フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンの話題や自分自身の体験、自分自身が興味を持った事などを書いています。

フィリピンのサンミゲルビール

2023-10-19 11:07:15 | 食べ物
おはようございます。

 サンミゲール社は、1890年に設立

され、東南アジア初の瓶詰めビール

生産のベストセラー醸造所と

なりました。

そして、1914年からは上海、香港、

グアムにビールの輸出を初め

(日本は、1972年から)、1948年

には香港に醸造所を設立し、直轄

植民地で最初のローカルビールと

なりました。

その後、アジアの製造拠点を中国、

インドネシア、ベトナム、タイ、

マレーシアに拡張して来てました。

そして、フィリピンだけでなく、

各拠点から、世界中に輸出を開始し、

今では60ヵ国以上に渡り、

サンミゲール社商品が輸出されて

おります。

サンミゲール社は、フィリピンの

ビール・マーケットの約90%の

シェアを占めており、清涼飲料の

分野でも約85%のシェアを占めて

います。

飲料事業のみならず、公共事業

(電気など)、食品事業など関連

事業を合わせるとフィリピンGDP

(国民総生産)約5%を占める、

巨大企業です。

関連会社を含めると従業員数約25,000人

(サンミゲールビール社では約3,000人

国内)です。

アジア全体でも、トップクラスの

企業です。

1890年10月4日、ラ・ファブリカ・

セルヴェッサ・デ・サン・ミゲル

(サンミゲール醸造所)が、マニラ

のサンミゲル地区に誕生。

現在のマラカニヤン宮殿内に東南

アジア最古の醸造所として建て

られました。

最初のブルーマスター(醸造責任者)

は、ドイツ人のルードヴィグ・キイネ

氏です。

サンミゲールのロゴは、スペイン

統治時代にマニラを表した紋章と

同じもので、最初に醸造された

ビールは、ペールピルセンと

ダークの2種類でした。

最初の年に醸造されたビールは、

500樽でした。100周年を迎える

1990年にはフィリピンのGNPの

およそ4%を担う事業に成長。

サンミゲールは、フィリピン国内

95%のシェアを持っています。

多くの国民がサンミゲール社に

関わる仕事をしていると言われ、

家族何世代にも渡り働く人々も

います。

San Miguel Brewery, Inc. は、

San Miguel Food and Beverage, Inc. 

の子会社であり、Kirin Holdings Co. 

Ltd. と共同所有しています。 

キリンは、株式 48.3%を所有して

います。

同社は、2008 年時点で 95% 以上の

市場シェアを持つフィリピン最大の

ビール醸造所です。

 以下は、サンミゲル・ビールの

代表的なビールです。
 LIGHT (サンミゲルライト)

 RED HORSE(レッドホース)


PALE PILSEN (ピルセン)

Premium (プレミアム)

この他に、

SUPER DRY(スーパードライ)

ZERO (ゼロ) アルコール度:3% 

APPLE (アップル風味)

LEMON (レモン風味)

等を販売しています。


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