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あんなこと こんなこと

平凡な日々の中で、ちょっぴり心に響いたことなどを。。。

後悔したけれど・・・・・

2019-06-04 21:25:15 | 自然・環境問題


何なの これ~~~

大声で叫ぶお嫁さんの元に駆け付け
指差す先を見てビックリ。



玄関とテラスの屋根の隙間に
逆さまにぶら下がったトックリ!

お嫁さんは、大きな蜂が1匹入って行ったと
興奮気味に言う。

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待てよ・・・
これ、むかーし 昔見たことあるぞぉ~

もう40年近く昔、
家の駐車場の梁に
こんなものが貼り付いていたのを思い出した。

トックリバチよ!!

ということで、薬局に蜂退治の
スプレーを買いに走り、
日が落ちるのを待って
完全武装をして
シューッ シューッ。


やれやれ。。。。


夜になって、
トックリバチなるものを調べてみた。
スズメバチ科に分類される
トックリバチは、人に危害を加えるハチではありません。
益虫の側面が強いので、
蜂の巣だからといって
駆除しなければ危険ということはありません。


あらら、そうなんだ・・・。

母バチは巣をつくればその場から立ち去りますので、
ずっと同じハチがウロウロとしているということもありません。

巣作り~狩り~産卵まで、全てを1匹でこなす
トックリバチの母蜂には、
人間を相手にしている暇はありません。


恐怖が先走ってしまって、
健気な母蜂に申し訳ないことをしてしまった」と
本気で後悔した。

検索ついでに いろいろ調べていたら、
コガタスズメバチなるものの巣の写真が
目に留まった。

あらっ、
さっき 退治したのは、これだった!

トックリバチの巣は、もっと素人作の感じで
こんなにすっきりとしたものではなかったしね。

コガタスズメバチの巣は、
このトックリの形からどんどん大きくして、
あの何層もからなる巨大な巣になるようだ。

ああ、やっぱり退治してよかったぁ・・・。

私の調べ方が まだ浅いので
100パーセントの確証はないが、
取りあえず ホッとした。



動揺と安堵が超特急で行ったり来たり、
ドキドキ ハラハラの1日でありました。。。















心奪われた風景

2019-05-24 21:47:28 | 自然・環境問題



全力疾走しているような昨今。
ワンコとの散歩は何よりの息抜きです。

その帰り道、
息を飲むほど神秘的な風景に出会えました。

田植え間近の水を張った田んぼに
映りこむ夕日。

絵にも描けない美しさ・・・・・。
帰ることも忘れて
日が沈むまで見続けてしまいました・・・。
















(続) 初の哺乳類絶滅のニュースを見て

2019-02-28 21:21:59 | 自然・環境問題

シカ問題と言われても、
ほとんどの方はピンと来ないですね。
私も、今回の講演で初めて知りました。

現実的な林業被害、農作物被害を受けている
方たちにとっては待った無しの大変な状況に
追い込まれているというのに。

でも、狩猟解禁にしたら、乱獲でたちまち鹿は
絶滅に至るのでしょう。

だったら、きちんとした狩猟システムを作って、
今 ブームになっているジビエ料理として
沢山のお店で
イノシシと同じように その命を有難く頂く」のは
出来ないのかしら・・・?

私も以前、狩猟が趣味の方から鹿肉を
いただいたことがあって、
癖が無く、柔らかく、赤ワインで煮込んで
シチューにしたら
とても美味だったことを思い出したが、
マーケティングに問題ありだったり、
チェーン作りが難しかったりで
現実は厳しいとか・・・・・・??
ちょっと理解出来なかった。

今回の講演を聞く限り、
総合的に、これと言ったスーパー解決策は、
今現在 無いのが現状らしい。

ただ、
一定の個体数が無いと、種の保存は
出来ないのだから、
それぞれの生物の生息状況を知らないことには
ということで、国を当てにしないで市民の力を
使ってモニタリングに参加したり、
ローカルからのムーブメントが必要不可欠となる。

そして、このような市民活動があるのが
神奈川県で、全国でトップクラスと伺い、
ちょっと安堵した。
神奈川の取り組みで実績を作り、
それを全国に広げられればと期待する。

今回の講義を受けてから、
私もいろいろ調べてみた。

その中の一つ、日本から絶滅したオオカミを
再導入するという考えが面白かった。

江戸時代の鳥獣保護策が破棄され、
野生鳥獣の乱獲が続き、
オオカミの餌であるシカやイノシシが一気に減少して、
オオカミが絶滅したという。
だから、絶滅した頂点捕食者のオオカミを
再導入すべきだというのだ。

私は一概に否定はしたくない一案となるやも」
と興味を持てた。

丸山直樹氏『オオカミを放つ』の本もおもしろそうなので
読んでみたい。



講演で、羽山氏は最後に、
未来のためのジーンバンクを日本各地におこそう。
情報を可視化することが大事。 

と2点を挙げられた。



鹿被害が甚大化する前に、私たちと鹿が共存していける
いい方法を早急に考えないと大変なことになる。
あの可愛い鹿の姿を思い出しながら、
いろいろと思いが駆け巡る。。。














初の哺乳類絶滅のニュースを見て

2019-02-20 22:14:30 | 自然・環境問題

今日のニュースによると、
地球温暖化の影響で、
哺乳類の絶滅が確認された初めての例として
オーストラリアのグレートバリアリーフにある島に生息していた
ネズミの仲間「ブランブルケイ・メロミス」が絶滅したそうだ。

温暖化の影響で海面が上昇したことにより、
生息地が浸水したことが原因という。

今、地球上で温暖化の影響を受ける絶滅危惧種の動物は
3000種近くあるそうだが、
我々人間にだって、絶滅の危惧がないわけではない。
想定外の何かがきっかけで・・・・・

背筋が寒くなる。

この様に残念ながら絶滅してしまう動物がいる反面、
強かに増え続ける動物もいる。

先日、
「生物多様性を守る」というシンポジウムに参加した。

その中での基調講演、羽山伸一氏による
「シカ問題を解決する~丹沢の生物多様性を守るために~」
を興味深く聞く事が出来た。

まず、猿、鹿、猪、熊(もう一種は何だったかしら)の5種大型野生動物が
すべて生息するのは、
日本の中でも相模原市だけとは驚きだった。

また、大都市に隣接したところに熊が出没は世界でも日本だけ、
本来は暑いところにいる猿が、日本だけ北限に生息(スノーモンキー)は、
四季があり、雨が多く、国土の7割が森という自然豊かな国ゆえのこと。

お話のテーマであるシカ問題は、かなり深刻。
元々は、平野部にいた鹿が
乱獲等で激減、山間部に移動。

そして、たいていの植物は食べられるという
環境への優れた適応能力で
山間部でも個体数がどんどん増加。

増加し続ける鹿一頭が、
一日に5キロの草を食べるので、
また、木の皮や農作物もで
ブナは立ち枯れ、
林床植生の裸地化、土壌流出、鹿の不嗜好性植物の増加へ。
更に鹿の食物環境悪化で、鹿自身の栄養状態にも影響が。

優れた環境適応能力で鹿は日本中に増え続け深刻な問題に。
本州以南で50万頭もいるのは驚き。

国は、税金を投入して減らす努力をしているようだが
なかなか成果が上がるまではいかないようだ。

------------- 今日はここまで。 -------------------------













初冠雪?

2019-02-09 23:36:08 | 自然・環境問題

“朝から大雪に”
な~んて天気予報に慌てたが・・・
そんな気配もなく、拍子抜け。

数羽のオナガが金柑の実を
啄みに来て・・・


どんよりの寒空にも
なかなかマッチする色合いの鳥だな~と
見とれている私の横で、

どうぞ雪が降ってきますように。。。
と、孫が手を合わせている。

昨日から、あんなに楽しみにしていたのに・・と
ちょっと可哀そうになった。


もう降らないね と諦めさせた4時過ぎ、
ついに雪が降ってきた。。。

孫は、靴下のまま外に飛び出して
空に向かって両手を広げていた。

願いを聞いてくれた 天の神様に感謝。

ほんのりと雪化粧した葉っぱと芝生。




次回は 雪だるまと かまくらが出来るかな?