いよいよさくらも咲きはじめ、春爛漫といっても良い季節が到来している。
しかし、一方で、春は別れの季節でもある。と同時に、新たな出会いの季節でもある。そんなことや何やらとあって、年度末は何かと慌ただしい。公私ともにいろいろと用事が起きてくる。
なので、気分的なこともあり、山登りなどの日程が組みにくい。それでもどこかに行きたいなぁーなどと思っている時に、地域の写真愛好家の人達から、昨年の今頃に行った男池・阿蘇野の記事(こちら)を読んで、是非案内してもらえないかとの要請があった。
私的には、もちろん異存があるわけはないのだが、問題は日程だった。
それで、いろいろと調整をした結果、29日の日曜に行けるようになった。
そんなこんなで少しバタバタしたのだが、今日の目的は、「ユキワリイチゲ」と「アズマイチゲ」なので、花が開く時間を考えて少し遅めに福岡を出発した。
長者原に着いたのは、11:30頃である。天候は少しうす曇りなので、花が開いているか心配をしたのだが、要らぬ杞憂だった。
最初に向かったところは、「男池」。昨年は1週間前に来たけれど、あまり花が咲いてなくて、どうにか「アズマイチゲ」を数株見つけただけだった。「今日はどうかな?」と思いながら散策を開始した。
いつ来ても、ここはとても感じがいいね!
途中にはこんなところもあった。
何組かの人たちが花を探している。なので、そこら辺に行ってみると、「ユキワリイチゲ」に早くも出会うことができた。
昨年は1株も見つけることができなかった。なのに今年はというと!
あちらこちらに「ユキワリイチゲ」が咲いている。素晴らしい!
まだ冬枯れの気配が漂っている森の中も、確実に春が近づいている。これは、「バイケイソウ」かな?
苔も生き生きと輝き始めたみたいだ。
定番の「石を抱く木」。などを撮りながら歩いていく。
「アズマイチゲ」はどこかな?と探していると、三脚使いの女性カメラマンがいるグループの一人から大きな声が聞こえてきた。「こっちに咲いてるよ!」と。何も話してないけど、ついつい声に誘われてふらふらと近づく私。(なんのこっちゃ!)
ありました。咲いてる咲いてる!
とてもきれいだね!
こちらはまだ開ききっていないが、とても清楚!
あまりにも美しいので、あっちから、
こっちから、撮ってみた。イイネ!
今日一番の別嬪さん?
ここで次のところへ行こうかなと戻り始めると、一人の男性が、「ここにサバノオが咲いてますよ」と教えてくれた。
へぇー、サバノオが咲いてるんだ!「ヤッター!」今シーズン初めてだ!
そしてここには、もう一人飛び切りの美人さんがいた。
この木の花は何だろう?
そして、次のところへと移動した。「とある民家の倉庫の裏。」今年も咲いてました。
ここの「ユキワリイチゲ」は色合いがとても強い!
もしかしたら、植栽のものかもしれないね。
何ともいえない風格みたいなものを感じる!
そして、ここにはもう一つ素敵な花が咲いている。
そう!「アマナ」なんです。ここのはとても大きくて、なお且つ色合いもいいのだ!
イイネ!
一緒に行った「写真愛好家さんたちも大満足みたいだ。「よかった!」
帰りに、白水鉱泉に立ち寄って「ミズバショウ」
「ショウジョウバカマ」は色が濃いい。
最後に、いつもの囲碁神社で少しばかり都合の良い願いをして、
「耕吉の湯」で汗を流して
杖立の鯉のぼりを見てから、帰福の途についた。
取り敢えずは、大満足なのだが、今後の計画をどうするかが決まっていない。
いつもの山仲間と真剣に話し合わなくてはいけないな。
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