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水島三線日記

飼い主のとんでもない趣味、三線によって神経衰弱になる猫の話改め、その飼い主の独り言

歌碑巡り、平和記念公園

2005-10-31 00:36:48 | 三線と民謡
今回の歌碑巡りは南部が中心、南部といえば避けて通ることのできない沖縄戦、というわけでもありませんが、せっかくだからということで平和記念公園にてトイレタイム&休憩&ウートゥトゥ(祈り?)。
私は「平和の礎」に刻まれた叔父・伯母に手を合わせた、有難いことに教室の先輩方も一緒に手を合わせて下さった。幼くして亡くなった叔父・伯母達が、戦争の犠牲者なんだということを仏壇の前でウートゥトゥした時より強く感じた。
沖縄戦で亡くなった方々の名前の刻まれた「平和の礎」を抜け ギーザバンタを眺めた。

そこにいるのとあまりにも悲しくなるので、駐車場にひきかえす。駐車場の近くで三線の音が聞こえる、しかも八重山民謡?近寄ってみると、木陰の広場にブルーシートを広げて演奏会をやってるじゃないですかー!キャーしかも石垣からわざわざ参加してくれた「安里勇」さんと師匠が唄ってるぅー
もの凄ーく得した気分になりました。
かなり好評だったらしく、次回の歌碑巡りではこんな場面をもっと広げよう、ということになったそうです。

バスは最後の歌碑「白浜節」のある糸満市西崎へ。
あっバスの中でも唄会が始まっちゃいました。
平和の礎

ゲストがいらっしゃいました。

2005-10-29 11:42:20 | 稽古日
昨日は素敵な女性が稽古に混ざっていました。上品で、頭が良さそうな方で美しい人でしたよ。唄三線のほかに踊りもやっているそうです、すごいね!唄三線だけでアップアップしている私とは違いますな。彼女も八重山民謡をやっているそうなのですが、流派が違うのでほんの少し唄や手がちがいます、が、いつものように稽古が始まりました。休憩するたびに彼女が「面白い同じ曲でも雰囲気かわりますねー」の連呼、そんなに違うんだ・・・他の流派の稽古に参加したり、曲もあまり聞かない私にはいまいちわからない?

最後の方で、久しぶりの「八重山育ち」独唱の「小浜節」のとこは彼女に唄ってもらいましたよぉ。師匠の突然のふりにもとっさに答えちゃうところがすばらしい!
ゲストがいると熱が入る稽古も「与那国しょんかね」で終了。

家に帰るとひとり・・・唄三線の道は長いなーとつくづく感じながら、酒を飲んでました。

汗水節

2005-10-28 11:12:25 | 三線と民謡
斎場御嶽で空腹にたえ、安座間サンサンビーチで待望のお弁当。芸能祭の時にお世話になっている野草弁当さんが、昼食の時間に合わせてデリバリーしてくれました。日向はまだまだ暑くて日陰はひんやり、まさに秋の行楽シーズン、沖縄はこの時期とゴールデンウィーク前が過ごしやすい。
美味しいお弁当と、美しい海を堪能したら次の目的地は「汗水節」の具志頭村へゴー。
汗水たらして働くことの喜び、節約をして貯えをする充実感、社会に奉仕するすばらしさなどなどをおり込んだ、この教訓歌は「てぃんさぐの花」と肩をならべる有名な歌です。ところが、歌詞が間違って伝わってる歌ナンバーワンらしく、由孝先生が方言を織りまぜながら楽しくレクチャーしてくれました。今度協会でキチッとした譜面をおこす予定だそうです。

斎場御嶽

2005-10-28 00:56:58 | 三線と民謡
兄弟小節の碑を後にしたバスは佐敷町、玉城村、を通り知念村に3年前に完成した「ニライ橋」と「カナイ橋」を渡り「斎場御嶽」に到着。ここに歌碑はありませんが、ウチナーンチュだったら見ておきたいところ、と言う事でコースに組み込まれました。
斎場御嶽には木の枝に卵を産みつけるカエルがいたり、シュリケンイモリがウロウロしていたりするので、それらを見に17・8年前はよく遊びにきました。世界遺産に登録されてから初めて訪れた斎場御嶽は妙に明るくて何だかびっくりしました。
天気が良かったというのもあるし、人がたくさんいたということもあると思います。
バスに戻る途中で、協会仲間が度胸試しに「豊節」を御嶽の前で独唱していました。

兄弟小節

2005-10-26 22:09:12 | 三線と民謡
梅の香りの歌碑を後にして隣町の与那原町東浜(あがりはま)にある「兄弟小節」へと向かう。
うちの師匠も、そのお父様も前川一門ということもあって親しみを感じている、しかもこの歌碑の建立費を捻出するためのコンサートを見にいったこともあって、多少思い入れもある。
なによりも いちゃりば ちょーでー ぬー ふぃだてぃのあが という歌詞が大好きなのです。
この美しい言葉が折り込まれた「兄弟小節」師匠、はやく稽古しましょう。

歌碑めぐり

2005-10-26 10:16:51 | 三線と民謡
10月23日日曜日、協会主催の歌碑巡りに参加した。45人乗りの観光バスを5台借り切って大所帯で移動するのはちと恥ずかしいな、と思いつつ内心「秋の遠足」だぁーとウキウキしておりました。
 当日は前日飲み過ぎたために出発3分前にバスに滑り込む、寝不足二日酔いで車酔いまできたらどうしましょ!と心配する私をよそにバスは最初の目的地、西原町の小那覇(おなは)「梅の香り」の碑へ出発。写真を撮ったのですがあまりの人の多さにきれいにおさまったやつがとれませんでしたので、きれいな写真が見たい方はこちらへどうぞ歌碑写真集
ありゃ何故か私のとった写真がアップできない?まっいいか、あっできた

梅の香りの歌碑は小那覇公民館の前にありまして、私達のために公民館長さんが公民館を解放してくれました。多くの女性陣がトイレを使用しました。ありがとうございました。

チャリティの稽古

2005-10-22 12:20:32 | 稽古日
11月のチャリティーまでは当然それに向けての稽古となる。幕開けの赤馬、与那覇主、白保につづき、教室の演目ましゅんく、砂持、あかきなでひとくくり。昨年迄は大きい先生の教室と一緒の演目だったので出演者もたくさんいたのですが、今年からは教室単独でやることになった、師匠も含めて6人。マイクも一人もれなく1本ずつつきます、プレッシャーです、なんせまだ手覚えていないんですから・・・早く覚えよう。
後半は地謡の稽古でして、高那節、うふぁらくいち、夏花、与那国しょんかねの他に久しぶりに千鳥節や夜雨節、崎山節を稽古しました。千鳥節と夜雨は本当に久しぶりだったのと、もともと出来てなかったので笑っちゃいました。
明日は協会の歌碑巡りに参加します、写真アップします。

うふでーく

2005-10-19 17:27:48 | 沖縄
安物だがビデオ付きDVDプレーヤを買ったので、去年母から借りていた「安里うふでーく」の記録ビデオを1人で見ていた。なつかしい近所のおばぁをみつけて嬉しくなった。村の聖地で歌と踊りを披露して、唄いながら公民館広場に戻って来る母と、近所のおばさん達を何気なく見ていた頃を思い出した。あの頃は民謡に全く興味がなかったので、面白くもなんともなかったけれど今は違う。人間って変わるものなんだな~。
ちなみにこの神事は安里村に嫁いだものしか参加できないので、今の私は参加資格がありません。
画像は琉球王朝絵巻行列に母達が参加したのを友人が撮影したものです。

過密スケジュール

2005-10-17 23:58:53 | 稽古日
今日は1週間ぶりのお稽古です。大阪、鎌倉、金沢で稽古して今日の夕方帰って来て疲れている師匠は気の毒ですが、がんばってもらいます。
稽古を始める前に先週開催された川崎の「沖縄芸能祭」のお話をしていました、鎌倉のメンバーが何人か出演したので聞きにいったそうです。出演者の数もすごいのですが、観客大勢いて、まるで沖縄のような錯覚におちいったそうです。今年で60回を迎えるこの芸能祭は戦後間もない頃から続いているそうです。そのあと、鎌倉の教室の発表会の話やら、大阪、仙台の新メンバーの話やらが一通り終わってようやく稽古がはじまりました。師匠は、内地に稽古にいくと1か所につき平均6時間はぶっとうしで稽古をするそうなので、やっぱりお疲れモードでした。
それでもチャリティー公演の稽古を中心に約2時間半、頑張って頂きました。師匠ありがとうございました。

三下げのましゅんくから本調子に変える練習みっちりやっておきます。

ひとり稽古

2005-10-16 23:03:02 | 三線と民謡
教室の無い日も1人で稽古をやっている、でも自分の唄を客観的にきく事が出来ないため問題点を探せなくて少々困っている。
声は腹から出ているのか?音程を安定させるにはどうしたらいいのか?う~んよく分んない?!
自分の歌のどこが良くて、どこが良くないのか?どこをどう直せばよいのか?
やるしかないというのは解っている。だから練習はする、旦那は耳をふさぐ。