チャリ日記Ⅱ

あちこちへ自転車で出かけた記録で、チャリ日記Ⅰの続きです。

河内長野から石川河川敷ロードで信貴山雁多尾畑へ、帰路は推古天皇稜や弘川寺を経由 2016年4月26日その1

2016-04-28 11:48:43 | 自転車ツーリング
今日は天気もよさそうなので 遠出を計画した。

石川の河川敷に「南河内サイクルロード」があるのでそれを走り、大和川へ出て、信貴山を登り
「信貴山のどか村」まで行き 引き返す計画です。帰りは推古天皇稜や弘川寺を通る山の道
(広域農道南河内グリーン化ロード)を走る予定だ。
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その1 河内長野から石川沿いに大和川へ
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実際に走った全体図です。画面右が北の方角です。
石川沿いに大和川まで行き、帰路は山の中を走る計画です。
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実際に走った最初の部分の軌跡です。
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自宅の山の上をスタートして山を降りて「三日市駅」へ到着です。
正面の二つのビルの間を「旧高野街道(京都大坂から高野山への参詣道)」が今も通っています。
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三日市は昔の高野街道の宿場町でした。京、浪速から高野山への参詣道です。
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旧家の屋敷に植えられた楠木です。樹齢は数百年はありそうですが 不明だそうです。
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河内長野駅前で、高野街道は分断されていますが まだまだ堺のほうへ続きます。
しかしここでは右へ分岐して石川へ向います。
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石川の右岸(右手の道)を走り下流へ向います。
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出雲族が建てたと思われる金刀比羅神社があります。向こうに見える千木はもちろん出雲式竪削ぎです。

※古代ドラビダ族が移住して来た出雲族は幸の神三神や竜蛇神(ガンガー女神)を信仰していた。
ガンガー女神(川を支配する女神)はコンビーナ(ワニ)に乗っていてそれが金比羅様になったといわれています。
詳しくは別ブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」に載せています。
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暫く走ると腰神神社があります。樹齢700年といわれる藤の木があり、楠木正成が愛馬をこの神社境内の
藤の木に繋いだら 痛めていた腰が直ったそうです。
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丁度藤の花が満開でした。
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この裏道は車がほとんど通らないので チャリマンは皆さん良くご存知で、ひっきりなしに
チャリマンが行きかいます。
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やがて 石川の土手に出ました。
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蓮華畑のむこうに ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)の峰々が見えます。左端が二上山で
その向こうを大和川が流れていて今から向います。
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富田林の「PLの塔」が見えてきました。
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ここから「サイクルロード」が始まります。(向こうから来る人には終点なのでしょうか)
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鯉幟が見えてきました。
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ちびっ子たちが鯉幟を見て大声をあげています。楽しそうだなあ。
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サイクル専用ブリッジが見えてきました。
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この橋で左岸へ渡ります。橋の中央に展望スペースがあり、散歩の人も休んでいます。
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下流のほうを見たところです。黄砂で霞んでいますが 向こうに信貴山が微かに見えてきました。
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橋を渡ると左岸の土手を走ります。このあたりは桜並木で シーズンにはお花見の人が凄い人出です。
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右に二上山が見えています。右が雌岳、左が雄岳で、あの山でダイトレも終わり左は大和川です。
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再び河川敷に降りてきました。猛スピードで追い越す人が多く 危ないです。
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河川敷ながら 森の中のような場所もあります。
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高速(南阪奈道)と国道を潜ります。
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釣りをしていたおじさんが「かかった」と大声で周りの人を呼びました。タモで魚をすくって欲しいらしいのです。
鈍そうな感じの爺さんが「ワシがすくったる」と言いながらタモで鯉をすくおうとしたのですが
1メートルと大きすぎて 案の定場暴れる鯉を逃がしてしまいました。二人とも暫くは呆然としていましたが
やがて釣り人が「いいよいいよ、どうせ放流するつもりやったから」としょげた爺さんを慰めていました。
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今度は 西名阪道を潜ります。
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国道の端の向こうに 信貴山が見えてきました。中腹の白いストゥーパは高安山霊園のシンボルと思います。
車で外環状線を走っていても良く見えます。
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河川敷から 再び土手に上がります。この道路は「東高野街道」と書いてありました。
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右下に見えるヘアピン道路は 登って来た自転車の為の道です。
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石川を走り抜けて 終に大和川に出ました。
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自転車専用道で川を渡ります。左は近鉄道明寺線です。
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大和川の下流は大阪湾に注ぎます。下流ではこの川が 大阪市と堺市の境です。
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上流は奈良盆地へと向います。左の大きな建物は「柏原市役所」で右端に二上山が見えています。
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その2 信貴山山中の集落 雁多尾畑(かりんどおばた)へ 続く
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河内長野から石川河川敷ロードで信貴山雁多尾畑へ、帰路は推古天皇稜や弘川寺を経由 2016年4月26日その2

2016-04-28 11:25:00 | 自転車ツーリング

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その2 柏原市から大和川沿いに信貴山へ 天空の郷雁多尾畑(かりんどおばた)へ
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実際に走った記録です。
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大和川右岸堤防の上はまだ自転車道です。
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暫く走ると石川が大和川に合流する地点が見えました。
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またまた鯉幟です。水道橋に大量の鯉幟が吊り下げられて泳いでいます。
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そういえば もうすぐ子供の日ですねえ。
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自転車で追い越した、地元の方に「信貴山のどか村」を聞いたら 「この信号を渡って踏み切りを越えて
集落の中を突っ切っていけば行けるよ」と教えてくださいました。

しかしその後その方は引き返してきて 「このまままっすぐ行ったほうが分かりやすいよ。
ひたすらまっすぐ進めば山を登るから」と訂正されたので このまままっすぐ進むことにしました。
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近鉄大坂線の鉄橋を潜ります。
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鉄橋を潜り暫く進むと 轟音が響きました。近鉄特急です。伊勢志摩へ行くのか、それとも名古屋行きなのか。
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国道は川向こうへ行きますが まっすぐ進むと川沿いの府道になります。
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持参した地図を見たら この府道183号線がそのまま山を登っています。
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川から離れて 山を登り始めました。急坂をしばらく進むと青谷集落です。
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集落の中に神社がありました。金山彦神社と書いてあります。
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これが拝殿です。金山彦とは 鋳物、鋳鉄や青銅の鋳物師の神様です。説明書きを読むと
このあたりで 昔は野踏鞴が行われていて、その鋳物師(河内ではイモジと発音します)が信仰する
神様だと書いてあります。
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青谷集落を抜けると道の両側は 一面のブドウ畑になります。柏原市は葡萄の一大産地で有名です。
私の家の隣に住むご夫婦の奥様の実家が このあたりの葡萄農家で 収穫時は戦争だと仰っています。
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暫く登ると 今度は中学校、小学校、幼稚園と並んでいます。「堅上中学、小学、幼稚園」と書いてあります。
かたかみ と読みます。
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今度は金山媛神社が出てきましたが 石段を登る山の上なので今回はパスします。
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また集落に来ました。雁多尾畑と書いてあります。道が狭くて急坂なので 立ち漕ぎです。
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漕いでも漕いでも急坂が続くので たまたまあるいていたおばあちゃんに「この坂はどこまで続くの」
と聞くと 「すぐ上で平になるからもう少しやで」と励ましてくれました。
会話の中で この集落は「雁多尾畑ーかりんどおばた」と発音するそうで びっくりして
思わず自転車から降りて聞き直しました。
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なんと変わった名前の集落なのでしょう。天空の集落「かりんどおばた」はそれからも続きました。
あのオバアは すぐそこと言うたのに。
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雁多尾畑の集落を抜けて暫く行くと「竜田古道の里山公園」という施設が出てきました。
竜田と言うからには ここは奈良県三郷町かと思いきや、後で調べるとここも雁多尾畑かりんどおばた でした。
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このあたりから突然視界が開けます。右下は公園の施設です。
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ブドウ畑も続きます。
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道路に面して葡萄ハウスのビニールが開けてあったので 写真を取らせてもらいました。
中に頭を突っ込むと まさに熱帯の暑さでした。ビニールハウスの中は強烈な暑さでした。
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王子の街なのでしょうか、眼下に街が広がります。
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あのオバアは道は平らになると言うたけど 今度は急降下です。
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暫く急降下してカーブで様子を伺うと 一旦急降下して再び登り あの先端のカーブに昇ってくるようです。
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帰りの行程を考えると ここで引き返すかどうか思案のしどころです。
結局ここでお弁当を食べながら考えて引き返す事にしました。サイクルロードをそのまま
引き返すのなら このまま進んでも良いのですが、帰路の山道の行程が長すぎます。 
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再び雁多尾畑を通り抜けますが、今度は急坂を一気に駆け下るので気分爽快です。

しかしこの道はとても狭いので 夜間0時から明け方まで通行禁止と書いてありました。
家が密集して道路に接しているから きっと通行車両がうるさいのでしょう。
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柏原、藤井寺、羽曳野界隈があんなに低く見えます。よくあんな坂道を登って来たもんだ。
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見覚えのある橋が見えてきました。大和川を南へ渡る国豊橋です。
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橋のまん前がJR高井田駅です。東大阪の高井田と全くおんなじ字です。ややこしいなあ。
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川を渡り 山道へ入る前に水分補給とおやつタイムに入りました。高井田駅のまん前です。
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店内で少し休憩して出てきたら私のチャリの前にこんな看板がありました。おお怖!凄い店やなあ。
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国豊橋を南へ渡ります。中ほどに展望スペースがありました。
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展望スペースから奈良方面を見たところです。大和川とお別れです。
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ややこしい交差点を右へユーターンします。
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すぐ左へ曲がります。
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国分駅前を暫く南へ進みます。
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私の地図ナビです。前カゴに入れてるので走りながら見れます。ガーミンハンディGPSも持っていますが
それより便利かも。
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その3 「推古天皇稜、弘川寺を経由してグリーンロードでゴールへ」 続く
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河内長野から石川河川敷ロードで信貴山雁多尾畑へ、帰路は推古天皇稜や弘川寺を経由 2016年4月26日その3

2016-04-28 11:24:26 | 自転車ツーリング

その3 広域農道グリーンロードを通り 推古天皇稜から西行終焉の地弘川寺を経由して河内長野へ
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実際に走った記録です。
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西名阪道を潜ったあたりで 大きなミスをしました。竹之内街道へ入るべく左折したつもりが
少し手前で左折したようです。
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ブドウ畑の中をアップダウンを繰り返して走ります。
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右を見ても、
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左を見てもブドウ畑が続きます。南阪奈道を走っていると左右にビニールハウスが続きますが
茶畑と勘違いしていましたが ブドウ畑でした。
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かなり走ったところで間違いに気づきました。この道は竹之内街道ではなくて 広域農道の
南河内グリーンロードでした。
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ブドウ畑の向こうに高速道路南阪奈道が見えてきました。
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道路橋の上から下を見下ろしていると この景色は見覚えがあります。
近鉄南大坂線「上ノ太子駅」からこの道路を歩いてダイトレの起点屯鶴峰(どんづるぼう)へ行き
そこから二上山へ歩いたときの景色です。
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次の交差点で進路を間違えてしまい、走りながらふと横を見るとなんと南阪奈太子本線料金所が見えます。
「ETCゲート」も何台か見えています。このまままっすぐ峠を越えてもいけそうですが、
引き返して交差点に戻り 別の道を行く事にしました。
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道を下ると正面に「太子みかん園」の看板が出てきました。高速道路からいつも見る看板です。
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そのまま下ると 太子町へ入れそうです。安心しました。
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やがて狭い道に入りました。手作り標識があちこちにあり「歴史の道竹之内街道」と書いてあります。
昔の竹之内街道は官道で一般庶民は通れませんでした。
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太子町役場に到着です。あまりの立派さにしばし呆然としました。

何故こんな立派な庁舎が必要なのでしょうか。
私の住む河内長野市も分不相応に立派な庁舎です。市民の事より 自分たち職員の快適さが優先するようです。

私の田舎の島根県松江市は23万都市ですが ボロボロの市庁舎です。私の子供のすむ京都府長岡京市は
大企業の工場や本社、研究所の立ち並ぶ税収豊かな市ですが、市庁舎はボロボロで市の職員さんが
かわいそうなくらいです。大坂南部の南河内は どこも市民、町民より職員優先のようです。
これでは人口が減少するはずですね。
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豪華な太子町役場を後にして、現在の竹之内街道へ入ります。
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暫く走り推古天皇稜に到着です。
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このあたりは歴史街道のようです。またじっくりと見て回りたいものです。
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推古天皇稜に参拝しました。もちろん宮内庁の管轄です。自分のことを天皇と呼ばせたのは天武からです。
オホド大王(継体)から前の御陵はほとんどでたらめで、出雲系豪族の墳墓を宮内庁は記紀の作り話を元に
でたらめに割り振っていますが、この御陵は本物という人が多いのです。

宮内庁管理の御陵の出鱈目ぶりは「ブログ古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に訪ね歩きを載せています。
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グリーンロードに入るともう道は分かっていますが 問題はアップダウンです。
もう午後3時を回っていて これからのアップダウンはこたえます。
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河南町持ち尾の展望台で休憩します。
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黄砂がひどくなり 遠く大阪市内のビル群はおろか、すぐ近くのPLタワーも霞んでいます。
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弘川寺に拠ることにしました。歌聖西行の終焉の地です。
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本堂と青モミジです。このモミジが真っ赤になるととてもきれいです。青モミジもなかなかきれいですね。
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弘川寺からは山を降りて富田林を抜けようと思いましたが 車が多く怖いので山越えする事にしました。
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実際に走った記録の続きです。
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この判断も良かったのかまちがっていたのか。車は確かに来ないのですが登りがとてもきつい。
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それに急坂の連続で、集落もずっと続きます。河南町下河内集落です。
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苦しんだ挙句にようやく峠に着きました。大きな霊園があります。丁度五時過ぎで職員さんが鍵をかけて
帰るところでした。
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峠から猛スピードで下ると国道309号線が見えてきました。左が水越峠から奈良県御所市へ、
右が大坂富田林方面です。
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国道309号を猛スピードで下り 三度広域農道グリーンロードへ入ります。またもや上り坂です。
登りきったあたりに上赤坂城跡があります。予定ではここも拠る積もりでしたがもう遅いのでパスです。
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峠から振り向くと遠くに山と街並が見えます。
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望遠でアップしてみるとなんと信貴山の白いストゥーパが見えています。
さきほどまであのあたりをうろうろしていたのですねえ。
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大阪府唯一の村、千早赤阪を通過します。
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銘木屋さんの芸術作品の前を通過します。
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坂を猛スピードで下り 観心寺前でトイレ休憩です。もう薄暗くなってきました。
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坂を猛スピードで駆け下りてやっとこさ 三日市駅前です。夕日も隠れそうです。
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今度は朝と反対側の南側の高野街道です。古い石碑に「女人高野堂へ八里」とかいてあります。
高野山入口の「京大坂道女人堂」までここ三日市宿から32キロほどです。
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もう日が暮れかかって灯篭に灯が入っています。
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さあ 最後の上り坂です。あの坂を登らないと家に帰れません。
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結局走行距離は71キロもありました。高低差は900m以上あり、やはり帰りの坂がきつかった。
朝9時半に出て 帰着は6時半 9時間のツアーでした。
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