クラスにチョコレートをあげたい男の子がいるというのでびっくり。お名前を聞いてもお顔がわからない。優しくて面白くて言いたいことがちゃんと言える男の子なのだそう♡
小学校にチョコレートを持って行くのは禁止、下校時は方面別にまとまって帰る、お家は分からない、クラスには連絡網もない、どうやって渡そう?
「前のピアノの帰りにいつも会っていたょ、スイミングのバスを待ってるときだょ」それだ!ピアノお稽古の曜日を変えたら会わなくなったとのことなので、前の曜日で終わる時間に、バス停に行けば会えそう!
チョコレートを買って、お手紙を書いて、髪をとかして、キティちゃんのキックボードに乗ってバス停に行くと、同じバスを待つ他のお友達がいっぱい。
その中に好きな子はいなくて、バスがやって来てしまった。「ぇ?、もう乗ってるーっ」と娘。なんでだろうね、お引越ししたのかな。渡せず帰宅。
翌週、もう一度チャレンジ。バス停の手前で「ぁ、いたーっ♪」でも、お友達と3人で遊んでいる。
渡せる?と聞くと「へーき。渡したいから。行ってくる!」と、真っしぐら進み、しっかり渡せて、彼はかっこよく「サンキュー」とにっこり笑ってくれました。
お友達に冷やかされたけれど堂々としていたふたり。すごいなぁ。そんな場面を見られて、母は感動しました。