卒業おめでとう

昨晩は、この時期ならではのシーンに遭遇しました

3rdステージを始めようとする時に、スタッフから「ケーキをお持ちするタイミングで、卒業にちなんだ曲は出来ますか？」とリクエストがありました

いつも、ステージを始める前に、ざっと周りを見回して客層をチェックしているのですが、実は、私も気になっていたのです
初々しい感じの女性お二人と、紳士のテーブルの事...
（なんとなく、卒業お祝いっぽいなぁ）って...

「卒業写真」のメロディーに乗せて、スタッフ全員からのお祝いの拍手が響きます
こういうシーンに出くわすと、一気に、すごくあったかい雰囲気が生まれて、訳も無く幸せな気持ちになれます

様々なシーンで

昨晩は、都内のレストランにて---

こちらも、レギュラー出演するようになって、1年になります
早いなぁ...
こちらのレストランは、ビルの最上階にあり、高い天井がドーム型になっていて、とても音の響きが心地良く、本当に気に入っています
前回の調律以降、更に、その心地良さが倍増

3月で、年度の区切りという事もあってなのか、割とにぎわっています
食事の最後に、花束を贈呈している女性グループなども見られました

少しずつ、春という季節を感じながら、レパートリーも変化させ始めました
卒業や、桜にちなんだ曲を織り交ぜたり、いつものスタンダードも、ちょっとテンポ感のある雰囲気にして弾いてみたり...
こうする事で、随分と雰囲気が変わります
お帰りになられるお客様が、拍手を下さったり、お褒めの声をかけて下さったりすると、このなんでもないようなBGMも、「生きているんだ」という事が実感出来て、とても嬉しいです

先週は、貸切でしたが、初めて、「告別の会」を経験しました
ゆったりしたクラシックの曲や、ニューエイジ系、映画音楽などをセレクトしました

様々なシーンに合った選曲や、弾き方...
同じ空間でも、こちらでは、その時々で、本当に色々なシーンに遭遇します
その場の空気に合った音をイメージしながら演奏する...とても、集中力を要する事ですが、大事な事です

出来る限り応えたい

月曜日は、久々に通しのステージにトライしてみました
何ヶ月ぶりかな...？
ランチタイムからディナーの間に2時間の休憩があるとは言え、やはり、日に8ステージは、とても疲れます
これが当たり前になってしまえば、慣れるものなのかもしれないけど、私は、まだそんな域には達していないので、当日を迎えるまで、相当な気合をイメージしながら、カウントダウンしていました

そんな1日の中で、ランチ＆ディナーで、それぞれリクエストを頂きました
「The End Of The World」と「Let It Be」

ドキドキしたのは、「Let It Be」は、ほぼ初見という中、とりあえず、勢いで弾き始めてしまった事...
途中、どんな展開になるか自分でもよく分からないまま、最後まで、色んな事を迷いながら弾いてしまいました
なんとか止まらずに弾き切ったのは、良しとするも、納得いく出来では無く、つくづく「まだまだだなぁ...」を痛感しました

いつも思うのですが、リクエストをする程、「思い入れのある1曲」をお持ちのお客様って、素敵だなと思うし、なんだか、うらやましい気持ちさえします
だからこそ、出来る限り、その気持ちにお応えしたいと、強く思います
実際、演奏後し終わると、（えッ、ここまで？）と、こちらが驚くほど、喜んで下さる方が、ほとんどです
今回も、拍手を下さった上に、手まで振って下さったり...
嬉しい気持ちが、思わず、そうさせてしまうのだと思います
つくづく、ほんのわずかなひと時を、こうしたご縁で共有出来るって、幸せだなぁと思ってしまいました

チャレンジは何時まで？

今月のスケジュールを見ながら思う...
やっと理想に近づいて来た...

私にとって、月に15回、約60ステージというのは、演奏活動を始めて以来、最高記録
「こういう風になれたらなぁ」と言うイメージに、少しでも近づいた感があって、なんだか嬉しい...
これまで、ゆっくりと時間をかけて、1歩ずつ活動を積み重ねて来た私にとっては、非常に充実感を感じる事の出来る展開です

スケジュールが確定するまでの調整段階では、この倍近い申請をしている訳なので、競争率は高いし、もちろん、月によっては変動があります
4月からは横浜での演奏の更なる縮小も決まったり...
このご時世、突然何が起こるか分からず、とても厳しい世界ですが、夢を持ち続けて、出来るだけ長く続けたいという気持ちは変わりません

一方で、自分の夢にチャレンジ出来るこうした環境に、何時まで甘えていられるか...という事も考えています
そういう覚悟もしておかないと...
そう思って、思わず書きかけた履歴書...
ぐるぐる葛藤しています

着々と...

5月1日に、信州安曇野のとあるカフェにて、家族コンサートをする事が決まりました

兼ねてから、「一緒にコンサートを...」という話はしていて、前回、帰省した際には、ホールの下見をしたり、なんとなーく選曲を考えながら練習したりして、ふわっとしたイメージは出来ていたのですが、「とりあえず会場は押さえたから、お願い」と言う形で正式にオファーが来て、一気に計画が進み始めました

場所は、前回下見をしたホールとは違って、もう少しこじんまりとした所なのですが、グランドピアノもあり、定期的にコンサートも催されている素敵なカフェのようです
来月、一度、リハーサルと下見を兼ねて出かける予定です

家族と、義父の近しい関係者だけにお知らせをする予定で、すでに招待状の原案も出来上がり、色々とメールや郵送などで、やり取りをしながら、打ち合わせを進めているところ...
ちなみに～、司会は夫です
こんな家族コンサートが出来る日が来るなんて、私もすごく嬉しいです

あぁ...思い出すなァ。。。
私も、今の活動スタイルの原点になったのは、自分の誕生日に、家族や親戚、近しい友人だけにお知らせして開催したBirthday Liveでした
第一線でご活躍中のベーシスト＆ドラマーにサポートをお願いして、憧れのピアノ・トリオでのライブ
それこそ半年も前から、打ち合わせに入って、ワクワクしながら準備していたあの日の事...

しっかり準備して、今度は私が、きちんとサポート出来るように頑張らなくては。。。

癒しの旅へ

受け入れ難いアクシデントに遭遇してから早1ヶ月...
「辛いから忘れたい」というのではなく、「辛かった事も含めて、全部覚えておきたい」
今は、そういう気持ちです

「よく頑張って立ち直ったね」の気持ちを込めた二人にとっての癒しの旅の目的地は、南紀白浜
6年前に初めて訪れて以来、「いつか、また行きたい」と望んでいた場所でもあります

嵐のような生憎の天気でしたが、私達にとって、「お気に入りの要素」である「温泉＆市場」、そのどちらも堪能して大満足
市場の中で、繰り返し流れていた「とれとれ市場」ソングが、まだ、私の頭の中をぐるぐるしています

旅にハプニングは付き物で、私達にとっても、この10年語り継がれている「すべらない話」がありますが、今回も、珍事件勃発で、またまたネタが出来てしまいました
そのお陰..というか、帰路のルートが急遽変わったお陰で見る事が出来た、お雛様
我が家には、お飾りがないので、こういう立派なお飾りを見ると、訳も無く嬉しくなってしまいます
もしかしたら、あの子が導いてくれたのかも..なんて思ったり...