チャレンジする私のために

自分の人生...
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ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

2度目のリハーサル

2010-12-15 | 音楽
先週、自由が丘でクリスマスの2度目のリハーサルを行って来ました

1度目は10月下旬だったので、この間に選曲をまとめたり、オーナーのアドバイスをしっかり受け止めて準備をした成果をしてなくてはならなかったのですが、なかなか、じっくりと取り組む時間が無くて...

でも、オーナーの言わんとする事は、私もよく分かっていました
それを表現する為に必要な事は、技術云々の話ではなく、私自身の心の中の問題なのだと...
だから、この間に頑張った事と言えば、主にイメトレぐらい...
音を出す瞬間に、どれだけ自分の気持ちを高めて発せられるか...

1度目に聴いて頂いている時には、(あぁ...オーナー、満足してくれていない...)って、すぐにその場の空気で分かりました
普段、こんなに毎日のように、集中して、色々な事を考えなたらピアノを弾いているのに、どうして1発クリア出来ないのかと思って、落ち込んでしまいましたが、それだけ、普段求められる演奏と、ここで求められる弾き方が違うという事なんです

実際、オーナーに煽られる様にして弾き進めていくと、自分でも劇的に演奏が変わっていくのが分かったし、音の響き1つ挙げても変わっていくのが分かりました
自分でも、未知の世界に入っていくような感覚でした
その日は、「それが分かっただけでも収穫」として帰されましたが、オーナーとしては、「もっともっともっと!!!!!!!!」って要求しているので、このテンションを、自分だけの力で、瞬時に発揮するにはどうしたらいいのだろうと、大きな壁にぶち当たってしまった気分だったのです
毎年同じような事を言われ続けているので、私としてもそのつもりで臨んだつもりだったのに、出来ていなかった...やっぱり難しいなと...

こうした中で迎えた2度目のリハーサル
いつものように、夜、お客様が途切れる頃を見計らって時間を取って下さるオーナー...
このご好意に応える為にも...って思ってしまいます
1時間程度、演奏を聴いて頂きましたが、途中、珍しく拍手を頂いたりして、前回からの成長を認めて頂けました
それに、やっぱり何よりも、前回とは音が違って聞こえた...
それは、オーナーも感じておられて、前回の私は一体何だったんだろうと思います

改めて、繊細な世界だと思います
自分の心の中の状態が、そのまま音になる...
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