島根県松江市の宍道湖湖北自転車道を走りました。
映画「レイルウェイズ」の電車BATADENと併走です。
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この地図は 国土交通省のホームページからのものです。
松江市から出雲市まで続く、自転車道路が整備されているそうです。
前回は、出雲市駅(一畑電鉄)から出雲大社まで走りましたが、きちんと
整備されていました。(出雲路自転車道)
(※前回のブログは チャリ日記Ⅰに載せています。
http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/chari/2009/12/index.html)
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今回の目的地は十六島(うっぷるい)という変わった地名の漁村です。
この地の名産品の「うっぷるいの 岩のり」を買うのも目的の一つです。
このノリを知人に頂いたのですが、とてもおいしかったので、調べると奈良時代、平安時代から朝廷献上品として、ブランドになっているとのことでした。
ピンクのラインが実際に走ったコースです。
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どこに自転車道の入り口があるのか、まったく分かりません。
標識もなく、ただうろうろするだけです。ここは宍道湖温泉駅のちかくです。
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仕方がないので、宍道湖湖岸に出て、湖岸を走ります。標識はありません。
今日は向かい風(西風)がとても強く、なかなか前へ進みません。
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国道脇の歩道を走り続けて、西へ向かいます。
右のレイルは中井貴一主演の映画 「レイルウェイズ」の舞台 「一畑電車 BATADEN」の線路です。
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暫く走ると、バタ電の向う側に なにやら「標識」がやっと現れました。
踏み切りを渡ると初めて「自転車道路」標識が現れました。
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この日は松江地方は、一日中強烈な西風が吹き荒れていました。
宍道湖も波立っていて、時折波しぶきが飛んできます。
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自転車道はここで右へ曲がり、宍道湖と離れ、湖北中学校舎前を走ります。
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自転車専用道はすぐに終わり、再び国道脇の歩道を走ります。
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国道沿いにある 道の駅「秋鹿(あいか)なぎさパーク」にやっと着きました。
向かい風の中を 漕ぎ進んできたので もうへとへとです。
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ここで休憩していると、二人のチャリマンとお話できました。
一人は、埼玉から来た青年です。基本的に「道の駅」でテントを張り、夜をすごしながら旅を続け 出発して今日で45日目だそうです。
テント、寝具、着替え、食料、食器などを自転車に積み込んでいますので、すごい荷物でした。今日は向かい風がきつく、もう前に進めないので、ここに宿泊すると言って、荷物を降ろし始めました。
その青年とお話していると、私と同年輩のおじさんが自転車でやってきました。そのおじさんは、九州の小倉から今日で3日目、一日平均120キロを走ってきたとおっしゃっていました。「3日間ずっと 追い風だったので、楽なものでした」
そのおじさんの自転車は「輪行タイプ」で、バラシてバッグに収納すればいつでもどこからでも、電車や飛行機に乗り、次の地域へ 「ひとっ飛び」だそうで、先月は北海道を回っていたそうです。
いろんなチャリマンがいて、話が弾みました。(後で気づいたのですが、3人で記念写真を撮るのを忘れていました)
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なぎさパークも波が高く、ボート、カヌー、ヨットは全て引き上げられていました。
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再び走り出すと、世界中の珍しい鳥たちを集めた「松江フォーゲルパーク」
の駅を過ぎます。たくさんの観光バスや、自家用車が止まっていました。
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この駅は「津ノ森」と言う駅です。「十六島ウップルイ」どころか、
平田市の手前で、もうダウンです。向かい風が強く、急な上り坂を登るよりも、
体力を消耗します。
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暫く宍道湖湖岸を走りましたが、ついに力尽きました。ここで引き返すことにしました。松江市が遠く見えます。20キロくらいでしょうか。
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水鳥たちも、波の少ない場所を選んでじっとしています。
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帰り道は、強い追い風を背に受けて、何の苦労もなくあっという間に
BATADENの「イングリッシュガーデン前」駅に着きました。時間も早かったので少し園内を見学していくことにしました。
※園内は入場無料です。(この施設は昔ルイスティファニー美術館と言っていましたが、展示物の所有者が展示物を引き上げてしまったため今は庭園施設と苗やお土産の販売をしています)
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噴水の周りで遊ぶ子供たち
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生垣の向うに、荒れる宍道湖が見えます。
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傘をさすオールドファッションの二人は、もちろん植物です。
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池にはめだかがおよいでいますが、睡蓮はまだ蕾もありません。
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藤棚の藤は満開です。
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再び自転車で走り出しましたが、5分くらい走ると突然道は終わりです。
この道の突き当たりで消えました。
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しかたなく、車の道を走ってたら、突然愛宕神社にでました。子供の頃に良く遊んだことを思い出しました。
ちなみにこういう全国の愛宕神社の総本社が、京都清滝の愛宕山山頂の愛宕神社で「火伏せの神」(防火の神)です。
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その近くには、私が子供の頃に、赤ん坊の妹を背中にくくりつけられて子守を
しながら、日が暮れるまで近所の子とチャンバラごっこをした阿羅波比神社
(あらわいじんじゃ)があり、懐かしく参拝しました。
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結局「宍道湖湖北自転車道」なるものはほんの少しの区間整備されているだけで、田んぼの中でに突然現れて、いつの間にか消えて、ほとんどが国道脇の歩道を走るものでした。
ピンクのラインが今回走ったコースで
そのうちのグリーンの部分が、「専用道」でした。
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映画レイルウェイズのパンフレットです。
この電車には、どこからでも自転車に乗ったまま乗車できます。(500円必要)
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