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向井亜紀 「会いたかった~代理母出産という選択~」

2007-03-03 11:35:58 | Weblog


タレント向井亜紀の著書 「会いたかった~代理出産という選択~」のTVドラマがあった。

2002年に、向井亜紀さんの結婚から妊娠、そして子宮頸ガンの宣告を受け、その摘出手術とともに、まだ見ぬわが子の命も失ってしまうまでをドラマ化した作品「16週」

その後、2004年に・・・代理母出産に挑戦し、ガン治療による卵巣の機能低下などの後遺症に悩むなか、3度目にアメリカ人の代理母が妊娠に成功、代理母出産により双子の親となるまでの高田・向井夫妻を追った「逢いたかったわが子よ 向井亜紀、代理母と歩んだ1227日の全記録」というドキュメンタリー番組に続くTVドラマである。

このドキュメンタリーを観たときに、正直アメリカの代理母を勤める人が、すばらしいと感じたけれども、向井亜紀さんのほうは、金持ちお嬢さんのわがままじゃないんだろうか???・・・と感じていました。

そして、昨夜(3月2日)のドラマを見て少し見かたが変わりました。
かって、妊娠とともに発覚した子宮頸ガンにより、子宮摘出、お腹の中の命も失った、その赤ちゃんの命を失った事をずっと悔やみ続けている向井、一方、
夫 高田のほうも、はやくから向井から「子供がほしいな・・・」といわれてはいたものの、忙しさにかまけてついつい、子供をつくるのが遅くなった事、「もっとはやくに子供をつくっていればこんな事にはならなかたのに・・・」と、彼もまた心の中に後悔をひきずっていました。

経済的に豊かな人もそうでない人も、その人にしかわからない苦しみや後悔を持って生きている・・・。

代理母出産を目指してからの、世間の非難や風当たりのキツさ、その過程で夫婦がいっそう互いを思い合い、絆を深めていく、このドラマには、単に高田夫婦だけではなく、娘を暖かく見守る親の思いやアメリカの代理母のご夫婦、周囲の人たちのそれぞれの暖かく強い愛が描かれた感動のドラマでした。

そして、高田延彦は格闘家としてはプライドのリングから引退し、その後プロレス界・格闘界に衝撃を与えた著書 「泣き虫」 の出版、それらの最中に夫婦間ではこんなことが起こっていたのか・・・と感慨深い思いで観たドラマでした。

ドラマ公式HP

会いたかった―代理母出産という選択

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