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「おはよう神様」

2006-03-28 14:08:16 | おはよう神様
ハルの心が成長しています。
恋をして、喜びを知り、ときめきを知りました。
でもそれだけじゃない、息も出来ないほどの苦しみや、もどかしさも知りました。


「おはよう神様#7話」


以下ネタバレレビューです。


ウネにキスをしたドンジェ。
ハルを呼び出してハルが見ていてもキスを続けたドンジェ。
ハルはたまらない気持ちで外へと出て行きます。
ウネはドンジェの頬を打ち、ドンジェを責めました。
ドンジェにウネへの気持ちがあるとはウネには少しも感じられなかったはずです。
「恋人になってやる」と言うドンジェ。
ウネが望む事は何でも聞くと言うドンジェにウネは聞きます。「結婚してくれるのか?」と。
ドンジェは「愛は信じないんだろう?俺も信じない。愛や結婚以外の事は
全部聞いてやる」と・・・ウネは「私も哀れけど、アナタは不幸な人だ。」
「脳ミソだけじゃなく心も豊かになれば?愛を信じなければ、恋愛しなければいい。真似事で恋愛しようとせずに・・」
そういい捨ててドンジェの元を去ったウネ。
ドンジェの心をウネの言葉は揺らしたと思うけれど、
まだドンジェの硬い冷たい心は、その言葉を素直に受け入れられない・・・
そしてウネも本当はとても傷ついている・・・
ハルはもっと傷ついている、戸惑っている・・・
「少しの間でいいから僕の心を止めて・・・せめて息が出来るくらい」
ハルの叫びがとても切ないです。

心と体とそして知能は同じスピードで成長していく事が自然なのだと思う。
ハルの様に突然知能だけ成長しても、心の成長が伴わないと辛いと思う。
まして、ハルの体は大人だし・・・
頭が良くなれば叶うと事、手にする事が出来ると思っていた物が
実際頭が良くなったからと言って、手にする事が出来ない現実。
ハルの叫びが本当に辛かったです。

院長はピルグシに病院への復帰、医師への復帰を持ちかけますがピルグシは応じません。
居候アジュンマと院長のピルグシを巡る攻防が面白い(笑)

ハルはピルグに自分の指導を頼みました。かつて医師としてドンジェを指導していたピルグ。
そのピルグに指導してもらったら、ドンジェに勝てる男になるとハルは考えたのです。
ドンジェの様に富と名声を手に入れたいと頼むハル。

翌朝、ウネの家の前で待っていたドンジェ。
「昨日のことが気になって眠れなかった」と言うドンジェ。
ドンジェがウネに恋人になってやると言い出した原因はハルでした。
ハルのウネへの気持ちをあきらめさせたい・・・ハルがウネへの恋心で
混乱している状況を脱するためにもウネへの気持ちを諦めさせたい。
だから、ウネと自分が恋人のフリをしてくれと・・・
「ハルの為を考えてくれ」と言うドンジェの言葉がウネの頭から離れません。

ハルのピルグへの頼みをピルグは受け入れません。
ハルも簡単には諦められず、ピルグに粘り強く頼みます。
ピルグは「目的が勝つ事だから教えない。誰かに勝つために何かをする事ほど
卑しいことはないから。本気で私から学びたければ、自分の人生の目的を
探し出せ」と言う宿題を与えます。

このドラマが面白いと感じてる事のひとつの要因に愛すべき脇キャラの存在が
あると思います。
借金取りのあじょし達がウネを見守る姿や院長の娘ミンジュとムルトンの純粋な恋
が、少し重いテーマのこのドラマの中でホッとする、ちょっと笑えるシーンで
上手に取り入れられています。
こういう愛すべき脇キャラの存在が光るドラマは面白みも倍増します。

ハルは必死でピルグに何故学びたいかを伝えますがピルグを納得させられる
答えは導き出せないハル。「心で悩んでみろ」と言うピルグの言葉が重いです。
もどかしくてたまらないハル。
そんなハルとウネは会いました。
お酒を飲みながら話すウネとハル。ハルとドンジェの不仲を心配するウネ。
自分のせいでハルが無理をしてるのではないかと心配なウネ。
「何も心配する事はない。ただ僕が毎日どんなときも必死で努力しているのは
君のためでもあるという事だけは覚えておいて」と言うハル。
「いくら努力しても私はアナタには何もしてあげられない。私に何も望まないで。
私のためと言わないで。私のためにアナタが別人になっていくのが耐えられない。
アナタは笑顔が一番素敵なのに、アナタが笑っていると私も嬉しくなった。
いつからかアナタは笑わなくなった・・・」
ウネの言葉に泣けてしまいました。
ハルの飛び切りの笑顔が消えてしまった事、知能が上がって幸せな事だけでは
ない現実に苦しむハルの姿。
ウネにはその事が耐えられないんだよね。
ウネの笑顔を見れるだけで幸せだったハルだけど、今はウネの為に必死で努力して男らしくなろうとするハル。
ウネの大好きなハルの笑顔、消えてしまったハルの笑顔。
ウネはハルを苦しめたくないし、ハルの笑顔を奪ったのは自分だと責めてる
んだよね・・・
ハルと話した後、ウネはドンジェを訪ねます。
ドンジェの提案を受け入れ、恋人のフリをする事にしたのです。
ハルの邪魔はしたくない・・・
「ハルが私をあきらめるまで、ハルが自分の道を見つけるまで、恋人のフリを
する、でもどちらかが本気で好きになったらこの取引は終了」そう告げたウネ。
ハルの事を思うと胸が痛いから・・・と理由を言ったウネ。
「本当にそれだけなのか?」と聞くドンジェ。
アナタはウネを好きになってるんじゃ~ん!
ウネは「それだけじゃないといけない・・」とドンジェへの気持ちに必死でブレーキをかけているし・・・

ハルはウネの言葉にやっと大切な事を思い出しました。
ウネと二人でただ笑いあった事、ウネの笑顔が見たかった事・・・
「一体何を間違ってしまったのだろう?」と自分に問いかけるハル。

翌朝、晴れ渡る空の様なハルの笑顔が戻っていました。
真っ先にウネの元へと走るハル。
「僕が知的障害者だと分かると人は腫れ物に触る様に接した。僕は正常はないから。
バカでも心で感じられるから分かっていた。
でもウネは本気で僕に接してくれた。口ではキツイ事を言っても本気で心のうちを見せてくれた。
僕をバカ呼ばわりしても僕の前で泣いてくれた。
僕はすっかり忘れていた。僕が笑うといつも君も笑ってくれたこと。
笑うよ、笑わせてあげるよ。」ハルはウネに話します。
ウネは「ドンジェと付き合う事にした」と告げます。ハルの言葉が心に響いて
ハルの顔を見れないでそう告げるウネが悲しかったよ~。
でもハルは「君は僕にとって側にいてくれるだけでありがたい存在だから」
その言葉にたまらず外へ飛び出すウネ。
泣いているウネを借金取りのあじょし達が取り囲んで、優しく泣かせてあげるのですよ(笑)
あじょし・・・・ウネが好きなの?(笑)
ハルはピルグの元を訪ねます。
「結局大切なのは僕自身でした。僕の心が幸せになること」
その言葉にピルグはハルへ教える事を承諾しました。
ピルグは院長を訪ねて「医師としてではなく清掃員として病院へ戻る。
ハルと一緒に病院で清掃員として働く」と告げます。
院長はそれを承諾します。
しかし、ドンジェは面白くありません。
ピルグ達と共に清掃の仕事をしながら、患者の脳波等の見方や症状にあわせた
ベッドの角度をピルグから教えられ、ハルは脳に関してなど自分が興味を持った事を積極的に自分で学び始めます。
仕事も、そしてスポンジを水が吸収する様に知識を吸収していくハル。
面白くないドンジェはピルグへ聞きます。
「面白いですか?僕からハルを奪って。僕に挑戦状を叩きつけて面白いですか?
ハルが僕を超えられると思っていますか?」と・・・
ピルグは「君とハルの指導において大きな違いがある。
あの頃の君は頂点だけを目指していたが、ハルはただ楽しんでいるだけだ。」と答える。
ドンジェは自分の手で賢くしたハルが自分とは違う何かを掴みかけていると
どこかで焦っている様な気がします。

楽しそうに清掃用のマシーンを運転しているハル。
そこへドンジェと待ち合わせをしているウネがやって来ます。
二人で子供の様に清掃マシーンに乗って遊ぶウネとハル。
ハルに子供の様な笑顔が戻ったら、ウネにも笑顔が戻りました。
その事が嬉しいハル。良かったね、ハルが笑えばウネも笑う。
そんな二人を見たドンジェ、ウネの笑顔に感じることもあった様です。
ウネと共に立ち去ろうとしたドンジェですが
引き返してハルに聞きます。「幸せか?」と。
「そうなりたい」と答えるハル。
「勝利だけが目的なのは卑しい事です。これまでのもどかしさや苦悩や
先生を憎み恨んだことも・・・先生に負ける事が怖かった。ウネを取られることが
怖くて不安だったけど、幸せになる意味が少し分かったから恐れは捨てます。
ドンジェ先生の事も分かった。先生も人間以上の存在にはなれないから。
先生も僕と同じ様に嫉妬して恐れて苛立つ・・・ただの人間だと分かったから。
先生を理解できるようになったから」ハルの「理解」と言う言葉に過剰に反応する
ドンジェ。一体俺の何が分かるのか?そう聞くドンジェにハルは答えます。
「少なくとも、寂しいという事だけは分かる」答えたハルをドンジェは
殴ります。震える手で必死に我慢していたけれど、堪えきれずにハルを殴りました。
ドンジェの心の闇・・・必死で勉強して来たドンジェの寂しさをハルに
分かるはずもないと言う気持ちと、あまりに的確にハルに言い当てられた
苛立ちなのでしょう・・・・

ドンジェ、寂しい人ですね。
ハルが心で学んでいる事、ドンジェは学んでこなかったのだろうし
その事を一番後悔しているのは恩師であるピルグなんだろうなぁ。























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4 コメント

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四月ですー☆ (fiore)
2006-04-01 08:03:56
おはようございます。

yonlyさん「おはよう、神様」っておすすめですか?

未見なので・・今ならまだ間に合うし・・・

みなさんは、ユースケ版だけど私はクリフ・ロバートソン版で見ました。

って、知らないですよね(汗) 彼はこの作品でアカデミー賞受賞しました。



KBSは4月から仕切りなおしだから迷ってます。

お友達からすすめられていたと記憶しますが、「黄金のリンゴ」はいいですよ。







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4月ですね♪ (yonly)
2006-04-01 14:02:37
fioreサン、今日は♪

4月ですね~。福岡も桜が満開ですが今日は

お天気がイマイチです。



私もユースケ版は未見です。

そうそう!クリフの映画のタイトルなんでしたっけ?

「アルジャーノン」じゃなかったですよね?

それ思い出したかったのですよ。見てないのですけどね(爆)

こころのホニャララ~?あ~思い出せない・・・



「おはよう神様」は原作とはまた違い

かなり韓ドラ的な味付けがされてますが

それはそれとして良いと思います。

ただ、まだ途中なので・・・・

韓ドラは失速してしまう事がよくあるので(笑)



今「恋するスパイ」が失速気味です。



fioreサンも「黄金のリンゴ」おススメなんですね。

仕切りなおして見ますね。



チングの新しいお気に入り俳優サンが出現した

らしいので(笑)





返信する
「まごころを君に」☆ (fiore)
2006-04-01 16:30:51
yonlyさん、↑です。

では、見てみますね。ありがとうございました。

「恋するスパイ」は済です。そうです、後半の展開は許せませんっ!!!(笑)



サンウ君が福岡に来るんですか、yonlyさん、お気に入りなんですよね?

福岡はおもしろそうなイベントけっこうあるんでしょう?

FBSなんか力入れそうですが・・・



で、お友達のお気に入りって誰なのかなー。

チョン・チャンさんじゃないですよね。(笑)





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スッキリ! (yonly)
2006-04-02 06:00:37
fioreサン、そうです!「まごころを君に」でした!

やっと思い出せました(笑)あ~スッキリしました。

ありがとうございました



「恋するスパイ」やっぱり・・・・

ここ数話の展開からチョットその失速の匂いが

プンプンして来てます(笑)

私がカン・ジュン派だからでしょうか?(笑)



サンウを好きになったのは「天国の階段」が

日本で放送される前だったのです。

まさか今みたいに「韓流スター」になるとは

思ってもみなくて(爆)

今は・・・・かなり落ち着いたと言うか・・・

ハハハ~



チングはですね、チョン・チャンシは「あんぱん」で既にお気に入りだったのですよ(笑)

「黄金のりんご」は別の方らしく(笑)

fioreサン、なかなか鋭いところ突いてきますね~。







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