ブルース・リー主演二作目にあたる「ドラゴン怒りの鉄拳」で、劇中、ブルース・リーの演じるチェンの師匠 霍元甲(ホ・ユアンジャ)を描いた物語。
ホ・ユアンジャを演じるのは、近年はハリウッド映画にも進出し悪役がやや多いリー・リンチェイ(ジェット・リー)、武術ものの映画はこの映画を最後にするという意味でも見逃せない一作。
本当の武術家とは? ただ強くなれば良いのか? 人間的にも本当に他の者から慕われ尊敬できる武術家とは?
このテーマは、わずか11歳で中国の全国武術大会で優勝したリー・リンチェイ自身が追求してきたテーマかも知れない。
ドラマの最後のほうで、日本の軍人の卑劣な策略にはまりながらも、試合をやめようとしない、彼のアクションは痛烈なまでに美しい!
それを、同じ武道家として真っ向から受け止めた中村獅童演じる日本人武道家もすごく良い! おそらく中村獅童が演じた役の中で一番カッコイイ役じゃないかと思う。
40代になったリー・リンチェイのクンフーは少しも衰えをみせず見事なアクションを見せてくれます!
おススメ度 ★★★★★
泣き度 ★★☆☆☆
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