チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

嬉しいの連鎖

2011-07-18 | 音楽

久々の更新です

この2週間以上もの間、あちこちで演奏していたのですが、その1回1回が感動的なシーンに恵まれたような...
そんな気がしています
そう思えるって、とても幸運な事です

そういう嬉しい気持ちをやっぱり忘れたくないので、かいつまんでさかのぼりながら、少しでも書き留めておきたいと思います

毎週火曜の夜に通っているレストランでは、先日、演奏後にスタッフさんに、「今日は、何か良い事でもあったんですか?」って聞かれました
驚いて、「え?どうしてですか?」って返すと、「とてもピアノの音が生き生きしているように感じたので」ですって...
異動して来られたばかりのスタッフさんなのですが、この1ヶ月のうちで、こんな反応を下さるって、なんかジーンときました
仕事をしながらも、耳を傾けていて下さっているという事だと思います

嬉しい!

不思議な事に、この「嬉しい!」と思う気持ちが無意識のうちに演奏に出ているんだと思います
これは、何も音楽人とか芸術人に限った事ではなく、スポーツでも何でも何をやるにもそうで、だから力を発揮する為に、メンタルって、とても大事なんです
心と身体が一体となってるって、なんだか不思議で神秘的だけど、意外と単純な事なのかもしれません

実は、こちらのレストランで、その前の週に、お客様から、拍手もたくさん頂きましたが、かなりのお褒めの言葉を頂いていたのです
同じ日、他のテーブルのお客様からもお褒めの言葉を頂いて、リクエストやアンコールにもお応えしたり、本当に楽しい夜でした
そういう嬉しい楽しい感覚が良い連鎖をもたらしてくれている...というのは、確かにあると思います
それに加えて、今、自分の演奏を見つめなおしたくて、レッスンを再開したり、朝勉してみたりと、少しずつですが、自分の音使いが変化してきているのを実感出来ている事で、自分自身が弾く楽しさを感じているというのもあるんだと思います

所変わって、ホテルのレストランでの事。
最後のステージが1人の外国のお客様の貸切状態に...
新聞を片手に、静かにお食事されている雰囲気に合わせて、シンプルなジャズ・バラードを演奏したところ、
スタッフさんが寄って来られて、「『とても良い』とお褒め頂いてます」と、伝えて下さったのです
1日の中の何気ない1シーン...
本当に何気ない事に思えますが、このシーンがあるのとないのでは、全然違います

また別の日には、こちらのレストランでは、所謂「常連様」で、これまで私も何度かお目にかかった事のある2組のお客様が同日・同時間にランチに来られるという面白いシチュエーションにも出くわしました
このお二組のお客様は、食事と同時に、毎回「ピアノ」も楽しみにして来て下さるお客様なので、思わず、私もはりきっちゃいました
いつものように、たくさん拍手も頂いたし、お気遣いも声もかけて頂いて嬉しかったのですが、とても驚いたのは、その紳士が、私の事を名前で呼んで下さった事
これまでお越し頂く度に、御礼とご挨拶は欠かしませんでしたが、自ら名乗った事はなかったものですから...
毎日、昼と夜の時間帯に生演奏を入れて、シフトで多数のピアニストが出入りする中で、顔と名前を覚えて頂けていたという事に感激してしまいました

実は、ここに書ききれなかったシーンは、まだあって、それは全部挙げればキリが無いですが、日々、色々な状況の中、感動や感謝を感じられる事を幸せに思います

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする