大きな荷物を運ぶためステージアで行く事にした。
昨年から１度も乗っていなかった。
ガソリンが少なかったのでスタンドにいくために
エンジンをかけた。
ガ、ガ、ガの弱々しい音がしたが、しかしエンジンはかかった。
５分位の所にある行きつけのセルフスタンドへ行った。
給油が終わり、エンジンをかけた。
ガ、も、プの音もしない。
途方にくれていると！
女店員が不思議そうにこちらを見ている。
すみませーん。
女店員が飛んできた。
２０歳前後の可愛らしい女性だった。
エンジンがかからないのですが、と言ったら。
女店員はバッテリーを調べます。と言って計測器を持ってきた。
女店員は「バッテリー上がり」ですね。と言った。
バッテリーは１年前にこのスタンドで取り換えたばかりだった。
そこへ２０歳前後の男性の店員がやって来た。
「バッテリー上がり」ですか。
長期間車を使用されない場合でも、車はコンピューター、
時計、ステレオ、カーナビ等のバックアップ電源として
バッテリーに蓄えた電気を常時消費するため「バッテリー上がり」になると
男性は説明してくれた。
時々エンジンをかけるか、またバッテリーのマイナスターミナルを
外す方法もあるという。
女店員は可愛らしいマイカーを側まで持ってきてバッテリーを繋ぎ始めた。
ステージアは１発でかかった。
１時間位エンジンをかけておくように言われた。
ありがとうございました。
料金はいくらでしょぅか？
お得意様ですのでいらないですよ！と男性は言った。
２人にお礼を言って家に帰った。
やれやれ。
どっと疲れが出てきた。
