チャレンジする私のために

自分の人生...
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ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

興奮覚めやらぬ夜

2007-06-29 | 音楽
先月、思わぬ展開でパーティーでの演奏を引き受ける事が決まり、この1ヶ月と少しの間、嬉しさと驚きと不安が入り混じった複雑な心境を抱えて過ごしてきました
でもやっぱり、1番大きかったのは、未知の世界に飛び込むような不安だったかも...

事前に会場の下見をさせて頂いていた事、当日もリハの時間を頂いていた事で、少しは心の準備をする事が出来ましたが、「果たして受け入れてもらえるか...」という不安な気持ちは本番が近づくと共に大きくなってゆくばかりで、どうしようもないのでした
事前に送っておいたプロフィールが、プログラムの1面を使って大きく載っている...(こんなところに載せるような経歴なんて何もないのに...)
今日のパーティーのメイン・イベント的な扱いで、自分の名前が載っている事がすごくプレッシャーに感じるのでした

「いつかの日の為に...」
そう思って今まで着ずにいたドレスを着て、控え室の鏡の前でお辞儀の練習もやってみる...(せめて堂々と振舞いたい...)

いよいよ本番の時---
司会の方に紹介され、ゆっくりと丁寧にお辞儀をすると、ものすごい拍手で迎えられたのがちょっと意外でもあり、嬉しくもあり...
でも、この拍手にある意味救われた気がしました
顔を上げてみると皆さんすごくあたたかな笑顔を向けて下さっていたから

それからは、事前に知らされていたように、そして、自分でもイメージしていた通りにごく自然にがやがやし始めたので、私はさっきまでの緊張が嘘のように一気になくなり、いつものペースでステージを楽しむことになりました
すると、驚いた事に、ピアノに1番近いテーブルに、演奏に興味を持って下さった方が次々と集まって来られ、熱心に耳を傾けて下さっていたのです
1曲毎に大きな拍手を下さり、初めはびっくりしてしまったのですが、まるで急遽ファンクラブが結成されたかのよう...
演奏の合間に質問攻めにあったり、曲のリクエストが入ったり...なんだか初めてお会いしたという感じではなくとてもフレンドリーな雰囲気になったので、私自身も楽しく、あっと言う間に時が過ぎていったのでした

中央ステージに呼ばれ、これまでに頂いた事のないくらい大きな花束を頂き、再び大きな拍手に包まれながら、会場を後にしました
ある意味独特の雰囲気のある空間でしたが、終わってみれば本当に楽しくて、良い経験でした




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