よっちん。の納戸部屋

アコースティックなビートルズを、そしてコミックソングのようにおもしろい、童謡のようなオリジナル曲を歌っています♪

「初めて」のビートルズ曲(^-^)

2015-05-09 12:56:39 | Weblog
公式発表曲だけでも200曲を裕に下らないTHE BEATLES。
メジャーな曲からコアな曲まで、幅広い嗜好性を持っているがゆえに、ファンそれぞれの「初めて曲」もいろいろなんでしょうね。

ちなみにボクは、初めて「聞いた」曲が「LET IT BE」でした。
小学校の給食の時間に、放送部が校内に流していた曲の中に、とても印象的な曲として記憶に刻まれました。
しかしまだ、曲名も、ビートルズそのものも知りませんでした。

中学に上がり、2年生頃の思春期スタートのイライラを埋めてくれてのは、なんとアルバム「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」。
友人の家にあったゴチャゴチャしたジャケットからゴチャゴチャした曲が流れてきて、不思議だったけど、すごく耳触りの良いサウンドとメロディーの繊細さが気になり、友人に借りた。でも、この時点ではよくわからなかった(笑)。

同じ時期に借りたレコードの中に「TICKET TO RIDE」が入っていた。
これには驚いた。このころ、まだボクは何の楽器も経験していなかったけど、明らかにドラムのリズムが均等ではないことがわかる。
なのに、曲として1つの塊となっていて、心地よかったのを憶えています。
すっかり気に入って、繰り返し聞いていたころ、学校の文化祭で同級生がバンドをする事になり、ドラムを学校に運ぶのを手伝うことに。
同級生の部屋の真ん中に据えられていた初めて見るドラムセットを目にして思わず「ちょっと触ったもいい?」と聞いたところ「お前には無理や。」と一蹴された(笑)。
その時の数分間に目指したドラムのフレーズは「TICKET TO RIDE」。ハードル、高かったですね(笑)。

その後もビートルズを聴きながら、徐々に楽器を演奏したい想いが膨らんでいく。
「ドラムは高価で、場所も困るけど、なんか、ベースがいいなぁ。ポールみたいに弾けないかなぁ。」と思いながら、高校受験を迎える。
裕福な親戚(笑)に「公立高校合格の祝いに好きなものを買ってあげる」と言われて、頑張った結果、見事、手に入れたのがグレコのヴァイオリンベース。
嬉しかったなぁ!因みに、これは今でも大切に持ってます(^o^)b



高校では音楽コースを選択。
最初は3ピースのバンドに入って、いきなりオリジナル曲のベースを弾いていました(笑)。
そのバンドのドラマーが、実はギタリスト志望だったことから、程なく解散となり、そのドラムセットを安く買い取って、いつしかボクはドラマーに転向していました(笑)。

ボクの通った高校はなかなか粋な学校で、なんと歌のテストの時間では、カラオケ、アカペラ、楽器、バンド(他のクラスメンバーのレンタル)がOKだったのです(^-^)b
で当然、ボクも歌うことに。
他の人のテストにはドラマーとして参加させてもらいましたが、ぼく自身が人前で初めて歌いながら弾いた楽器はグレコのヴァイオリンベース。
そして弾きながら歌ったのが「YESTERDAY」。

そう、ボクの公式的なシンガーデビュー曲はなんと「YESTERDAY」という大それた曲だったのです(笑)。
なので、今も思い入れの強い曲は「YESTERDAY」。

思い返せば、梅田のキャバーンクラブでも、リヴァプールのThe CAVERN CLUBでも、初めて歌った曲は「YESTERDAY」でした。





今、この曲を歌いながら思い出す風景は3つ。
高校の音楽室で同級生達の前で緊張しながらにわかバンドと一緒にグレコのヴァイオリンベースを弾きながら歌った時の景色。
梅田のKYバーンクラブに初めて出演した時の風景。
そして、初めてのリヴァプールのThe CAVERN CLUBで、この曲を歌った時、客席から歓声が起こり、一緒に歌ってくれた風景です(^-^)

この記憶は、そして「YESTERDAY」という曲は、ボクの人生の宝物です(^-^)

明日も、きっと歌いますよ(^-^)b