14日に平戸の「志々伎山」に登ってきた。
毎年この時期になると、「ダンギク」に会いたくなる。
かれこれ5年近くになるかな、「ダンギク」との出会いは。
長崎の松浦の近くの白岳で、その花にはじめて出会ったのだけど、
切り立った岩場の上で、風に揺られてひっそりと優雅に佇んでいた「ダンギク」。
それはそれはとても魅力的で感動の出会いの瞬間だった。
それ以来、白岳と平戸のお山を交互に、毎年見に行っている。
今年はいろんな事があって、どうも見れないかもしれないかな、と思っていると、
昨年「礫岩」を一緒したFさんと、たまたまお会いする機会があった。
その時、「今年も平戸に行こうよ!」という話になった。
もちろん私は何とかしていきたいと思っていたので、後は日程の調整である。
結論として、「14日の金曜日」、なので休暇申請と相成った!
参加者は、私とFさん、Iさん、Sさんの計4人。
ということで、今年も「平戸遠征」ができるようになり、
西区の某所に7時に集合して一路「平戸」へと向かった。
福岡から平戸までは、西九州自動車道が整備されてきたこともあり、
休憩も含めて、約2時間あまりで平戸に到着する。
ただ、今回登る「志々伎山」は平戸島の最南端.
なので、「志々伎山」の登山口には、9時45分に到着。
今から登る志々伎山の雄姿。
取りあえず「志々伎神社」にお参り。
ここの狛犬も良かった!
2種類あったのだけど、趣がある!
誰もいない登山道を登っていく。
回り込むように登っていくと、突然見晴らしが良くなる。
そしてそこには目的のこの花が!
そう!毎日夢にまで見た「ダンギク」!(ほんまかいな!)
3段までは見つけるが、
ここではそのくらいにして、頂上に期待して先に進む!
この花は何かな?
先へと進むとこれが結構厳しい!
地元の人が張ってくれたロープでバランスをとりながら
「よっこらしょ!」と登っていく!
そして稜線に出ると、絶景が待っていた。
ちょっと曇っているので、海の色がイマイチ。
それに残念なことに、頂上の「ダンギク」がこの通り!
もうすでに終わっていた。(悲しい!)
だけど他にも花を求めて、
「チョウセンノギク」と思っていたけど、
これは「コシオガマ」かな。
「ヤマラッキョウ」は今から
本当なら、この構図で「ダンギク」と撮りたかったね!
ここで、11時半前ではあったけど、今日の豪華ランチ!
本当に豪華!
大満足の豪華ランチの後には、しばし絶景を楽しむ!
昨年登った「礫岩」も見えた。
知り合いの出身地である「宇久島」も見えた。
今日はまだ行かねばならぬところがあるので、ここらで下山開始。
先ほどのところで、再度「ダンギク」に取り組む。
やっぱし、「ダンギク」は最高だね!
良くもこんな美しい姿になってくれたね!
自然の偉大さに感謝!
志々伎を背景にしてパチリ。
十分「ダンギク」を堪能して登山口へと急ぐ。
志々伎神社の中宮は、廃墟となっているので
こんなのも撮れてしまう。
この山では必ずと言っていいほど
「アサギマダラ」と遭遇する。
そして、平戸の途或ところ。
そこは去年はじめていったところ。
ここは「ダンギク」が真っ盛り!
そして、これこそが今回の真の目的!(なんのこっちゃ!)
そう、麗しき「シマシャジン」!
日本には、この平戸と五島列島の2ヶ所しか咲かないという。
この花に2年続けて出会える幸せ!
この地で一人の男性と出会った。
とても「花」に詳しい人でいろいろと話をすることができた。
何だか「シマシャジン」が出会わせてくれたような、そんな気がした。
「シマシャジン」の最後は、「天空のシマシャジン」。
この近くには「キセワタ」も咲いていた。
平尾台でも見たことがあるけど、絶滅危惧種なんだとか!
そしてこれも教えていただいたのだけど、
「ホソバワダン」。
大大満足のなか、この途或ところを移動して次の山にと向かった。
そう「佐志岳」に登る!
Fさんには今回もいろいろとお世話になった。
この地では期待の花はちょっと空振り!
ただ、「シロバナアキノタムラソウ」が待っていた!
シロバナは初めてだ!
普通の「アキノタムラソウ」はこんな感じだよね!
そして問題の「チョウセンノギク」。
まだちょっと早かった。
これまで「ハマベノギク」を「チョウセンノギク」と思っていた。
一輪だけ咲いていた「ウサギギク」。
「イトラッキョウ」もまだこんな感じ。
今月末が良いとのことだった。
しかし、しかし本当に大満足の「平戸遠征」になった。
天気も良くなって絶景が見れた。
平戸とお別れする時には、
絶妙な夕暮れが!
私たちを見送ってくれた!
なんと表現して良いのかわからないが、「惚れてまうやろ!平戸!」。だね!
見せて頂き、
満足です。
「ダンギク」と「シマシャジン」は、
平戸を代表する花だと思います。
ただ、福岡からは遠いところです。
何回もというわけにはいきませんね!