
共産党のキャッチフレーズ、「たしかな野党が必要です」はそれなりにウケは良いようだ。
昨日の「サンデープロジェクト」でも、「郵政民営化」について民主党・岡田代表は自民党との違いを示せなかった。それに比べ、共産党のスタンスの明確さは際立っていた。
しかし、だからといってそれが共産党の支持に結びつくかというと、そうではない。下で引用したブログ↓↓では「たしかな野党が必要です」を「たしかに野党は必要です」と読んでいる。多くの有権者もそうだろう。
共産党はこれまでにも「野党らしい野党」、「オール与党 対 日本共産党」といういいかたをしてきており、今回のキャッチフレーズはそのいいかえでもある。
だが、単なる野党と「確かな野党」の区別を明確にしなければ、共産党の独自性は有権者には伝わらないということは、これまでの選挙でもハッキリしている。
共産党は、仮に今回の選挙でキャスティング・ボートを握るようなことがあっても(今回の選挙ではその可能性は十分にある)、野党に徹すると言うことを明確に宣言すべきだ。
民主・自民のどちらが政権につくにしろ、そのどちらかが「野党」になる事は確かだが、例えば自民・公明が野党になったとしても、それは確かな野党とはいえないのである。自民・民主・公明の各党の間に政策的な違いはない。このなかで、どの党が政権につこうが、野党に下ろうが組み合わせが変わるだけで中身は変わらないということを、われわれ日本国民はこの10年間毎回の選挙で見てきた。
日本共産党が、今回の選挙では政権につけなくても、独自性のある野党として、数十議席を獲得して国会で大きな発言権と存在感を示すことは、日本の民主主義にとって健全な事だと思うのだが、どうだろうか?
日本共産党の候補者、特に小選挙区候補者はこの点を念頭に置いて、選挙運動を頑張ってもらいたい。
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昨日の「サンデープロジェクト」でも、「郵政民営化」について民主党・岡田代表は自民党との違いを示せなかった。それに比べ、共産党のスタンスの明確さは際立っていた。
しかし、だからといってそれが共産党の支持に結びつくかというと、そうではない。下で引用したブログ↓↓では「たしかな野党が必要です」を「たしかに野党は必要です」と読んでいる。多くの有権者もそうだろう。
共産党はこれまでにも「野党らしい野党」、「オール与党 対 日本共産党」といういいかたをしてきており、今回のキャッチフレーズはそのいいかえでもある。
だが、単なる野党と「確かな野党」の区別を明確にしなければ、共産党の独自性は有権者には伝わらないということは、これまでの選挙でもハッキリしている。
共産党は、仮に今回の選挙でキャスティング・ボートを握るようなことがあっても(今回の選挙ではその可能性は十分にある)、野党に徹すると言うことを明確に宣言すべきだ。
民主・自民のどちらが政権につくにしろ、そのどちらかが「野党」になる事は確かだが、例えば自民・公明が野党になったとしても、それは確かな野党とはいえないのである。自民・民主・公明の各党の間に政策的な違いはない。このなかで、どの党が政権につこうが、野党に下ろうが組み合わせが変わるだけで中身は変わらないということを、われわれ日本国民はこの10年間毎回の選挙で見てきた。
日本共産党が、今回の選挙では政権につけなくても、独自性のある野党として、数十議席を獲得して国会で大きな発言権と存在感を示すことは、日本の民主主義にとって健全な事だと思うのだが、どうだろうか?
日本共産党の候補者、特に小選挙区候補者はこの点を念頭に置いて、選挙運動を頑張ってもらいたい。
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ほとんどの有権者にとって100パーセント賛同できる政党はなかなかないと思いますが、政党の主張に差がなければ民意の反映もくそもないですし。
共産党は昨年、大阪市議会の選挙で候補者が「イラク戦争反対」を訴えていたりして、差し迫った市の財政破綻についての対策といった、「市政」のレベルで重要なことについてほとんど何も訴えていませんでした。共産党を支持しない私が言うのも何ですが、「選挙で有権者に政策を問う」ということに関して何か認識に大きな誤りがあり、それが有権者の幅広い支持を得られない一因なのではないかと思います。
これは違うと思いますよ。「何も訴えていない」というのは言い過ぎです。僕は東京在住なので大阪の選挙については良く分かんないんですけど、「赤旗」読む限りは財政破綻も争点にしている様子でしたし、「介護保険料の減免制度の充実」とか「中小企業の支援策」とか「国保料値上げ反対」とか数え上げればきりがないのですが、地方政治に関しては結構いろいろ主張してますよ、共産党は。
あと、「イラク戦争反対」だって立派な争点の一つになり得ると思いますよ。民主主義なんだし、国が道を誤れば地方にだって影響が出るわけです。
共産党が言わないと、どこの政党も言わないでしょうし、、、この問題については。