チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

Simple Is Best

2008-08-28 | Weblog
そもそも、きっかけは何だったのか...

学生の頃は、正直、絵を描くことは苦手で、どちらかというと興味は無く...
推薦枠で早々と進学を決めた高3の終わりに、美大受験生の為にモデルのボランティアを引き受けたという事を最後に接点さえ無くなっていた...
そんな私だったし、何か特別な理由があった訳ではないけれど、ある時、私は、漠然としながらも“絵”というものに何か魅力を感じたのだと思う

社会人になって、突然「油絵というものを描いてみたい」と道具を一式購入し、描いては、画材屋のおじ様に見てもらって額を選んでもらう...などという事もしたし、それに飽きると、水彩色鉛筆を購入して、絵手紙を送ったり...という事もしてみた
もちろん、ピアノを再開する前の話なので、もう随分と昔の話だけど---

昨年、引越し時に画材は処分してしまったし、その点に未練は全く無いのだけど、何気に機会ある毎に美術館へ通っていたりします

前置きが長くなりましたが、
友人と出かけた上野で、コローとフェルメールのはしご
これまでの美術館巡りの中でも、私にとってベストと言えるような“はしご”でした
時間帯のせいか、ゆったりと見られたというのも理由の1つかもしれませんが、ズバリ好みにぴったりとマッチしたからだと思います
今更のように、専門的な知識が全く無い..というのが、少々残念な気もしましたが、でも、一瞬で「わぁ、素敵だなぁ」とシンプルに思える絵に巡りあえた事が、なんかとても貴重な事の様で嬉しかったり...

それは、音楽での表現においても同じだなぁと思うのです
ただシンプルに「良かった」「好きだった」「素敵だった」と思ってもらえるような...そんな雰囲気をかもし出せるようになれたらなぁ

結局、それが1番心地良いという事なんだよね...
作り手にとっても受け手にとっても
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