あんなこと こんなこと

平凡な日々の中で、ちょっぴり心に響いたことなどを。。。

憧れの君に逢いに・・・

2019-03-31 22:53:26 | 


名古屋の旅の二日目は、
孫たちと合流して「東山動物園」に行きました。

私の、ここでの一番の目的は、
「シャバーニ」に逢うことでした。

シャバーニ、

そう、ポスターなどでもお馴染みの
イケメン ゴリラ。
いえ、「イケメンすぎるゴリラ」と言われる
オスのゴリラです。

憧れの君。。。


君 何想う・・・・・・・・・・?

じーっと動かず空を見つめる。
ポスターでは厳つい顔が出ていましたが、
私は、この横顔に痺れました・・・。

隣の檻で、落ち着き無く、
拡声器でも使っているのかと思えるほどの
大声で騒いでいる「フクロテナガザル」と、
それを取り巻く見物客たちの喧騒にも どこ吹く風。

動ぜず、で~~んとして、
石像のような巨体を取り巻く空気は静寂そのもの。

不惑の19歳
2頭の子の父親
植物が大好物の「草食系男子」

時間が許すなら、
彼の一挙手一投足を見続けていたいほど
心魅かれてしまいました。


他にはこんな動物がいました。
(ほんの一部です)





動物園の奥は植物園で、
桜の回廊があって結構見応えがあったようです。

スタンプラリーのために そこまで行ってきた
孫たちに 後から聞きました。

私たちは、昨日の影響でお疲れさんだったため、
植物園には行きませんでした。

が、
私は、憧れの君に御目文字叶っただけで
大満足でした。



















城巡り 名古屋城

2019-03-30 23:44:13 | 

名古屋城へ・・・。



予定では、無理をしないで
のんびりと 犬山城と その城下町で過ごす予定でしたが・・・

天守閣への思いのほか急峻な階段を
よじ登った(◎_◎;)にしては余力があったので予定変更。
次回にしようと諦めていた名古屋城に急遽行きました。。。

復元工事が終了した、
本丸御殿をぜひ見てみたかったからです。



ここは、1615年に尾張藩初代藩主・徳川義直公と
春姫の住まいとして建てられました。
その後は、名古屋城に来た将軍が宿泊するための
専用御殿になりました。

「近世城郭御殿の最高傑作」と呼ばれるほどでしたが、
空襲で焼失。
文献や実測図・古写真・障壁画などが残されていたので、
忠実に従って、2009年から復元工事が始まり、
2018年に完成しました。





御殿を訪れた人が、まず最初に通される部屋。
「玄関」(虎之間)。
通された人を囲むように、四方に勇猛な虎やヒョウが描かれています。
最初から緊張してしまいますね・・。


障壁画は「山水花鳥図」。桜、松、水鳥の遊ぶ風景、紅葉など。



鍵隠し。


見事な職人技!
この中には、ほとんどすべての彫金技法が駆使されているそうな!



見事な天井!

と、ここで、
突然、箱根の「福住旅館」に宿泊した時に、
立派な天井絵のある部屋に泊まったことを思い出しましたが、

・・・・・・・・
・・・・・・・・

御殿は将軍様がお泊りになるところなんですから
下々のものが、この絵を眺めながら休む・・・なんてことは、
想像することも、夢にも見る事も出来ないことでしたね ・ ・ ・ ・ ・


いよいよ 将軍様がお泊りになる「上段之間」


黒漆で塗られた「二重折上小組格天井」
他とは違います・・・。

「上段之間」への廊下の欄間。


上の欄間の裏側。



こちらは鳥の数も多いし、
将軍様の部屋側から見える方なので手が込んでいます。
差をつけた特別感ていうものでしょうか・・。






こんなに豪華な部屋で、
果たして将軍様はゆったりと休む事が出来たのかしら・・・?

な~んて くだらない感想はこのくらいにして、
素晴らしい芸術品を鑑賞させていただいた
格別な贅沢なひとときでした。

難しい高等な技を駆使した伝統技術を守る、
正に現代の職人技の競演ですね。。。


もう一度、ゆっくりと時間をかけて
一つひとつ丁寧に鑑賞したいものだと
撮ってきた写真を眺めながら思っているところです。












等な



城巡り 犬山城

2019-03-29 21:32:12 | 

春休みになった孫の希望で
名古屋方面に行ってきました。

名古屋駅に到着後 すぐに二手に分かれて、
孫たちはレゴランド、私たちは国宝犬山城へ。

「犬山遊園駅」で下車。
木曽川沿いの道に出ると、遠く小高い山の上に
犬山城を眺める事が出来ました。

木曽川は穏やかな流れで、
優雅に川鳥が遊び、
釣り人の姿も見かけました。



時は戦国時代。
信長、秀吉、家康にとって要となった犬山城は、
小さな城ではありましたが、
威風堂々とした魅力的な佇まいでした。



後堅固(うしろけんご)と呼ばれた犬山城。
天守の背面が断崖絶壁になっていて、
そこから攻めることが難しいことから
そう言われたようです。
天守閣の回廊からも見下ろしてみましたが、
実感でそれが分かりました。

木曽川の対岸は美濃の国。
そこからの侵攻を守る要塞の役目もあったのでしょう。

秀吉軍がこの城を攻めた時に
川を渡って この断崖を駆け上がったようですが、
今の時代だったら間違いなくギブアップですね。


絶壁です・・・。

木曽川は、戦国の時代から「木曽ヒノキ」を運搬する
交通手段として重要視されていたために、
その拠点となる犬山城は
信長、秀吉、家康にとっても大事な城であったのですね。






来週だったら、桜 満開の犬山城でしょうね・・・・・。













時の移ろいの中で

2019-03-09 22:37:08 | 優しい時間

アイちゃんと散歩の道は
河津桜が満開でした。





この道は、
以前は相模川の大水から人家や田を守る
2番土手でしたが、
いつのころだったか削られて低くなりました。

まだ上流のダムが無かったころは、
大水のたびに、その高さが人々の不安を
消してくれていたのでしょう。

因みに一番土手は、
大凧揚げ大会の時に観客が
見物をするところです。

さて・・・
アイちゃんも歳を取りました。
もう10歳を過ぎ、
デン助のような黒々していた口元は
すっかり白くなってしまいました。
しつこいほど「遊んで~」を
せがまれていたのは もう昔。
今は、ほとんど寝てばかり。

でも、散歩には喜んで付き合ってくれます。
いえ、散歩だけは大好きでいてくれます。

一年でも長く、
こうして一緒に歩けたらいいなと
相棒は願うばかりです。



私たち地上の生きとし生けるものの命は
ちっぽけですが、
宇宙の星々の命は壮大です。



今夕、7時ころの大山です。
山上の明るい光は黄道光でしょうか。

黄道光とは、天球上の黄道に沿って
太陽を中心に帯状に見える淡い光の
帯のこと。
黄道面に広がった塵(ちり)が、
太陽の光を反射して見える現象です。


そう、塵のように小さい地上の命は、
命を繋いでいくという智慧で、
今日まで生きながらえてきたのですね。。。




感謝。