この何日かは、なんだか落ちつかない感じがしていた。
その理由はというと、あの「クマガイソウ」が気になっているから!
どうも今年は、どの花もいつもより1週間程度早く咲いている。
私たちは、17日の日曜日に湯布院近くの、あの森へ行く計画を立てていた。
九州では「幻の花」といわれている「クマガイソウ」が咲くあの森へ!
花の時期が過ぎているのではという心配をしているのだ。
とはいっても、計画の前倒しはできないので、17日の日曜日に、
いつものYさん、Kさんと、Mさん、久しぶりのAさんの5人で福岡を出発した。
そして、10時頃そのとある森に着いた。
最初に出迎えてくれたのが、この花。
「チゴユリ」この花は初めてだった。
バイカイカリソウも咲いている。
こちらはニシキウツギかな?
この森の新緑も美しい!
とある森の中を「クマガイソウ」を探してうろつく。
と、ひっそりと「ギンラン」も咲いていた。
この森の中は、いろんなのと出会える。
立派な「ツクバネソウ」
「フタリシズカ」
小一時間近く探し回っていたその時、Aさんの声が聞こえた。「あった!」
思わず私も声を上げた!「花は咲いてますか?」
と、遠くのAさんが大きく手で丸印!「ヤッター!」と急いでそこへ向かった。
なんと表現して良いのか、いつ見て驚きの花だね!
この地には、4株が花を咲かせていた。
写真だけでは、大きさがよくわからないけど、
普通の卵の2倍くらいの大きさかな。
「今年も会いにおいでよ!」と聞こえたような気がしていた。
そして、きれいに咲いてる「クマガイソウ」を見ることができた。
みんなで、長い時間見つめていた。ちょっと斜め後ろから。
本当に大満足の「クマガイソウ」との再会ではあったのだが、
この地以外に咲いてるのはないか、付近を探してみた。
「心悪しき者、立ち入るべからず!」
また、Aさんの声、「ここにもあるよ!」
この自生地のは花が咲いていなかった。
更に奥の方に進んでみると、もう一ヶ所見つけた。
こちらは、8株ほどあったが、咲いてる花は一つ。
これで、3年続けて「クマガイソウ」に会えた。
しかし、「幻の花」といわれているように極一部にしか自生していないようだ。
これからも、この地でずっと咲き続けてほしいと強く願っている。
ふと、「クマガイソウ」の咲くこの森の上を見上げた。
「クマガイソウ」を慈しみ、見守るかのような新緑がそこにあった。
ただ、四国などでは大群生地もあるようで、いつの日か
そちらにも、是非行ってみたいな!
森の入り口に戻る途中に、また、「ギンラン」を見つけた。
この森で3株目である。
木漏れ日のさす風景。
そしてこんな花も。
大満足のなか、1時過ぎにはとある森を後にしたのだが、
せっかくここまで来たのだから、山を一つ登りたいねということになった。
それもここでアップすると長くなるので、
次回(ミヤマキリシマの咲く飛岳に登る!)へと続く!
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