チャリ日記Ⅱ

あちこちへ自転車で出かけた記録で、チャリ日記Ⅰの続きです。

全国の恵比寿神社の総本社美保神社へ 2012年4月27日

2012-04-29 18:01:14 | 自転車ツーリング

春の日差しになった、出雲路を自転車で走った。

島根半島の東の端、島根県松江市美保関町の「美保神社」は言代主

(ことしろぬしー大国主の長男で通称恵比寿さん)を祭神として 全国の

恵比寿神社の総本社である。

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美保神社に祀られている言代主(ことしろぬしのかみー通称恵比寿さん)は、

大国主(おおくにぬしー通称大黒さん)の長男である。

大国主が出雲の稲佐の浜で ヤマトに殺された後、続いて言代主も美保の海

殺された。その大事件をモチーフにした神事が「モロタ舟神事」で今にその

大事件を伝えている。

(一般的にはヤマトに殺されたことになっているが、出雲の学者の中には

シナからの渡来人ー徐福に殺されたと言う人が多い)

殺した大国主の祟りを恐れたヤマトは 奈良県桜井市の三輪山ー当時のヤマ

トの真ん中ーに大国主を祀っている。

ちなみに 大国主の次男のタテミナカタは信濃の国、諏訪大社の主祭神となっている。

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「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」はこちらから入れます。

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さて本題のチャリツアーであるが、松江市中心部から往復約75キロの

ツアーに出かけた。

ついでに 美保神社の裏山の「馬着山(ばちゃくさん)210m」も歩いてきた。

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Mapname

ピンクのラインが往路、グリーンが復路である。

復路は海中道路3箇所を走り、江島、大根島を通って帰った。

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初めて通った堀川沿いの砂利道。左手の方に「島根大学」がある。

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左手に「枕木山」(453m)を通過。タンボでは田植えの準備の真っ最中だ。

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やがて「中海」が見えてきた。その向こうに大山が見える。

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「道の駅本庄」到着、しばし休憩。ここまで向かい風で約1時間かかった。

風が冷たいから少し寒い。

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道の駅前の 中海沿いに鯉のぼりも泳いでいた。

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中海沿いを走る。天気がいいので気持ちがいい。

しかし風は相変わらず向かい風だ。

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中海の江島と境港市を結ぶ「江島大橋」が見えてきた。

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境水道に入った。島根県と鳥取県の県境の水道だ。J-coastguardと書いた

沿岸警備の船も境港に接岸しているのが見える。

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このあたりには何軒か 造船所がある。どこも忙しそうだ。

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境水道大橋を潜る。美保関町森山と境港市を結ぶ橋だ。

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松浦漁港を通過。今走っている橋の下を漁船が出入りする。

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あの灯台で境水道が終わる。向こうの山は大山。

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男女岩(めおといわ)を過ぎれは゛、美保関が近い。

このあたりどこを走っても大山が見える。

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やっと美保関入り口到着だ。恵比寿さん(言代主の神)と奥さんの

美穂津姫がお出迎え。

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美保関漁港に着いた。

約35キロの向かい風道を約3時間かかった。

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五本松公園入り口。ここから遊歩道が始まる。

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坂道を登る途中から見下ろすと、ちょうど隠岐の島へ行く(?)高速船が

一直線の航跡を残して走り去っていく。

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途中の山桜は満開だ。時々花びらが風に舞う。

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歩けば15分くらいの五本松公園へ、昔はリフトがあったようだ。

今は廃墟だ。

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五本松公園に着いた。見下ろす日本海の向こう正面に大山が見える。

民謡で有名な「関の五本松」は昭和の初めに台風で倒れ、今は3代目の松が

風に揺れていた。

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続いて馬着山へ尾根道を歩く

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鳥居の続く道を歩いていく。

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小高い丘に「御穂社」があった。「みほ」と読むのだろう。

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しばらく下ると峠道の十字路がある。馬着山へは まっすぐ進む。

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しばらく歩くと 馬着山山頂に着いた。

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山頂から見た美保関の街と漁港。海の向こうは米子市だ。

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反対側の海は隠岐の島方向。島影は何も見えない。

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馬着山で見た花々

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ムシカリの花は満開だった。

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赤い花、蔓に咲いていた。調べたら鶯神楽というらしい。始めて見た。

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これも蔓に咲いていた白い花。調べたら郁子(むべ)というらしい。

これも始めて見た。

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藪ニンジンか。

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道を引き返し、峠の分岐まで戻る。佛谷寺へ降りる。

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八百屋お七の恋人吉三は、火あぶりの刑で死んだお七の霊を弔う為に

全国のお寺を行脚したらしい。そしてついにこの寺の門前で行き倒れて

息絶えたとか。これがその吉三のお墓だそうだ。

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石畳の道を歩いて、恵比寿さんへ参拝に行く。

この青石畳は江戸時代に 荷物を運ぶために海中から切り出された

青石を敷き詰められたもので、当時の風情が今も残る。

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美保神社に参拝する。大きくて立派な神社だ。

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登山口へ歩いて戻る。漁船の向こうに大山がよく見える。

北海道の羅臼漁港から見た 国後島にそっくりの景色だ。

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漁港から見た「馬着山」。多分左のピークだろう。

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馬着山登山口へ着いた。さあ帰路は追い風だ。

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江島への海中道路を走る。

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江島牡丹園を過ぎる。

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今度は江島から大根島へ渡る海中道路。

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大根島のあちこちの「牡丹畑」は満開だ。

牡丹の展示で賑わう「由志園」を通過し、そのまま次の海中道路に向かう。

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今度は大根島から中海をはさんだ向かいの大海崎に向かう海中道路。

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海中道路を渡り左折する。トンネルを出たら大海崎の町だ。

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大海崎を通過すると 今度は「大橋川」に沿って西へ走る。

向こうに見える橋は、国道9号線につながる「中海大橋」。

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川幅は次第に狭くなる。「矢田の渡し場」の看板があるが、

今も営業しているのかどうか不明。

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新しく開通した「松江だんだん道路」を潜るとすぐ松江市街だ。

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70

市街地が見えてきて ようやくツアーは終わりだ。

往路3時間、お昼休み1時間、馬着山散歩1時間、帰路2時間。

もう夕方だ。

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