
まず最初に、「熊本大地震」で被災された人たちに心からのお見舞いを申し上げます。
自然のなせることとはいえ、あまりにも無惨、無常すぎる。
私の住んでいる「福岡市早良区」でも、携帯の「エリアメール」が何回も鳴り響いた。
「地震です!地震です!」の声に慌てて飛び起き身構える。
一呼吸置いて続く大きな揺れに、慌てて近くの本棚を押さえる。
だがそれは、大した出来事ではなかった、被災地に比べると!
以前、熊本城の素晴らしい満開の桜を見たことがある。
「益城」は、あの「コッコローチキン」があるところ。
垂玉温泉は、私の愛する名湯の一つだ。
それこそ、南阿蘇はつい先日、根子岳を登り「オキナグサ」を見てきたばかりのところ。

それが、多くの人々が被災され、橋が落ち、山が崩れている。
あまりの災害の大きさに、ただただ心が痛む!
何はともあれ、速やかな復旧と穏やかな日々が再び訪れますように!
「切に!切に!祈りたい。」
そんな中ではあったが、今日は、天気予報がはずれ、朝から晴れていた。
それで、気になっていた「水無」へ少しの時間だったが行くことにした。

ここにはいつも「シロバナオドリコソウ」が咲いている。

そして、水無の登山口に着いた。

今年は時間をとれなくて、ニリンソウを見に行けてなかった。

昨日の嵐で、いつものように登山路にはヤブツバキが落ちている。
と、こんな場面を期待してしまう。

昨日の雨で増水していて、渡渉箇所が渡りにくくなってはいたが、「ニリンソウ」は満開だった。

次のこの沢の主役になるだろう「コンロンソウ」も咲きはじめていた。

そして、「コガネネコノメソウ」はまだ頑張っていた。


「シロバナネコノメソウ」は終盤をかな。

「イチリンソウ」は、大きな花を咲かせている。


もう少し先へと進もう。

今の主役「ニリンソウ」が至る所でお出迎え!

「コチャルメルソウ」と絡み合っているものも。

でも、沢のあちらこちらで咲き誇っている「ニリンソウ」がカッコイイ!

思わず、立ち止まって撮り続ける。

「水無」には、とても「ニリンソウ」が似合う。


もう少し先に進んでみよう。


いつものところに「ツクバネソウ」が咲いている。

そしてその近くには、「ラショウモンカズラ」。

この花は、この水無の所々で存在感を示している。


この花は?

このスミレも?

「イチリンソウ」とムラサキケマン。

そして、乱舞する「ニリンソウ」。

こんな素敵な沢を私は他に知らない。

できるだけ美しく切り取ろうとするけど、

中々そうは問屋が卸してはくれないけど、

これからもこの沢で咲き続けて欲しい!

水無の沢でカメラを構えているときも、ずっと「熊本」が気になっている。
今読んでいる本の一文。
『「私も祈ります。」神も仏も信じない自分の口からそんな言葉が出たのは意外だった。
嘘偽りなく、いまその希望を叶えてくれるのなら、
疎遠極まりなかったこれまでの神仏との関係を修復してもいいような気がしてきた。』
素敵なフォトが残りました。
最後の一文はフォトの小さな花たちを見ていると修復しているのですね。
気になる幣立神宮は大丈夫だったでしょうか。
ワタクシも祈っています。
先週の日曜日の南阿蘇はまさに桃源郷でした。
色とりどりの花があふれ、まさに感動の一時でした。
その4日後の突然のでき事でした!
私たちの存在は本当に小さなものですね。
だからこそ、自然への畏怖の心を常に持たなくてはと,
今回の出来事で強く思いました。
名前が?の花はツルカノコソウ(これは間違いありません)とタチツボスミレ(ではないでしょうか?)だと思いました。
私も本日同じところを歩いてきました、ニリンソウの谷になっていましたね。
楽しい渓谷散策(山頂はもとより、渓谷の途中までです)をしてきました。
どこかでお会いしましたらよろしくお願いいたします。
これからの背振山系はにぎやかになりますね。
あの花この花と咲きはじめ、私たちを楽しませてくれるでしょう。
このブログで、私は顔を出してますので、どこかの山で見かけたら、
気軽に声を掛けてください。