昨日(6/21)から公開されている「聖闘士星矢・Legend of Sanctuary」を2日目の第1回で見てきました。
少し落ち着いてから、こっそり仕事帰りに見てこようと思っていましたが、前売り券を買ってしまったため、劇場は指定で、しかも劇場の窓口で指定席の手続きをしなければならないという面倒くささに加え、平日の上映スケジュールでは勤め帰りの人には全然優しくない(5時ちょいスタート(無理無理!)の次は、夜9時の回とか)。
また最初の3週間は週替わりで来場者プレゼントがあるらしいが、第1週のブックレットが一番欲しかったので、じゃあ今日の日曜しかないじゃないかということで、朝一番9時の回を見ることにしました。
事前に席の埋まり具合を見ると、それほど満席ではない。(え?公開二日目の日曜日でこんな状況?)
こっちは一人だし、もう席はどこでもいいやと思っていたので、ともかくやらねばならない仕事みたいな気持ちで、雨の中出かけてきました。
ほぼ希望通り、一番後ろの席の真ん中あたりに席をGET。
会場を見渡すと、8割ぐらい埋まっていたって感じですかね。朝一番の回だからしかたない?
パラ銀に集うタイプの女性客で埋め尽くされるのかなと思ってましたが、意外と男性客や家族連れも多かったです。
ということで、ここからはネタバレを思いっきり含んで、感想を描かせていただきます。
(これから見に行く人は、そのあたり気を付けてくださいね)
こういうフルCGのアニメって、風景や人体、メカなどが実写のような妙にリアルな一方で、表情がついていってない(あえてそうしているのか?)というところに、実はちょっと違和感を感じていたのですが、まあ、そういうものなんだなと思って見ておりました。
全体的には、非常に綺麗な映画です。
特に私が感心したのは、12宮がどれもすんごく豪華。今まで見てきたギリシャ神殿風の石材だけの建物ではなく、まるでベルサイユ宮殿のよう(笑)
しかも天空宮殿のよう。それらが空中の架け橋でつながっておりました。これは「Ω」と同じですね。
地上の平和というよりは、次元を超えたSFの世界みたい。
監督が「タイバニ」の、さとうけいいち氏というせいか、サンクチュアリの鳥瞰図は、シュテルンビルドの街ともちょっと似ているかなとも思いました。
新しい聖衣も、青銅も黄金も、いろんな色がアクセントに使われていて、ちょっと新鮮。
でも(それが機能的とは思うけど)戦闘時に顔をガードするマスクタイプのヘッドパーツが採用されていて、美形キャラの顔を見たかったものには、ちょっと隠さないでほしいなあ~と思ったのも本音です。
さて、内容です。
実質1時間半程度に12宮編(「サガの変」編っていうのかな?)を突破するということで、誰かが計算していましたが、1宮5分程度で突破するのかと思い、大変だろうなあと思いましたが、けっこ合理的に飛ばしていた宮もありましたねえ。
合理的というか、そこってドラマを語るうえで、重要な伏線になるところでは?ってところも、かなり思い切ってバッサリ。
そもそも、偽教皇への疑いを少しずつ積もらせながら守備している何人かの黄金聖闘士の心理がほとんど描かれてなかったように思います。
そこはちょいと残念。でも1時間半のためには仕方ないか。
白羊宮。
ビジュアルもあいまって、ムウ様は原作よりクールさがアップしていたようです。でも、メガネは必要だったのかな?
ホントは「セブンセンシズが必要です」って、最初に星矢たちに諭して欲しかったのですが、そこもカット。
金牛宮
アルデバランは一番、原作に近かったですね。ちゃんと星矢君と戦って角も折られてたし、「ガハハハ、俺の負けだ」のセリフもあったし。
共食い(笑)していたのに、ちょっとニヤリとしてしまいましたが。
意外とといっては失礼だけど、ビジュアルはごついけどイイ男だったような(髪はどうだったのだろう?)。
ムウ様とは仲良しのようです(笑)
双児宮
迷宮シーンが思いっきりカットでした。おいおいおい;;
せめて「双子座は不在宮で助かったな」とかのセリフを青銅の誰かに言わせて走り抜けてもらいたかった。
巨蟹宮
壁の顔たちとデッちゃんのミュージカルシーン(謎)
昨日買ってきた「ND」でもそうなんだけど、蟹座は、今後も「3」の線で行くんですかね?
黄泉津比良坂での紫龍との対決は原作どおり。聖衣の意思でマッパになったデッちゃん…。
それにしても、サガを除く彼一人だけが、なんであそこまで悪役に徹しなければならないのかな?
獅子宮
最初の登場シーンから、アイオリアはカッコ良かったです。反逆者の弟の影も引きずっていたし。
そして、この獅子宮の内部が、一番豪華だな~と思いました(^^)
長い大階段を下りてくるのが、実に絵になる!
処女宮シャカ
一番、「え?」だったのがここ。
処女宮の闘いって、ある意味、一、二を争う見せ場のバトルだったと思うけど、それが思いっきりカット(TT)
ウソでしょー。なんで?
ここがなかったことで、シャカも一輝もドラマの中の存在感が薄まってしまった印象があります。
しかも、一度も目を開けなかったし…(^^;
このあたりから12宮突破というのが崩れてきたような(時間がないからですか?)
天秤宮
なし。老師のことは紫龍の口から、前の方でチョロっと語られただけ。
初めて見る人には、ちょっと説明不足な扱いではないでしょうか。
天蠍宮
宮の主のキャラが原作とはまったく違う人になっていたのは置いといて、実際にミロが出てきたのは次の人馬宮でしたっけ?
このあたりから、訳が分からなくなってきました。
人馬宮
アイオロスが残した「少年に託す」の文字の前に、蟹と魚と水瓶を除いた黄金も全員集合。
教皇の秘密を知って、みんな納得していたような。
磨羯宮
なし。シュラも人馬宮に出張(笑)
今回はアイオロスの追撃から描かれていたこともあり、けっこうシュラの活躍場面は多かったですね。
カッコ良かったです。
宝瓶宮
この12宮の順番ではなく、ドラマの早い時期に注目の師弟対決があって(氷河が吹っ飛ばされた)、ちょっとびっくり。
フリージングコフィンは、今回はないんですね・・・(^^;
例の肩の上のものは、日ごろは肩の後ろに上向きでついているのとか、カミュの長い髪は後ろで二つに分かれていて、先っぽにピンポン玉みたいなのがついていたのに思わず注目。
水瓶のイメージか、宝瓶宮は水の中の、まるで海底神殿のよう。
シンプルだけど、これはこれで美しい。そこを雪や氷の結晶が舞い踊ってましたし。
双魚宮
なし。
アフロディーテは次の教皇宮で忠実な騎士然に、スマートに美しく登場するのですが・・・・。
「え、え、え?」???
薔薇を一つ飛ばすことなく、キレてしまったサガのGE(ADか?)のとばっちりを受けて退場。
これは・・・ちょっとあんまりな…(^^;
教皇宮
アテナの小宇宙エネルギーを奪い取ったサガは、その力を得て巨人化…してたのかな?
壁の一部に張り付いていたように見えたのは何???
(ジョジョの「柱の男」みたいに見えてしまった)
同じように闘いで傷ついた体をアテナの癒しの小宇宙で復活した星矢が、サジタリアスの聖衣で向かっていくのは、サガvsロスの因縁の対決なのかー。
ずっとアイオロスを嫉妬していたって、サガ本人が言っていたからなあ。
闘い済んで、サガも聖衣なしで、がれきの下でこと切れてしまいました(涙)
やっぱ、ここは二重人格のエピソードを持ってきて欲しかったなあ。
入浴シーン付きで(笑)
ということで黄金ばかり語ってますが、青銅はみんなよく動いてましたね。
特に星矢君がタイトル通り主人公らしく、元気いっぱい。
車田作品の原作によくある、なぜか周りの方に注目が集まってしまう主人公を返上してたのは、すごく良かったと思います。
それは沙織さんとの関係の描き方が爽やかだったからかもしれませんね。
二人とも、年相応(16歳らしい)で、なんか可愛かった。
カッコいいというより、可愛いんですよね。いくら強くても、射手座の聖衣をまとっても。
青銅では、紫龍の印象が意外と強かったです。一番美形に見えた(笑)ってことが大きいですかねえ。
瞬もネビュラチェーンのせいか、印象強いんですが、意外と氷河の印象が薄くて。
カミュとの注目の闘いで、葛藤部分があまり描かれなかったせいでしょうか?
それと一輝。もっと活躍してもらいたかった。やっぱりシャカとの戦いは外さないで欲しかったですねえ
城戸光政が冒険家って肩書きがあったのは、ちょっとなるほどなと思いました。
ヒマラヤ探検の最中に、アイオロスが聖衣で守ったかのような赤子のアテナを見つけたところも、なかなか綺麗でした。
辰巳は…ビジュアルが全然違う(笑)
どっかのお笑い芸人かなんかにいそうな感じ。
最初のドライビングテクニックはやるねえと思いました。
沙織さんは、年相応の女子高生って感じで可愛いです。上に書いたように星矢君との間柄も自然だったし。
CVが某アイドルが吹き替えていたところに不安もありましたが、「冥王ハーデス編」の春麗のCVでガックリしたのに比べれば、ワタシ的にはあまり気になりませんでした。
それにしても、ホントだったら魔鈴さんとかシャイナさんとかも、ホントは出てほしかったところですが。
女子が少ない部分を、もしかしてミロに充てたのかしらん??
ということで、原作を知る者が見ると、どうしても比較してしまいましたねえ。
時間の足りなさから物足りなさもあるので、やはり違う話として見るドラマのようです。
「ラスボス=偽教皇=黒サガ」を徹底したドラマ作り。
サガの二重人格と葛藤があったからこそ、双子座の悲劇がより美しく描かれていたのに・・。
白サガ部分が全然なかったのが、双子ファンとしてはちょっと残念でした。
でも、まあ大きな画面で、きれいな絵で楽しませてもらえたのでよかったのかな?
こうして、印象に残っている部分だけを書きだしてみましたが、やっぱりなんというか、ツッコミどころ満載ですね。
そのうち4コマ漫画の題材にしよう(^^)