チャレンジする私のために

自分の人生...
夢で終わらせるか、チャレンジしてみるか...
ピアノを再開してピアニストになるまでの軌跡

あゆの告白

2008-01-09 | Weblog
「残念ながら、もう治らないでしょう...」
最後の望みを託した点滴の後の、お医者さんの言葉...
点滴後の検査結果が期待したものではなく、その言葉の重さを実感し、どこにもぶつけようのない絶望感いっぱいで、家路についたあの日のこと...
今でも忘れる事が出来ません

メニエール---私の場合、1番辛かったのは眩暈と耳の閉塞感でした
自覚症状は無かったのですが、聴力が落ちており、いずれ難聴になるかもしれないという恐怖を感じていました
同じような悩みで苦しんでいる人は大勢いるというのに、「原因不明」だとか、「死ぬわけではない」とかで、片付けられる事に納得いかないものを感じていました
そんな私が、幸い、この数ヶ月、こうした絶望感や恐怖を全く感じることなく過ごしてこられました
正直、まだ信じられないです
「せめて悪化させないように...進行させないように...」
自分でも、色々と気をつけていますが、何が効いているのか分かりません
だからこそ、今後も、再発の恐怖は常に忘れる事無く、慎重かつ前向きに日常を送るよう心がけたいと思っています

あゆの告白は、すごく衝撃的なニュースでした
そんな状態で、弱音を見せずに、今まで音楽をやっていたんだなぁと思うと、なんだかたまらない気持ちがします
中でも印象的だったのは、「絶望なんて感じていない」という言葉...
おそらく、ある意味「吹っ切った」のでしょうが、それまでにはある程度の時間を要した事だと思います
そんなひたむきな姿勢を通じて、私は、とても勇気を与えられたし、私と同じように感じる人も多かったのではないかと思います

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