの田んぼ道の手前、
桜並木の小枝の先に可愛い小鳥を見つけました。



ツグミです。

田んぼ道に出ると、
遠くに大山と丹沢連峰が見えました。
見慣れた山々だけど、
何だかいつもより美しく見えました。

ちょっとだけ心のゆとりが持てていたからでしょうか。

整然と並んだ稲の切り株に暫し見惚れてしまいました。
枯れても絵心をくすぐられてしまいます。

土手の河津桜の蕾が、もうこんなに膨らみ始めていました。



その河津桜の枝に雀が沢山留まっていて、


稲の切り株がある田んぼへ一斉に下りたり戻ったりしていました。
何度も何度も。
落穂でもあるのでしょうか。

気分が良くて のんびりし過ぎてしまい、
大分 日が傾いてきました。

急ぎ足の帰り道、田んぼの中の木の枝に
ノビタキを発見。





何とも可愛い表情です。



あいちゃんは、楽しかったかな?
いつもより長時間で疲れちゃったかな?
もう帰ろうね。



私の気まぐれな興味本位の行動に
黙って付き合ってくれてありがとね。

















思い出の品にさよなら

2016-12-30 22:51:03 | その他

禁断の扉をついに開けました。

・・・な~んて大袈裟な言い方でしたね。

実は、何十年手つかずだった居間の戸棚の飾り棚を
整理しました。
ず~~っと気にはなっていたものの、
このままでも別に生活に支障は無かったし、
何といっても面倒なので目をつぶっていました。

ところが、ここ年末にきて1年の溜まったものを
いろいろ処分していて、
急に気になってしまったのでした。

棚は3段。
すべて中のものを出してみて、
処分するかどうか決めることにしました。

出るわ出るわ・・・・・宝の山 ?

第2弾の お宝ならぬ・・・我楽多の山です。


第1弾は写真に収める前にすでに袋詰めしてしまったので
ここに紹介できませんが、いろいろ いろいろありました。。。

高校の修学旅行の際、気に入って買った博多人形。
娘が生まれて、初正月に夫の実家から届いた立派な羽子板。

叔母がウィスキーの瓶を利用して作ってくれた可愛い人形。
夫のゴルフの優勝トロフィー。
友人、知人からのお土産の人形、置物。
自分たちが旅の思い出に買った人形や飾り物。
たくさんの こけしや国内外の木彫りの人形。
結婚式の引き出物の花入れ等々。
叙勲記念の時計と花入れセット。
大きな声では言えない胸キュンだったプレゼント。
瓶入りの砂漠の砂(国内外)。

1点1点手に取ると、懐かしい顔や光景が目に浮かんできて、
時間が止まってしまいます。

年期の入った拍子木。
子供の頃、「火の用心~」カチカチと、寒さの中 眠い目を擦りながら
夜回りをしましたっけ。カチカチやってみたら いい音がしました。

友人の結婚式の引き出物、花嫁手作りの木目込み人形。台座の裏には、
日付と共に「結婚記念 二人で仲良くやっていきます」と書かれていました。
夫婦連名のご主人はこの6月天国に旅立ちました・・・・・。

私たちが新婚旅行の旅先で作った絵皿。初々しい自分の絵と文字・・・・・。
あれからずいぶん時が経ちました・・・。

結婚式に親友が手作りしてくれた花嫁が持つブーケ。
45年の年月ですっかり色褪せていました・・・。

まだまだ ここに書ききれないの数々の品々。

これらすべてに、思い出が張り付いています。
出来ることなら すべて取っておきたいと思いました。

でも、
でも、、、、、

自分の年齢を考えると、出来る限り処分するのがよいと
決断しました。
複雑な感傷は捨て、後々のことを考えてのことです。
ちょっと前だったら、恐らくこんなに潔くは出来なかったと思います。
このところの体調の悪さが潔さを後押ししてくれました。

僅か数点を残し、ほとんど処分しました。

少しずつ小分けにして塩を振って清めてから、
「ありがとう、忘れないからね」と念じて 新聞紙で包み、紙袋に入れてから
ゴミ袋へ。

予想外にサバサバしています。

大切な思い出は形あるものより、心の中に存在している自分だけのもの。

決して忘れることはありませんから。。。