いつもと違うところのカワセミちゃん！コスズガモにも！（室見川カワセミ日記46）

いよいよ年度末を迎えようとしている。
野や山ではそれこそたくさんの花々が一斉に咲きはじめ、
至る所で燃えるような息吹を感じる季節でもある。

しかし、一方では様々な出会いと別れの時である。
卒業だとか、巷では離任式や定年退職の便りも聞こえてくる。

なので、別れの悲しみや、新たな旅立ちへの喜びなどに満ちてる人、
また、そんなのを横目に複雑な気持ちの人たちもいるかもしれない。

だけど、無情にも季節はそんな人々の思いを尊酌することなく月日を重ねていく。

そのような季節の中で、私はというとそれらの世情には何のかかわりもなく、
４月早々に予定しているあの手術が痛くなく無事に終わってすぐに回復し、
いつもの山仲間と、あの山この山であの花この花を見ようと頭をひねっている。

つまり、何とものんき気ままに、ただただ季節に流されているだけである。


何々？思わず（なんのこっちゃ！）との声が聞こえてきそうだ。
「いえいえ、そんなことではなく、かくかく然々……」
てなことを書いていると、今日の本題に進めないのでこれくらいにして。


先週、いつもの室見川を花散策した折、実は多くの「鳥」にも会っていた。
なので、今日はいつもと違った場所の「室見川カワセミ日記」をお届けしたい。


まず最初に見かけたのは、



今の季節どこでも見かける「ツグミ」



「ジョウビタキ」もすぐ近くまでやってくる。



辺りをよく見ると、♀も見つけた！



何か動いたので、カメラを向けると
分かりにくいが「アオジ」だよね！


この鳥は？



土手の向こうに頭を出している君は？



「ヒドリガモ」さんも青春してるのかな？



なんて思ったりしてたら
大きな群れをつくっていた！


ゆっくり花散策をしていると、向こうの堰に……



いつもの所よりもだいぶ上流なのだがここにも「カワセミ」がいた！



そのうえ、思いもかけずに近くに飛んできた！



花散策ではあったが、「鳥」用カメラも一応は持ってきていた。



いつもの「カワセミ君」ではなく、「カワセミちゃん」だね！



どうもこの近くにも餌取りのポイントがあるようだ。



花散策を中断して、「鳥見」に専念。



ここでも、何回か飛び込んでいた。



どこで見ようと「カワセミ」はカッコイイ！



と、別の意味での満足感を味わってから本来の花散策へと戻った。

そうすると、バズーカみたいなレンズのおじさんと出会った。
何だかすぐ近くに「ミヤマホオジロ」がいて追いかけてきたとのこと。


一時、「鳥」の話をしたのだけど、中央区のあるところでは、
「人になれたカワセミが出没していて簡単に撮れるよ！」とか、
「今、ある池に珍しいカモが来てるよ！」なんかの情報をいただいた。


普通だったら、すぐにその池に行ったりはしないのだけども、
たまたま、その池の近くを通ったのでちょっとだけ覗いてみた。
なんと、見知らぬ鳥が一杯！


後で調べると、この鳥は「キンクロハジロ」というようだ。



中々の姿をしている！
目つきが鋭い！


こちらは「メス」。



人の親切な助言は、有り難く受けるものだね！



まさか、こんなのが撮れるとは思わなかった！



でも、本命はこの鳥ではなく、この群れの中の一羽。



ずっと眠っていたけど、しばらく待っていると、
起きあがってくれた。


その美しい姿を魅せてくれた。その名は「コスズガモ」！



偶然のある人との出会いが、この鳥と出会いをもたらした。

そんなもんなんだろうね！この世の中は！


冒頭に書いたように、いろんなことは偶々の積み重ねの中で創られていく。

良くも悪くもその流れの中でも、しっかりと自分を見つめていく！

しっかりと自分の足で一歩一歩と歩んでいく。

そう考えることで、私は今を生きていけるような気がする。


何だか訳のわからんことを書いてるが、これも年度末の影響かも知れない。