手作りだからいろんなことができる

前に告知した個人誌第二弾については、先週中に、最初にご希望いただいた皆さんには届いた頃と思います。

ということで、今回、中身はコピー誌ではありますが、表紙のみをオンデマンド印刷に依頼しました。
（写真の右のカラーのヤツ・Ａ５本）


経費とか悩みましたが、まあ、ともかく一度やってみようということで、おうちプリントではできない（ちょっと表面に加工のある）紙を利用しましたら、やはり外注！って感じになりますね。
オンデマンド印刷と、その前提としてのネットでのオンライン入稿も、思ったほど難しくなくて、またちまたのイベントとも重ならない時期だったのか、すごく早くに納品してもらえました。順風満帆。

問題というか困難はそのあと。
全２０ページということで、この表紙の間にコピーを４枚挟み込み、平綴じをしてみたのですが、なかなか折り部分（中央）にホチキスの針がビシッと決まらなくて、かなり苦労してしまいました。
専門の（大きい）平綴じ用ホチキス買うことも考えましたが、それほど使うかなということで、ウチにあった普通のホチキスを活用。まあ、慣れるにつれ、なんとか真ん中に打てるようになりましたが、いくつか針がよたっているのがあるかもしれません。
また、腕や肩の痛みにより、紙折り作業も苦労したり、針がフラットにならなかったり、何よりも小口を切りそろえる「化粧断ち」ができなかったのが残念。
こんなものでも、作業者の体調が影響するんですね。
こうした手間や作業を考えると、製本までを含めて外注してもよかったのかなあと思いました。
これは、作成総部数によりますけどね。

ところで、なにせ中身が４コマ漫画１３話しかないので、当初はもっと簡単な本にする予定でした。
もちろん、全部を手作りという路線は同じ。
なら、ちょっと変わったのを作ってもいいかなと、実はこんな体裁の本を考えていました。


Ａ４の紙を三等分し、合計で３枚を蛇腹に折り曲げ、さらに裏面にも続くという感じ。
よくお寺などにある般若心経の本みたいな感じです。蛇腹折り本。
こちらのサイトを参考にしました。

４コマ漫画には丁度いいサイズで、めくるリズムもそれ向けだと思います。
手にとってくださる方も、きっと面白いと思ってくれるでしょうが、なにせ手間がかかるので、すぐに諦めました。
唯一、自分のところに置いておくことにしました。幻の「GALAXY CAFE ２」でした。

さて、この本…。今後どうするか。
まだ、十数部残っております。あまり大々的にネットでも公表してきませんでしたし。
６月のイベントに参加するかということになるのですが、これ一つだとどうですかねえ。
考えられるのは、それまでに、もう一つ本を作る。一番手っ取り早いのは「第一巻の増し刷り」ですが、原稿がいい加減だったからなあ。
それとも、なにかグッズ（カードとか便せんとか）でも作りますかねえ。
すべてをいい加減にやってきたので、こういう時に悩んでしまいます。
可能性としては、サークル参加としては出ない可能性が高いです。
（仕事も変わっちゃったし～）

★「通販」について
まだ、サイトやＳＮＳでもＰＲしていませんが、もしも希望する方がいらしたら、サイトのメールフォームなどで、その旨お知らせください。
既知のネッ友の皆さんも、どうぞお気軽に連絡してくださいまし(^^)/
今なら、まだ初版限定のおまけ本（ロスサガＳＳ・オリジナル・未公開・残部少）を付けて、送料込300円でお送りしています。

美形６人６様

先日アップした「三銃士」２パターンの、お絵描きの裏話です。

＜慟哭組＞　シュラ・サガ・カミュ

＜聖域組＞　ミロ・ムウ・アイオリア



それぞれの位置は「アテナ・エクスクラメーション」での位置を採用しています。
なので、中央に位置するサガとムウは、やはり正面向き。
左側のシュラとミロは横向き、右側のカミュとアイオリアは左向きで描くということが決まりました。
で、それぞれの顔を別ファイルで描き、帽子をかぶせて制服着せてって感じで、人物を完成したのですが、出来上がってみると、一人一人の個性・性格が出たかなと感じました。

ということで、各キャラについての作者の感想を少々。

サガは、今回初めて原作カラー（金髪）にしてみました。
アニメカラーだと超現実的な青い髪。金髪だと、どこにでもいるフツーの美形になっちゃうのではないか。しかも、あの独特な跳ね髪も帽子で隠せるので、星矢世界から離れた普通のキャラとして描けるかなと・・・。結果としては、その通りになりました。
とすると、ラスボス・サガの超人的な強さの秘密は、髪色と天を突き上げるような跳ね髪に隠されているのではないか・・・それはそれで次なる妄想のネタになりそうです。
一番「秘密めいた剣士」に見えるんですが・・・。

カミュは、三銃士の国の出身。
そのせいか、ワタシ的には一番、このコスプレが似合うように思います。
慟哭組の中では一番年下だし、たぶん体格的にも一番華奢？かなと思うんですが、ちょっと胸を張って、すっくと剣を伸ばした姿勢は、一番「やる気満々」って感じがするんですよね。
表情も一番「凛」としているように見えます。一番強いかどうかは別にして。

シュラは、もともと「剣士といえばこの人！」ってことで、何度か同じようなテーマで描いたことがあります。私の中にはこのイメージが刷り込まれているようで、一番、落ち着いた剣さばきをしそうな剣士に見えます。
黒短髪も、ダークな「制服」に沈みながらも映えるというか「強さ・ストイックさ・真面目さ」が表われたような。

そんな慟哭組の三銃士のほうが、決意も結束も固そうな気がします。
一方の聖域組は、なんか余裕な気配・・・。

ムウもまた、初めて原作カラー（金髪）で描いてみました。
いつもは優雅なピンク色、でも金髪だとサガ以上に別人みたいです。
ストレートの金髪といえばシャカと雰囲気が重なるかと思いましたが、やはり麻呂眉が・・・。
正直、描いていて一番「うーん、どうなんだろう」と思ったのがムウでした。
ピンクの髪の方が「優雅な微笑み」には似合うような気がするんですけどね・・・。

アイオリアは、カミュと同じポーズなのに、カミュほど堂々とした感じがしないのです。
髪型のせいか？この角度の帽子をかぶせたら、なんか西部劇に出てくるような感じがしてしまって(笑)
（カミュがクールな瞳で小馬鹿にしてそう・・・）
こんな制服着せられて、慣れない剣など持たされて、さらにカミュに突っ込まれて
「ええい、面倒」って言っているような気がしてなりません。

最後に、ミロについて。
輝く金髪がゴージャスな男。いつもより「もふもふ感」は押さえましたが、この人、自分が美形だっていうの意識していますね、たぶん(笑)　すごく自信たっぷりの笑顔。
アイオリアと対極的な表情に見えます。
「こういうコスプレ、大好きだぜ～」って感じで、なんか楽しそう。
私の中ではミロが、この中で一番の楽天家のようです。

それぞれの性格など、描く前には意識してなかったのですが、出来上がったら見えてきた。
お絵描きって不思議だなあ。

「三銃士」を描いてみました

お正月に「仮面の男」という映画をテレビで見て、急に三銃士ものが描きたくなりまして、ちまちま描いておりました。
キャラはいつもの黄金聖闘士、そのコスプレです。
ツイッターで「総勢6人」とつぶやいていましたが、時間がないので、とりあえず「慟哭三銃士」のほうを貼りつけておきます。
「聖域組」はサイトを見てやってくださいませ。
は～、必要以上に時間かかったけど、出来上がってみると「なあんだ」ですね；

今年は辰（龍）年というので…

あけましておめでとうございます。

本年は昨年からの不安やモヤモヤを龍神に一掃してもらおうと、ネット友達には、こんな年賀状をお送りしました。



このところ毎年、黄金聖闘士がお年始周りをするというテーマで、いろいろ描いてきましたが、今年は青銅聖闘士の紫龍と春麗のノーマルＣＰで。
まあ「龍」といえば、この人かなあと思いまして。
＃星矢系絵師さんからの年賀状では、龍は龍でも「海龍＝カノン」が多かったようですが。

で、それに合わせて、落ちてきたネタで４コマ漫画。



紫龍のお師匠さん：天秤座の老師（童虎）が隠遁する五老峰へ、親友の教皇シオンが遊びに来まして。
迎え出てくれたのは、童虎が捨て子だったのを拾って育てた春麗。
それを見て複雑な思いのシオンさま…。
ふたりとも、261歳という設定だそうです。
そういう意味でも超人ですねえ＞黄金聖闘士って。
前聖戦時代の生き残りの二人ってことで、同人界では公認？のシニアＣＰなので、新春早々、遊んでみました。
こうしてみると、童虎って天然キャラ、シオンは意外と嫉妬深い俺様キャラみたいですね。

その後…



どうやってなだめたのかわかりませんが、仲直りしたようです＞シオン様と老師

李白の詩を引用しました。
水墨画の世界っぽく描けたら良かったんですが…。

ということで、五老峰からのお年賀三連発で、今年もよろしくお願いいたします。

今年最後の４コマ漫画

氷河との闘いで、腕を凍傷させられた一輝兄さん。
その時、氷河からそんなアドバイスを受けていましたね。

カノン島の噴煙に身を浸せ…と。

そんな島、ホントに地中海にあるんかい？
そしてその後、双子座のもう一人の名前が「カノン」というのが判明してから、気になって仕方がない土地になりました(笑)
固有名詞はほとんど出てこない星矢だけど、それだけに「カノン島」とか「ロドリオ村」とか、「カシモド」じいさんとか、何か気になるんですよね～(笑)

ということで、今年も４コマ漫画を楽しく描くことができました。
今年は「リア充」から始まって「イクメン」とか「スマホ」とか「ツイッター」とか「ロイヤルウエディング」とか「ＡＫＢ48」とか、今年のキーワードでも遊びました。
初登場のメンツもいろいろ。
冥界の人たちとか青銅二軍とか、辰巳さんなんか2回も出てきた。

全部で13話。まあまあの作品数かな。
近いうちに、これも去年みたいに「本」形式にまとめようかな…なんてことを、ぼんやり考えております(^^)。

普通のカラーイラストと違って、4コマ漫画は遊び心120%。突然、落ちてきたギャグネタを4コマに脳内でまとめるときが、実は一番楽しいときです。
美形たちを、しょーもなく描いたり、ビジュアルも思いっきりデフォルメできるのも、密かな楽しみ。
来年も、4コマ漫画、自己満足ではありますが、描きますぜ～。

4コマ漫画ラインナップはこちら。
http://eldosiesta.web.fc2.com/comic/sei/frame-set.html

ネクスト・プロジェクト！

写真は、今までに作った手作りの「同人誌」「個人誌」です。
コピー本や、インクジェットプリンタでのＰＣからの直接印刷という、非常にレアで、また痛みやすいものだったので、保存版の最後の一冊は、なるべく光に当てないように袋に入れて暗いところに保存していたのだが、先日、少なくとも表紙に図書館で貼る保護フィルムを貼るといいと教えてもらったので、製本テープの上ではあるが、すべてにフィルムを貼ってみました。
これで少しは安心して、手に取れますなあ。

その作業をしながら、改めて読み直したのですが、なんとまあ懐かしい。
「銅雀台」というのは、ニフティ時代の三国志ファンの女性たちの仲間で、すごく仲が良かったのだが、その交流の中でみんなが創作（テキスト）したものをまとめて、なんと2000年8月13日の「夏コミ」にサークル参加しちゃったんですね。ホントにあの頃の勢いって…すごい。
「魏」「呉」「蜀」のそれぞれに分けたやつと「三国詰め合わせ」の4種類。それぞれ20冊ずつぐらい持って行って、おかげさまで完売しました。
今読み直してみても、なかなか面白い。作品としてのクオリティは高いと思います。
装丁がチャチイにで、当時買ってくれた人も、今は処分しちゃったとは思いますが。まあ、それはそれ。

その後、私個人としては、オリジナルの学園モノ（テキスト）と星矢二次の4コマ漫画を、同じようにとして、コピー本（直接出力本）にし、ごく身近な友人に送りつけるというのをやってきました。
送りつけられた人は迷惑だったかもしれなかったけど、やはり作ったら誰かに見てもらいたいっていうのはあったし。

そういうこと（本作り）が好きなんだというのが改めて分かったわけですが、先日のオフ会でお会いした方々の影響を受けて、オフセット印刷（オンデマンドでも）も一度やってみようかな（で、オンリーイベントにサークル参加とか通販とか）…なんて大それたことを、ちょびっと考えはじめてたりして。

一方で、部数を作らないにしても、もうちょっときちんとした製本もしてみたいという刺激も受けました。
たとえば、写真のようなコピー本でも、表紙部分をもうちょっとしっかり作れば、もっと立派な本にもなるらしい。
また、テキスト作品ならば、同人誌的なＡ５判ではなく、文庫本サイズに作ることもできるらしい。いや、むしろそのほうが、テキストは読みやすそうだし。
テキストで、まだ印刷していない作品が、まだほかにもあるんですよね。
昔からお付き合いの人はご存知の通り、三国志創作の長編ものや学園モノなど。
これらについて、ファイルが散逸する前に１冊でいいから本形式でまとめて身近に置いておきたいと、実は前から思っていたのですが、今回、文庫本の手作りというアイデアを聞いて、かなりその気になっております。
かなり厚いものになると思うんだけど…。

でも、今また小説の原稿を作り直す作業をすると、内容や文体をいじりたくなったりするんだろうなあ。
真面目にやったら、これはすごい労力と時間がかかりそう。
こういう作業を始めると、バカみたいに凝り症な私は、やれ表紙に絵を書こうとか、いろんなところに手をのばしちゃうんですよね。

その時間は、新たな創作に充てるべきか、ちょっとしたジレンマだったりもします。
とりあえず、昨日、Ａｍａｚｏｎでポチしちゃった「製本のノウハウ本」が来たら、年末年始に研究してみますかねー。

クリスマス絵・2種類

私の場合、当初想定していた時期に想定していたテーマではなく、その時の思いつきで変更して描くことがよくあります。
ということで、この時期、ホントなら年賀状絵に取りかからねばならないのですが、またまた急な計画変更で2種類のクリスマス絵を描いてみました。

特に、こちらは「ヒョウタンから駒」みたいな産物…なんていうと、サンタとして働くカノン君に怒られてしまいそう。



この時期、街には様々なイルミネーションがきれいです。
やっと、少しだけ、落ち着いて夜を迎えられるようになったのかな、ニッポンも。
もちろん、今年はいろんなことがありすぎましたが…。

聖なる夜は、仲の良い相方と静かに語り合いたいものです…ね(笑)




一度、サイトと同じサイズでブログにもアップしたのですが、今のブログのデザインだと横640pixははみ出てしまうので、縮小画像に差し替えました。こちらは横500pix。
適当なサイズって、どのぐらいなんですかね。
その点、pixivは、サイズが自由なので、お絵描きさんとしては使いやすいですよね。

妄想は読者にお任せします

急にこんな話が落ちてきたので、チャッチャと描いてみました。
今回の４コマ漫画は、ちょいと「女性向け」な雰囲気（テーマ）になってるかな～と。
もっとも、ぱっと見では色っぽい絵やシーンがあるわけではなく、ただ、星矢二次で腐女子向けな話題が好きな方にとっては、自由にこの前後を妄想していただければと思っております(笑)(^^)

ということで内容的には「ロス誕・パート２」なんですが、またまた山羊座シュラで遊んでしまいました。
その世界では「ロス×シュラ」ですかねえ(笑)







射手座（ケイロン）の弓矢は、大蠍が天上で暴れたら射るために与えられたというのは、ギリシャ神話的にはホントみたいですね(笑)
＃ミロりんは、頭に血が昇るとすぐに暴走しそうだしなあ。
＃時々、ロス兄さんに「ツン」されればよいのだ（おい；）



さて、華やかな黄金聖闘士たちの中で、山羊座シュラって、正直、なかなか自分の中では（お絵描きするに当たり）イメージが固められなかったキャラでした。
でも、最近はすごく好きな人が多く、私の周りでも増えていて、これまた正直な話、自分の中でも描けるキャラになってきました。

考えてみると、もともと「黒髪＆サド目」キャラって、青池さんの世界でも多いし、独特なセクシーさを感じさせてくれる、非常に美味しいキャラだったのを思い出しました。
まあ、しいて言えば、短髪で極端な三白眼だったため、絵としては描きづらいっていうのが、今まで描いてこなかった理由かもしれません。

人物的には、英雄アイオロスを偽教皇の命令で殺したということで、ずっと悔いていた、陰のある孤独でストイックな剣士ってキャラですね。
こういう罪を背負った、陰のあるキャラ…。好きですね。非常に美味しい。
だいたい、黒髪自体が、ストレートに日のあたる場所には出づらいところがあるかも。
サガだって、悪の心に支配された時は黒サガになっちゃうし。
ということで、久々に黒髪の陰のあるキャラにハマった次第です。

もとい。
そんな英雄（アイオロス）殺しの汚名をまとっているけど、公式設定？では、お隣さんのよしみ
(笑)か、年上のアイオロスを尊敬・憧れていたという設定もあったそうな。しかし、彼はその尊敬する先輩を手にかけてしまう…。
なるほど～、その罪悪感のせいなんだろうか？
世に「ロスシュラ」妄想が多いのは…(笑)
ということで、ウチのシュラくんも、どうやら秘めたる思いを抱いているらしい？
（なんか「Ｍ」っぽいなあ…）

でも、彼が勝手に妄想するように、ロス兄さんは「Ｓ」ではありません。
つうか、表向き、「ロスサガ好きです～♪」なんて言っているけど、ウチの場合、ＣＰっていうのは「非常に仲の良い友達」とか「腐れ縁」というイメージを超えていないと思います。
「男同士で云々」って、実はあまり想像が働かないのです。
妄想力不足でしょうか。
見たり読んだりは嫌いではないのですが、自分では描けない。
特にアイオロスなんかは、むしろノーマルな人じゃないかとも思うのですわ。
なので、余計に聖域の中では博愛主義っぽくふるまっていそうです。

サガに対しては、確かに少し複雑な思いはあるだろうけど、基本的には一番信頼している仲間として、尊敬もしている。今でも、本来、教皇の資格があるのはサガだと思っていると思います。
でも、総合点では、こういう組織を引っ張っていくには、やはりロスがリーダー向きっぽいですね。（で、サガが参謀）
星矢ファンも３年も過ぎると、だいぶキャラに対しての感想も変わってきました。

ということで、ロス誕前に、私のイメージするアイオロスの話になってしまいました。
（前半の話題はどうなっちゃったんだ？）
４コマ漫画ばかり続けて描けちゃったけど、本来のロス誕のイラストも描かないとねえ。
アナログのラフはできているのですが、なかなか手をつけられなくて…。
11/30なんて、絶対に無理だわなあ；

そうそう、今回は一応、1コマ目に星矢も登場（なぜかガクランで）しているので、二人の誕生日祝いってことにしておきます。

今日から射手座月間なので

早々と、ロス誕お祝いの4コマ漫画ができました。


創作裏話など少々。

このネタは、実は２年ぐらい前に原型がありました。
その当時、「大人の男（スーツ萌え）」を描くための参考資料として買った「ＬＥＯＮ」という雑誌に、この３つのブランドが紹介されていたのですね。
車・バイク・腕時計には、もっともっと有名で高価なものもありますが（フェラーリとかハーレーとかロレックスとか）、ここでは「漫画」としてのオチが必要なので、あまりに有名なものより、私が聞いたことがなかったものをセレクト。
古代ギリシャの時代からタイムスリップしてきたようなロス兄さんですが、実は弟のアイオリアより高級ブランドを知っているという・・・（名前だけだと思うけど）。
もちろん、ここでロス兄さんは、リアをからかっているのですが、嘘から出た真というか、大財閥の沙織お嬢さまから、さりげなくプレゼントが贈られてきました。
なんといっても、女神の命を救った英雄ですから、彼の望みは何でも叶えてくれそうです。

２年前の構想では、ここにシュラは登場しませんでしたが、最近、シュラファンの友人が増えたこともあり、「ロスシュラ」とか「シュラ→ロス」の設定の創作をいろいろ見せていただき、じわじわと影響を受けていたようです＞私。
＃この二人の因縁も深そうで、案外すんなりと受け入れてしまった・・・(笑)

いかにも律儀そうなシュラ。照れながらリアに情報を聞きだし、プレゼントを検討する予定だったのでしょうが…。
なんか、この人は貧乏くじを引きそうだなあ…。

たぶんご想像通り、今回は４コマ目が一番大変でした。
ネットで車とバイクの画像を拾ってきて、それをコミスタ上でトレースしたのですが、４コマ漫画だというのに、ここばかりが細かく描かれすぎ；；
しかし、メカは難しいですねえ。
ホントはバイクに乗ったロス兄さんを、しっかりカラーイラストで描いてみたいとは思ったのですが、あまりにハードルが高い。
でもそのうち、メカのイラストも挑戦してみたいなあとは思っております。

それにしても、コミスタ・・・
習うより慣れろで描いてますが、600dpiなのに、なんでクリアじゃないんだろう。
いや描線だけは、普通にアナログのペンの描線に近いのですが、トーンを貼るとべったりする印象なんですよね。印刷すると。
使い方間違えているのかなあ？
この調子では、外注印刷で本を作るには、まだまだ研究と試行錯誤が必要そうです。

ちょびっとだけ修正すると

先日お会いした星矢系のお友達に、過去に描いた絵をプレゼントする約束をした。
そのリクエスト絵が、星矢にハマって一番最初に描いた基本絵（2008年）
外付けＨＤＤに、かろうじて印刷できるレベルのフォトショファイルが見つかったので、それを引っ張り出してきたものの、なにせ当時はキャラの差別ができなかった中で描いていたこともあり、今見るとかなりイメージが違う（汗）
しかも、当時はかなり慌てて描いていたようで、今の「チャチャ絵」より粗い絵ばかり。
さすがにそれをお渡しするのは、今の私がちょいと許せないと思い、この段階でキャラの顔だけを修正してみた。

サガ（2008年）

サガ（2011年）


え？どこが違うって？
二重瞼と唇と顔の輪郭を変えたんですが。
このサガは、かなり顔のバランスが崩れてまして、WEBで公開するレベルのサイズだと、そんなこと誰も気にしていないかもしれないけど、作者が気になって仕方がなかったのです。
より嘆きと苦悩のサガっぽくなったような。

アイオロス（2008年）

アイオロス（2011年）


鉢巻を勝利者の「赤」に変えるとともに、瞳の色も緑系に。あとは若干つやつやヘアに。

アイオリア（2008年）

アイオリア（2011年）


こちらも瞳の色と髪を修正。
黄金の獅子っぽくなったでしょうか？

こんな小手先の修正する時間があるなら、きちんとトレースし直して（このころは鉛筆線の描線をそのまま利用していたので、汚いのなんのって；よく印刷して人様にあげようなんて思ったものだ；）全部描き直せばいいのにとも思いましたが。

それにしても、パソコンのお絵描きって、ホントにいくらでも修正が効きますね。
この作業をしている間、けっこう楽しい時間でありました。