ぼけぼけ

いつかこの景色を思い出して、君は泣いてしまうかもしれない

インビクタス/負けざる者たち

2010年12月11日 | 映画

 

今年の漢字は「暑」だそうです。
なんつーか「まんまやんか、ひねりなさい!」
って感じです。

せめて「熱」にしませんか~

冬季オリンピックもサッカーワールドカップもあったし・・・

 

ってわけで、本日の映画は

「インビクタス/負けざる者たち」

監督:クリント・イーストウッド

出演:モーガン・フリーマン/マッド・デイモン 他

 

南アフリカでは「アパルトヘイト」と呼ばれる人種隔離政策を行い、
白人が多数の黒人を支配していた。
黒人で初めて大統領になったマンデラは、
「黒人が白人に仕返しをするのではなく、共に新しい国家を造ろう」と訴える。

なんかいいぞ!この展開。
モーガン・フリーマンの誠実な大統領ってのもイメージ通り

 白人のスポーツはラグビー、黒人はサッカーと完全に分かれていたのに
ラグビーワールドカップで南アフリカのチームが優勝することで
黒人も、白人もなく国として思いが一つになる。

 

いやー熱いぞ、クリント

 

それに各所にちりばめられた黒人と白人の和解していく様が
すごく素敵。
はじめは反発し合っていたSPたちがラグビーを一緒にやったり、
警備をしながら、いかつい男たちが本気で応援してるのもいい。
 

一番好きなのはスタジアムの外でラジオ観戦をする少年の話。
はじめは白人のタクシー運転手たちが「あっち行け」とか言って
ラジオを聞かせてくれないんだけど、だんだんその距離が縮まって
いっしょに聞き入ってしまい、最後は肩車してみんな優勝を喜ぶところ。

こういう小技はクリント・イーストウッド監督のお家芸って感じです。

実話だけに素直に感動してしまいました。
ほんと安心して見ていられるいい映画でした。

 

 

 

 

 

 

コメント
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