ドイツの図書館

ドイツのある図書館に、ウチの大学の図書館を通じて文献複写を依頼したら、僅か３週間ほどでコピーが届いた。しかも料金は送料も含めてタダ！日本国内や米国などではこうはいかないし、ドイツでも学生からコピーのカネをとる図書館が主流（てか、タダは珍しい！）なのに、この図書館は太っ腹だと思った。

最初、ウチの図書館の司書がドイツにメール書くのをめんどくさがって「アメリカの議会図書館に自分で頼んだら？」と言ってきたのだが、ＨＰでコングレス・ライブラリーの利用ガイドを見ると米国内でも最低4週間、米国外だと3ヶ月以上かかるとのこと。しかも、申し込み方もファックスじゃなきゃいけないとか以外にもいろいろめんどいのでアメリカに幻滅。結局ドイツに頼むことに。

ドイツのその図書館（Sachsen州立図書＆文書館）はすばらしい！これからもヨロシクって感じです。おそらく、大学の図書館を通じた学生の依頼は優遇するという方針なのだろう。むりくりウチの司書に頼んで良かった。自分のホーム図書館を使いやすいように変えていく事が必要と『図書館に訊け！』（ちくま新書）に書いてあったけど、その通りだと実感。