ロスジェネの発言

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【総選挙】投票の仕方~「あなたの2票は日本を変える」~その1

2005-09-07 20:26:52 | 衆議院議員選挙2005
小選挙区制の特性顕著 読めぬ無党派層 揺り戻しも (産経新聞) - goo ニュース
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自民党支持率が37・9%と前回衆院選前(平成十五年十一月)とほとんど変わっていないにもかかわらず、世論調査から「与党圧勝」の傾向が読み取れるのはなぜか。
それは衆院の選挙制度である小選挙区比例代表並立制の特性によるところが大きい。比例代表は、政党支持率との相関関係が強く、小政党でも当選できる確率が高い。
それに比べ、小選挙区制は、選挙区内のトップ得票者のみが当選する制度のため、得票率のわずかの差が大きな議席差となって表れるケースが多い。more...
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「産経」の記事にもあるとおり、今の選挙制度は支持率・得票率が少しでも有利な政党に過大な議席を与えてしまうという特性がある。従って、「与党圧勝」という予測が出ていても、「まだ決めていない」層の一部でも動けばまったく違う結果になることもある。

さて、「ヘリオトロープの小部屋」さんも「いまだに彷徨う私の一票」というエントリーや、このブログへのコメント欄でおっしゃっておられますが、「与党はヤだけど野党にはどうやって入れて良いのか分からない・・・」といった悩みを持っておられる方が多いのではないかと思うのです。

そこで、今日は「あなたの2票は日本を変える」と題して投票のパターンを考えてみたいと思います。

ここで、与党はどんなことをやっているのか?を見てみたいと思います。
比例票上積みに躍起=郵政反対組支援の選挙区も-公明【05衆院選】 (時事通信) - goo ニュース
日曜の世論調査で「自民圧勝」→「自民に圧迫され、公明後退の可能性」が報じられたので、公明党は自民党に「比例に票をもっと回すように」と働きかけたのです。非常に狡猾なやり方です。

さて、では野党を支持する人たちはこの様な与党の動きに対してどのように対応すればいいのでしょうか?

それが、”作戦1”「2票使い分け作戦」です。

「憲法9条は守りたい」「消費税増税反対」なんだけど、「小泉さんには退陣してもらいたい」という人がいたとします。だけど、「小選挙区で『勝てそうもない野党B』に投票すると小泉さんの政権に利するのではないか??」、と悩んでいたとします。

その場合、

小選挙区:「勝てそうな野党Aの候補」(候補者名)
比例代表:「政策に共感する野党B」(政党名=野党B)

という投票行動をとることをおすすめします。そうすると、小選挙区で与党を利することなく、自分が政策面で伸びて欲しいと考える「野党B」を伸ばす事ができるのです!
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