写真日誌

気ままなフォトスケッチです。

  国立博物館庭園 -4-

2010年07月21日 | 庭園
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・六窓庵(ろくそうあん)

慶安年間(17世紀中頃)に奈良の興福寺慈眼院(じげんいん)に建てられたもので、
現在奈良国立博物館に移された八窓庵、東大寺塔頭四聖房の隠岐録(おきろく)とともに
大和の三茶室といわれました。明治8年(1875)に博物館が購入、
解体輸送中に伊豆で船が難破しましたが、
幸い材は流失をまぬがれて明治10年に当館に移築されました。
その後、第二次大戦中再び解体され疎開しましたが、昭和22年(1947)9月、
数寄屋の名工木村清兵衛により現在の位置に再建されたものです。
水屋、寄付、腰掛などは明治14年に古筆了仲(こひつりょうちゅう)
によって設計、増築されたものです。
にじり口にある手水鉢(ちょうずばち)は四方仏水盤といわれる形式のもので、
延長3年(925)関白藤原忠平が建立した山城国法性寺の石塔のひとつでした。
その後、銀閣寺を経て所有者がいく人か変わり、明治18年に博物館の所有になりました。
                                     <国立博物館HPより>

    


  



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