つづき・・・
ヨロン、2日目夕方。。。
お昼に訪れた「福家」に行くと・・・。
なんと、店内満席！
ヨロンは、夕暮れ後は、することもなく、夜が終わるのが早い島らしく、だいたい居酒屋さんは18時から込み始め、23時には閉店、ってお店が多いのです。ま、お店自体も少ないですけど。
「福家」は今日がラスト、ってのもあったので、きっと混んでいたのでしょう。
唯一空いている1席が、カウンターにあり、そこに座る。
左となりはカップルさん、右となりはにぎやかな女子2人組。真ん中、よこちん（笑）
でも、気にしない（笑）
カウンターで、マスターやお姉さんと話ししつつ、両隣のお客さんの会話を聞きつつ、ンフンフ♪とご飯食べる。
「おひとり様お得料理」っていうのが、神料理！！
わずか、1000円で、普通の1品料理の4分の3くらいの量で3品出てきた！あと、なんか、おまけしてくれてちょっとすまみもくれたから、1000円で4品！！しかも、本当にどれも美味しくて！！！
これだけでお腹いっぱい！！
で、ビールをごんごん飲む。美味しいんです。汗かいた後だし、泳いで運動した後だし！
そんなあまりにもいい飲みっぷりに、いきなり隣の女子2人組が話しかけてくれる。（あ、ちょっと待ってました、笑）
女子2人組は、福岡から着た様子。今日着いたって。
めぐちゃんとよりちゃん。。
この二人、幼稚園からのお付き合いで幼馴染らしい。めぐちゃんは与論3回目、よりちゃんは初！
まあ、元気元気！笑顔でケラケラ笑ってて、楽しさ満載。
一緒に、3人で飲むことになり、色々話していると、なんと、ホテルが一緒ということが判明！
因みにこの「福家」はホテルと正反対、島の反対側にあるのです。
全体図。
わかるかな？遠いのですよ。。。
ま、それはいいとして。
よりちゃんはお酒を飲んでおらず（それでハイテンションなので素晴らしいけど）、、めぐちゃんから素敵な提案が！
「ねえねえ、私たち、車できてるの。一緒に乗って帰ろう！」って。
「いいの？？」って、二つ返事でOKする。。。
そしたら、「じゃ、最後に全員もう1杯飲もうね」って、謎のお代わり強制（笑）をさせられて、再度乾杯☆
るんるんでお店を出て、よりちゃんが車をまわす。。
可愛い軽の車で、なんでも、めぐちゃんの島の知人が貸してくれたらしい。
レッツゴ～～。
よりちゃんは、真っ暗闇を（街灯無いからね、信号も無いからね）、必死で道を思い出しながら運転。
めぐちゃんとよこちんは、キャアキャア笑いながらハイテンション♪
そんななんかめぐちゃんが
「今日ね、この車、助手席のドアが開かなくて、バンバンしてたら、ガラスが外れかけてね～～～（笑）」って、笑ってる。
「オンボロだけど、動くしいいか～～って一日運転してた！」とのこと。。。
え？？？？
ま、いいか。
そしたら、急に、よりちゃんが静かになる。。。
よりちゃん「ねえ、なんか、音がしない？聞こえない？」
めぐちゃん「え？何も聞こえんよ～～」
よこちん「え？？なになに？お化け的な？？？」
よりちゃん「ううん、車から・・・」
めぐ・よこちん「え？どんなおと？」
よりちゃん「なんか、引きずる音・・・あと、なんかエンジンの調子が悪いような・・・・」
めぐ・よこちん「え！！！！なんか、引いた？ねこ？？」
よりちゃん「いっかい、車とめる！見てみよう！」
って、ことで車とめる。
でも、外は真っ暗。
かがんで車の下を見てもよく見えない。
3人の携帯の懐中電灯機能で光を集める。
そこで見えたのは・・・・
マフラーが落ちてた。。。。。
車のマフラーが、車体から、ドゥルンって、落ちてて、引きずりながらずっと運転していたらしい。。。
それをみてよりちゃんが
「ば、爆発する！！！！！！！！！！！！！！！」
って、謎のおことば。
え、爆発ですか？まじ？？（笑）
よこちんには、コトの重大さが実はあんまり分からず・・・。
で、急いで、めぐちゃんが、車借りた知人に電話をすると
「その車、もうそれ以上乗ったらダメ！」とのこと。
なんでも、とりあず危険なので車はとめて、そこに居なさい、迎えに行ってあげる、とのこと。
ただし、我ら、現在地が皆目見当がつかない。
なんせ、周りはさとうきび畑。。。それいがい無い。
ざわわ、ですよ。ざわわでしかない。
しょうがないので目印として、車のハザードだけたいてみる。
そこから、真っ暗闇です。3人でトーク。
真っ暗だと、実は満点の星空！！！！！！！！！！！！！
流れ星も見えます。
3人で道路に寝そべって、夜空を見上げながら、トーク。
あ、なんか、青春じゃない？？？
よくよく聞くと、めぐちゃん、よりちゃんは学年2個違いで年齢は1歳違いでした。ち、ちかい！
お互いに、もっと若いと思っていた、34歳2人と35歳。（笑）
よりちゃんは来月結婚するから、その前に旅行に来たんだって。
よこちんも、仕事辞めたからヨロンに来たんだよ～～とか。話しちゃう。
この、「同年代女子あるある」トークを、なんか、語っちゃうんだな、これが。星空のせいかな。
（なんて、ぷぷぷ～～～）
でも、この素敵雰囲気を最初に壊したのはめぐちゃん。
「いかん、めっちゃトイレいきたい」
あ、切実。じつは、よこちんも思ってました。
「じ、じつは、私もめっちゃトイレ」と、よこちん。
そこへきてよりちゃんも「あ～～～、私も～～～～」
ということで、3人とも、いい年して、そして女子なのに、もうね、自然界にかえりました。
（ちょっとオブラートに包む。あ、包みきれてない？笑）
いっきに、心が通い合った瞬間でした（笑）
やっとのことで、お迎えが来て、ホテルまで連れて帰ってもらう。
めぐ・より「明日、よこちんの予定は？一緒にまわらない？？」
よこちん「明日はダイビイング予約してて・・・」
めぐ・より「じゃ、夜また一緒にご飯しよう！！！！！！！！」
と、嬉しいお誘い☆
じゃ、また明日～～～～、って別れようとしたら、めぐ・よりちゃんは「あ、部屋の鍵がない！」ってまさかの叫び。
どうやら、さっきのマフラー壊れた車の中に置いてきちゃったらしい。
信じられない（笑）
そこから、二人は再び、知人のおばちゃんに電話して迎えに来てもらい、カギを取りに車まで向かい、さらにホテルに戻ってくる、という工程を踏んだらしい。
よこちんは、翌朝ダイビングで起床時間が早いためそのまま自室へ戻らせていただく。。。
そして、就寝。
最高のヨロンナイトでした(^^)v
