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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

今年も会いにおいでよ! (クマガイソウがおいらを呼んでいる!)

2015年05月18日 | 山登り


この何日かは、なんだか落ちつかない感じがしていた。
その理由はというと、あの「クマガイソウ」が気になっているから!

どうも今年は、どの花もいつもより1週間程度早く咲いている。

私たちは、17日の日曜日に湯布院近くの、あの森へ行く計画を立てていた。
九州では「幻の花」といわれている「クマガイソウ」が咲くあの森へ!

花の時期が過ぎているのではという心配をしているのだ。

とはいっても、計画の前倒しはできないので、17日の日曜日に、
いつものYさん、Kさんと、Mさん、久しぶりのAさんの5人で福岡を出発した。

そして、10時頃そのとある森に着いた。
最初に出迎えてくれたのが、この花。
「チゴユリ」この花は初めてだった。


バイカイカリソウも咲いている。






こちらはニシキウツギかな?



この森の新緑も美しい!



とある森の中を「クマガイソウ」を探してうろつく。
と、ひっそりと「ギンラン」も咲いていた。



この森の中は、いろんなのと出会える。
立派な「ツクバネソウ」


「フタリシズカ」



小一時間近く探し回っていたその時、Aさんの声が聞こえた。「あった!」

思わず私も声を上げた!「花は咲いてますか?」
と、遠くのAさんが大きく手で丸印!「ヤッター!」と急いでそこへ向かった。



なんと表現して良いのか、いつ見て驚きの花だね!



この地には、4株が花を咲かせていた。






写真だけでは、大きさがよくわからないけど、
普通の卵の2倍くらいの大きさかな。



「今年も会いにおいでよ!」と聞こえたような気がしていた。



そして、きれいに咲いてる「クマガイソウ」を見ることができた。



みんなで、長い時間見つめていた。ちょっと斜め後ろから。






本当に大満足の「クマガイソウ」との再会ではあったのだが、
この地以外に咲いてるのはないか、付近を探してみた。
「心悪しき者、立ち入るべからず!」



また、Aさんの声、「ここにもあるよ!」
この自生地のは花が咲いていなかった。


更に奥の方に進んでみると、もう一ヶ所見つけた。
こちらは、8株ほどあったが、咲いてる花は一つ。






これで、3年続けて「クマガイソウ」に会えた。
しかし、「幻の花」といわれているように極一部にしか自生していないようだ。
これからも、この地でずっと咲き続けてほしいと強く願っている。



ふと、「クマガイソウ」の咲くこの森の上を見上げた。



「クマガイソウ」を慈しみ、見守るかのような新緑がそこにあった。



ただ、四国などでは大群生地もあるようで、いつの日か
そちらにも、是非行ってみたいな!


森の入り口に戻る途中に、また、「ギンラン」を見つけた。
この森で3株目である。







木漏れ日のさす風景。



そしてこんな花も。



大満足のなか、1時過ぎにはとある森を後にしたのだが、
せっかくここまで来たのだから、山を一つ登りたいねということになった。

それもここでアップすると長くなるので、

次回(ミヤマキリシマの咲く飛岳に登る!)へと続く!

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