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今日も思いつくまま

毎日の生活の中で感じたあれやこれや…
★コメントは承認制とさせていただいています。

一番好きなマイケルの歌

2009年06月26日 23時33分09秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
今朝、寝ぼけなまこで見ていたテレビのニュースで、第一報を伝えていましたが、いや~。
驚きましたよね。やっぱ。

70年代アメリカンポップスで育った私としては、大ブレイクした80年代の「スリラー」などよりも、70年代の、まだ兄弟(ジャクソン5)で歌っていたモータウン時代のほうが、好きだったりします。

追悼ってことで、ニコ動画で、一番好きな曲の映像があったので拾ってきました。
これは70年代初頭のヒット曲で、まだ14歳。
ソロで歌って大ヒットしたという映画「BEN」の主題歌です。

映画自体は見たことないんですが、確か巨大ネズミの集団が町を襲うという動物パニック映画とかで、お決まりのようにそのネズミと少年の友情って話のようです。
それをしっとり丁寧に歌い上げているマイケルのボーイソプラノが美しい!
歌詞の意味はわからなくても、なんか「少年とネズミの友情」って背景だけ聞いて聞いているだけで、なんか「じわ~」っとしてしまいます。ともかく泣けるんですよね>この曲は
これぞ、言葉を超えた歌の力:まさに歌唱力なのかなと思います。

このころの「黒人の男の子」って感じも、すっごく可愛いと思うんですけど、その後、整形したり白くしたり(どちらも成功したとは言えない感じですよね;)、音楽活動以外の部分での変貌については興味もないので語りませんが、やっぱりちょっと、私生活は恵まれなかったのかなという感じはぬぐえません。

凝縮した半世紀を、光のように走り抜けたスーパースター。
その死までも、伝説となりそうな気がします。合掌。



おまけ
こちらも神曲・神ダンスです

カメルレンゴ登場!

2009年06月16日 23時28分01秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
久々に、通勤や昼休みに真面目に読書をする脳内構造になってきました。
「天使と悪魔」読書中。
いよいよカメさん登場です(わくわく)

原作ではどんな風に描かれているのかなと思って、最初の登場シーンや外見の描かれ方を楽しみにしていたのです(前段のセルンの実験室の描写が長い長い;)

>ロザリオもペンダントもつけていない。
>重々しい礼服をまとっているわけでもない。
>かわりに質素な黒い日常法衣をに身をくるんでいるためか、その下の堅固な体つきがはっきり見て取れた。
>30代後半だろうか。ヴァチカンの基準でいえばほんの子供だ。
>顔立ちは驚くほど端正で、硬い茶色の髪はウエーブがかかっている。
>光り輝く緑の瞳は、まるで宇宙の神秘を燃料としているかのようだ。

おおおお、闘う天使というか、禁断の法衣を身につけた美形というか、そんな妄想してもよさそうじゃないですか。やっぱし。
ユアンマクレガーのイメージも強かったけど、こりゃ、自由に妄想OKって感じですよね。
#20代後半から30代前半ぐらいの設定だったら、もっと美味しかったんですけどね(笑)
さあ、妄想モードを全開にして読むぞ~~(^^)

メッセージを込めた創作を

2009年06月14日 19時38分33秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
在宅介護中の友人が久々に都内に出てくるというので、じゃあどこへ行こうかということになり、江戸東京博物館でやっている「手塚治虫展」を見に行くことになった。
今年が生誕80年、没後20年ということで、けっこう関連事業も多いようですね。期間が来週までと圧してきたせいか、けっこう混んでいました。
原画やアニメセルなどの展示も多いせいか、いかにもマンが好きって感じの老若男女が食い入るように見つめているので、なかなか列が動きません(笑)
カラー原稿などは、一つ一つがきちんとした額に納められて展示されていたので、美術品という雰囲気もあり、余計に見入る人がいたのかも。

自分でマンガを描く人にとっては、原画を直接見れるっていうのは、すっごく興味深いんですよね。
ともかくどのコマも細部まで丁寧に描かれているのが印象的。スクリーントーンを使わないで、すべてペンでカリカリ書いている縄編みなど、ああ、自分もお金がない学生時代はやったよねえ…(^^;
ただ、遺稿になったという最後の作品は、数枚が展示されていたけど、枠線だけ鉛筆で書かれていて、ところどころうっすらと下絵が描かれている。しかし最後のページは、ついに吹き出しの中に鉛筆でかろうじてセリフが書いてあっただけで、絵がないのが悲しい…。最後の言葉が「仕事をさせてくれ」だったとのことですし・・・。ホントに漫画を描くのが好きだった方なんでしょうね。

手塚治虫といえば、やはり今日のマンガやアニメの原点という印象なのですが、作品展示は宝塚に行った時の「手塚治虫記念館」でだいぶ見たのだが、今回は副題にある「未来へのメッセージ」という視点での切り口になってました。
科学、医学、環境という自然科学系の世界を描かれているイメージが強いですが、火の鳥、ブッダ、アドルフに告ぐとかになると、もう一つの哲学という感じも。

これらの展示とメッセージを読みながら、ふと思ったのは、私は今までいろんなものを描いて・書いてきたけど、メッセージなど考えていただろうかということ。
そんなものなど考えることもなく、今、気持ちが高まっているときに美味しいところだけを詰め込んで出してしまえ~~というのが、まあいわゆる「やおい(元の意味)」の作品なのでしょうが、その解釈でいえば、私の創作ってその範疇を全然超えていませんね。
私の絵から、何か感じ取ってくれる人なんか、いるんだろうか???

いや、昔はもうちょっと言いたいことはあったんですが(ストーリー漫画を描いていた頃)、最近は「美しければよい」「萌える」なんて(いかにも軽そうな)言葉を安易に使おうとする傾向にあって、これはもう自己満足でしかないですしねえ…(ちょっと反省)。
もちろん、巨匠と比べるべくもないけど…。

一つの絵だけで、何か伝えようっていうのはかなり高度なものを要求されるから、無理といえば無理ではありますが、志は高く持っても良いのかな。
今後は一か所でも印象に残る作品を書いてみたいなとか、そんなことをチラっと考えながら見てきました。
いろんな評価もあるようですが、これだけの世界を、ストーリー・作画の両面からリードしてきたっていうのは、やはり「天才」の名に値するんだろうなと改めて思います。



それを見てから電車に二駅乗って、付いた先は秋葉原。
この街は初めてという友達二人だったので、私も詳しくはわからないのだけど、アキバ系といわれるような店を数点ひやかして歩いてきました。
フィギュア専門店で冥衣サガのフィギュアを紹介したり(笑)、アニメイトで、最近話題のマンガやゲームやアニメの話をしたりしながら約1時間。彼女たちにとっても、なかなか興味深い世界だったようです。
でも、アキバと池袋を比べると、やっぱり客層が全然違いますね(笑)

そんなわけで、マンガ・アニメの原点と、そこから脈々とつながって発展している、今のニッポンのサブカル市場の現況を見比べるという、テーマ性の高い社会科見学となりました。

映画「天使と悪魔」

2009年06月03日 23時14分37秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
ということで、見て参りました。
まずは、映画としての総合評価 ⇒★★★★☆(おお、高得点じゃないですか)

いや~、予想していた以上に、面白かったです。
1000円で見てきたのですが、1800円出してみても満足したと思います。
「レッドクリフ」よりも、今の私の興味関心に近いってこともあるかもしれないけど、予想外にツボでした。

正直、前作「ダビンチコード」は、世界中で話題になった原作も映画も、はっきり言ってピンとこなかったのです。しかも今回も主役が同じキャストということで、あまり期待していなかったんですが、いい意味で裏切られました。
前回のは、キリストの子孫が今でも生きているというテーマが(日本人にとっては)宗教上の重要性などが、いまいちピンとこなかったのですが、今回は実際に2005年に世界中が注目して行われた「ローマ法王選出」を再現しながら、それにからむ陰謀や、宗教と科学の対立(科学テロ)など、古くて新しい事件(しかし俗的な話題)をドラマのメインに据えていたこともあり、ストーリーがとてもわかりやすかったです。またドラマ展開が早いため、謎解きには思考部分に物足りなさを感じますが、エンターテイメントとしては十分楽しめます。
もっとも、ストーリー展開的には、ちょっと無理があるんじゃないかな~というようところもありましたが、まあ、そこはご愛敬。

その分、ユアン・マクレガー扮する前法王の侍従(司祭)の「天使と悪魔」の顔が、すっごくツボでした!
このキャラクターの存在が(またまたの話題で申し訳ないですが)黄金聖闘士サガの原罪と思いっきり重なるんですよね(笑)。
(↓星矢ファンだと垂涎なエピソードかもしれません)

<以下、かなりネタバレしていますので、これから見に行く人はご注意>

・孤児だった彼は、前法王にいつくしみながら育てられた清く品ある若き司祭である(もちろん美形である(笑))
・コンクラーベの間に起きた法王庁へのテロに対して、勇気ある行為でそれを阻止し、サンピエトロ広場に集まった群衆から、彼は神がおよこしになった救世主であると大絶賛を受ける
(このあたりから、ちょいと話の展開に無理があるようにも思ったけど)
・そこから、彼こそが神に選ばれた者として次期法王へ推すべし・・という機運が高まっていくが…
すみません、思いっきりネタばれになってしまいました。
その他、いろいろ細かいシーンでも、あの漫画を思い出すところが多く、最後も12宮で自滅するサガと、すっごく重なるんですね~。
プログラムに書いてあったユアンマクレガー本人のコメントに「司祭は本当はいい人だったが、まわりが理解できなかった」とか書いてあったし…このあたりも、サガファンにはツボでしょ?(笑)
闘う天使、神が使わした者としての一面と、聖職者や群衆をも欺こうとする巨大な邪悪。
ということで、星矢ファンというか「双子座ファン」には、ぜひぜひ見てもらって損はない映画かと思います。
#わたし的には、陰でテロを実行する謎の男をカノンに見立てたら、さらに面白いのではないかと思います(笑)


話は元に戻って、面白かったところその2としては、思いっきり「ローマ&バチカン観光」が映画の中でできるところですかね。
10年ぐらいまえに、ローマとバチカンに行ったのですが、当時は単なる物見遊山観光だったので、さら~っと上っ面だけを見てきたのが、今にしてみるととっても悔やまれます。
バチカン(サンピエトロ広場、システィーナ礼拝堂)、サンタンジェロ城…等々
この前、NHKでもシスティーナ美術館の番組やってたけど、ギリシャ彫刻からルネサンス絵画、そして天使や悪魔の像などの宝庫なんですよね~。
あ~~~~、脳内妄想が「ギリシャ・ローマ&ルネサンス」になっているうちに、もう一度行きたいぜ~。

それにしても、よくこの手のドラマ、よくバチカンや有名宗教施設で撮影できものです。
前作の「キリストの直系」の話よりも、もっと目の前に存在する巨大組織が相手じゃないですか。何も知らない人が普通に見ていると、思いっきり法王庁の暗部を描いている感じがします。
しかも、枢機卿の誘拐や残虐な殺害、超一級機密であると言われるバチカンの文書のことなど、単なる観光映画としてとても許すレベルではないように思いますけどね。
#プログラムを見たら、やはりかなり撮影拒否があったようです;だろうね~。そのぐらい、異宗教のものとしても「これはヤバいんじゃないの?」と思えるところが多かったですし。

ところでキャストについて。
トム・ハンクス演じる主役のラングドン教授は、前作よりも自然な感じがしました。共演のイスラエルの女優さん(科学者役)も、前作のキリストの子孫という女性より違和感なく受け入れられました。
(でも、科学者とはいえ、あんな迷惑なもの作るなよって感じもしましたが)
#ホントに、ああいうものを研究している機関もあるようですが

でもやっぱり今回一番印象的だったのは、ユアン・マクレガーだな~。
#スターウォーズに出てた人ですよね;
司祭の黒い法衣の禁欲的な美しさ…(うっとり)

その他、バチカンを守るスイス衛兵隊(「エロイカより愛をこめて」で青池さんが絶賛していたカラフルな軍服がバッチリ見れます!)、緋色の法衣の枢機卿たち・・・。思いっきり、青池さんの世界ですね。
さらにローマ市内を猛スピードで走り回るイタリア警察、サンピエトロ広場にあつまった群衆などなど、まさに劇場型といえるようなスケールで、できればやっぱりもう少し後ろの席で、ゆったりとして見たかったです。
前から3列目は、さすがにきつい;;
首が痛くなる前に、大きくて動きの速い物体の映像を追いかけるには辛い席でした。

水曜日はレディースデー

2009年06月03日 18時16分12秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
ふと、映画が観たくなり、今日は定時に会社を出た。昼休みにネットで上映時間を確認したら、6時半だと。
今日は水曜日。東京(関東?)はレディースデーってことで、千円で見られるのだ。だから混むのは必至。
案の定、映画館まできたら長い列。しかも目的の映画は、残りわずかの表示が。
並んでもダメかもと思いつつ、一人だからどこか滑り込めるかなと期待もしつつ、カウンターへ。
結局、前から三列目でした。ちと首が痛いかもしれんな。まあ、千円だからいいか。

と言うことで、「天使と悪魔」見てきます(^O^)

二度目の阿修羅

2009年05月29日 20時03分20秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
上野で開催中の阿修羅展。前売り券を持っていたのでもう一度見に行くつもりでいたのだが、6月7日までと言うので、仕事帰りに寄ることにした。
会場に着いたのは六時半を回っていたが、なあんと30分待ちだと。

既に開会前の特別公開で堪能させていただいたので、今回は文物は飛ばして見たい仏像のみ、ちゃっちゃとチェック。でも八部衆の三体はお寺に戻ってしまってたし、主役の阿修羅は足元まで見えないほど、ぐるりと観客が取り囲んでいた。
混雑緩和のため立ち止まらないように呼び掛けてたが、どうしても渋滞が生じる。
もしもあの状態で、観客の将棋倒しがあったらどうするんだろうと、思わず観客より阿修羅の方を心配してしまった。
いかにも華奢な美少年だし(笑)、実際にあの仏像は軽いんですよね。
倒れないような工夫がされているんだろうけど。万が一倒れたら、ガラスのように粉々になってしまいそう。

ところで、これから九州を回って奈良に戻ったら、国宝館に戻す前に、別のお堂で、創建当時のような配置で見せてくれるらしい。ライトアップ付きで。ちょっといいかも。

しかし、ホントに凄い人気だったなあ。日本人って、こんなに仏像好きだったっけ?
やはり美しいっていうのが、ポイントですかね。
その意味では、高野山の孔雀明王もいいと思うんだけどね~。

合掌・中島梓さん

2009年05月28日 21時18分09秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
今年は文化人の訃報が多くないですかねえ。
昨日の帰宅時、駅売りの夕刊には同じレベルで作詞家・石本美由紀氏、そして栗本薫~中島梓氏の名前が…。

やはり馴染みの深いのは、栗本さんの方ですが、この方の小説は、たぶんほとんど読んでなくて、唯一「小説道場」を主宰されていた「中島梓さん」の論評のみ、印象に残っています。

知る人ぞ知る「小説道場」
この企画は、かのJUNEの中にあったもののようで、要するにBL(耽美)小説の描き方のノウハウみたいなのを、中島さんが講義されているというもの。
まあ、私もこれを知ったのは文庫本になってからでして、何かのきっかけで書店で立ち読みしてたら、面白くて数十分読みふけってしまいました(買えよ;)

丁度そのころ、初めて「耽美小説」なる世界を知ったのですね。
かの「天華」←三国志ファンにカルチャーショックを与えた隠れた迷作を読み始めたり、「ミラージュ」にハマった友達が、耽美小説の世界は面白いよとつついてきた頃)がありまして、その流れで手に取ったんですね。

この本の詳しい内容はあまり覚えていないのですが、耽美小説という世界のドラマ展開の仕方、言葉の使い方、そして一番重要なキャラクターの立ち上げ(魅力的に描くコツ)など、「JUNE」の投稿作品の添削を通しながら、腐女子生徒たちに、総合的にそういうノウハウを解説していた本だったようです。
テーマという以前に、こういう「ノウハウ本」があるってことに、なんかすごく驚いた思い出が…。

さすがに文才のない私は、その本に感動はしたものの、だからと言って耽美小説としてはロクなものは書けないで終わってしまいましたが、今でも読む方としては、それなりに面白がって読んでいるので、みごと中島さんの熱い情熱にやられたのかもしれません。

私よりも(ずっと)年上の方ではありますが、若いコ以上に「萌え」られるということを身をもってリードしてくれた行動にも、とっても親近感を感じます。
萌えはトシじゃないってことを証明してくださったというか(笑)

現代の「女性の萌え系文化」の発展を、最も強力に推し進めた方の一人であることは間違いないでしょう。
才能のある方の、あまりにも若い死が、とっても悔やまれます。
合掌。

自然なオリキャラ

2009年05月24日 20時00分49秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
いささか飽きながら、でも見るものがないので(6時からハイビジョンで)ずるずる見ている今年の大河ドラマ「天地人」。
さっきも見ていたのですが、その中で一人、女性キャラが気になりました。
信長さんが使っていた「くの一」というか、まあオリキャラなんでしょうが、真田の姫だったそうで、弟などは「敵の女が信長の所にいるわけないじゃないか」と言ってました。
そういう史実関係は、よくわからないので置いといて、それ以前にこのオリキャラの位置はちょいと安易というか、クサイというか、どこから見てもとってつけたオリキャラだなという域を抜け出ていない感じがします。
戦国ものなので「忍び」を使うこと、別に女性でもいいんだけど、な~んか、もうちょっとリアリティのある忍びを登場させてほしかったですね。あまりに軽い;;
思わずテレビの前で「もうひとひねりしろよ>原作」と吐き捨ててしまいました。


歴史小説には史実の人物のほか、ストーリーテラーとしての作者の生んだオリキャラが登場するものが多いですが、読んでいて一番引っかかりやすいのが、このオリキャラが出てくるところです。
この前の映画「レッドクリフ」の甘寧を模した「甘コウ」という人物も、まあオリキャラなんでしょうが、まあ、あれは史実と違う結論になっていたのでわざとオリキャラにしたんだと思いますが、さすがに三国志には作者独自のオリキャラが少なくないですよね。かなりの大家が描いたものでも、「この人物、いかにもこの作者が好みそうなキャラだな」というのがあって、そこだけ、やはり浮いてしまうんですよね。

オリキャラを作って自然に溶け込ませるのが上手いのは「北方三国志」でしたね。
華陀の後に医師となったオリキャラ(名前忘れちゃいましたが)、馬を育てるのが上手な少年、そして呂布と張飛の奥さんもけっこうリアリティがあって、全然不自然さを感じませんでした。

オリキャラの活躍でドラマを作るのか、それとも、多少、想像を膨らませて史実の人物にドラマを語らせるのか、どちらもそれぞれ難しいでしょうが、それこそがまさに作者の力量ってところですかね。



ところでオリキャラといえば、二次創作や、まったくのオリジナルの世界にもあります(当り前ですが)。
こちらはその誕生から、かなり近いところで見守リ続けていないと、ドラマの進行に付いていくのが難しいってところがあります。
まあ、それだけに作者と一緒に育て上げてきたオリキャラには、思いもあるので、人一倍愛情をかけてあげたくなりますけどね。
#そういえばウチのオリキャラの連中も、ずいぶん放置しちゃってるなあ~(ごめんよ~;)

再読「イブの息子たち」

2009年05月19日 20時07分18秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
mixiのマイミクさんが書かれた、ものすごく面白い「某黄金聖闘士の(ギャグ系)二次創作SS」を読んでいたら、ふと、この懐かしいマンガのワンシーンを思い出しました。
そしてごそごそと引っ張り出して、久々に読んでみたら、そのSSは、まさにこのマンガのノリだったのでした。

若いロンゲの美形(妙なキャラもいますが)がたくさん出てきて、どちらかというと、男たちだけで大騒ぎをしている、このパラレルワールド。
黙って立たせておけば千両役者みたいな美形キャラが、大真面目で愛を語ったり、でも根っこは天然だったり。
実は、わたくし、こういうバカバカしいノリが、大~好きなのです

ということで、私が青池さんにドップリはまったきっかけとなった漫画です。
(1979年リリースだって)
この70年代ロック風のテイストに、「レキジョ(歴女)向け」各国各時代の有名キャラ達。しかもロンゲの美形ばかり。
まさに私のツボをついてくれる設定・世界だったんですね~。

今回久々に読みながら
「ヤマトタケルは(ビジュアル面で)サガに似ている」
「森蘭丸の愁いを帯びた揺れるまなざしはカミュと通じる」
「アポロの気が強くて偉そうなところは、ちょいとカノンに似ている」とか…
(わかる人だけ笑ってください)
ビジュアル面からキャラを妄想していたら、そんな黄金聖闘士たちと、かぶさっておりました。
やっぱり、これはロンゲ効果ですかねえ。

そういえば、昔はこういう非現実的なロンゲが、当たり前だと思っていたもんなあ。それが、ン十年たって、またまた「星矢」で当たり前(しかも今度は奇抜な色つき)と思っているのだから、何か通じるものがあるのかもしれませんね。

いつの間にか「エルアルコン」や「エロイカより愛をこめて」に作者の興味も流れていった感じですが、このおもちゃ箱をひっくり返したような世界は、今読んでいても思わず笑ってしまいます。
「女性向け」「BL」(なんとなく、ちょっとじっとりしているイメージ)とは一線を画している感じで、カラリと笑えるギャグテイストへの高感度が高くなっているようです。

もしかしてブーム?

2009年05月02日 22時02分02秒 | 映画・舞台・展覧会・読書・音楽など
NHKのBSで、またまたアニソンの番組をやっていた。
最近、懐かしいアニメ主題歌を集めたCDを買ったり、それを通勤のお供にするなど、予想外のアニメマイブームなこともあり、ズルズルと2時間見てしまったのだが、なんかCDに入っていたやつとか、3月末に動画を並べたブログネタと、かなりの作品が重複していた。

子供の日が近いための特集番組かなと思いつつも、こんな古いアニメばかり並べてるっていうのは、むしろ大人向け(昭和ノスタルジー)な番組って感じですな~。
公開録画の会場で見てる人も、どちらかというと中高年が多いようにも見えたし(笑)
また、最近のイベントも、特に音楽系のステージにアニソン歌手を呼ぶのが多いみたいですしね。その方が受けるんだろうなあ。
ちょっと前まで、電車の中で大人が漫画本を読むのは云々って言われていたけど、今や(それ以前に大人になった(笑)人たちの一部を除いては)アニソンの一つも歌えない日本人っていないかもね~と思った。

ということで、この手の番組でいつも思う「どうして、あの曲が出ないの?」と思いながらも、いろいろ触発されて、お絵かき作業も中断してしまった;;
う~~~む。いよいよ「アニソンカラオケ」やりたくなってきたぞ~~~;
近場のだれかを誘おうかな(笑)

今すぐ懐かしいのを聞いて(見たい)人は、アニソンを集めた3月のブログ記事をお楽しみください。
http://blog.goo.ne.jp/yomogi_haruno/e/0590dffbc1e20c76dc5b106df4a700a8

http://blog.goo.ne.jp/yomogi_haruno/e/064c4b315b18d5e275fd7843db42760f