脱東京暮らし

北海道『知床』で母子3人山村留学!!
オホーツク・ブルーのでっかい空の下で「子育て」ついでに「自分育て」

『歳三くん日記』

2006-03-22 20:09:35 | 準備!準備!'05
私がブログをやっているものだから、

「ぼくもやりたいなあ」

といっていたユー。知床行きが近づいてきたし、いろんなマナーを覚えるのもいいかな、と思いきって開設した。

小学生が書くものなので、見苦しい点が多々あるかと思うけど、お時間があったら覗いてやってくださいまし

歳三くん日記

時計

2006-03-22 06:50:38 | 準備!準備!'05
歴史好きなユーと江戸東京博物館へいったとき、『昔の暮らし』みたいなコーナーで古い時計やら電話やら家電製品やらが展示してあって、小学生たちが興味深そうに見ていた。一方でちっともおもしろそうでないユー。なぜ?

「ね、ね、ユー、こんなのあるよ~、珍しいねえ~

「みたことあるよ、おじいちゃんちで。もっと古い形のやつだったよ」

‥‥そうなのよね‥‥
我が実家にはいろんなものが転がっている。小さい頃からここに来ているユー、ちょっとやそっとのものでは心が動かないのだ。

先日のこと。

知床で使う時計が欲しかったので、実家には何かしらあるだろうと思い、買う前に電話してみた。
父はうれしそうに、

「ボンボン時計にするか?」

‥‥だって
頼むから、毎日ネジ巻きしなくていい、昼夜を問わず30分ごとにボンボンいわない、時間が狂わない、電池で動くやつでお願い‥‥


夏物の荷作り

2006-03-21 17:42:31 | 準備!準備!'05
庭のミモザが満開。日中の陽射しも暖かくなって、『春』本番も間近
出発まで2週間を切り、いよいよ荷作りも本番!‥‥にならないといけないなぁ。

冬物はまだ使うので、夏物から。
まずリーの洋服。リーを脇に立たせてサイズ確認。

「あれ?これもだめ、あっ、これも小さいよ!」

昨夏のもの、半分くらいが着れなくなってる
お気に入りのワンピースももうダメ‥‥

次にユーの。
こちらも1/3はもう小さくなっていた。

子どもの成長ってほんと早いのね‥‥

最後に私の。
もう縦方向には成長はしないものの、今後もう着ないだろう、と思われるものが多数。もったいないと思いつつ、清水の舞台から飛び下りる気持ち(大袈裟かぁ)で処分。

3人分の夏物、中型のトートバッグ×4、荷作り完了
ちなみに着られなくなった夏物、大きな紙袋×3‥‥

冬物はもっと手強そうだなぁ。早めに手をつけないと

手土産を買いに

2006-03-20 07:17:26 | 準備!準備!'05
挨拶まわりの手土産を買いに、お義母さんと一緒に浅草へ(2月2日の記事参照)。
暖かく晴れていたせいもあり、浅草は人でごった返している。
人込みをものともしないお義母さん、ずんずん先へ進む。鳥居をくぐったところにいくつかの神輿。

「あ~、ユーに三社祭をみせたいわ~、すごいのよ~~、こういう神輿がたくさんでるのよ~、あ~みせたいわ~」

お義母さん、血が騒ぎだしたらしい‥‥

私はリーを肩車しながら、多国籍な人込みをかき分け、観音様のもとへ。

「無事にいってこれますように!」

みんなで手を合わせ、再び人込みへ。大風吹く中、やっとのことで雷門まで戻る。

「ここがおいしいのよ、やっぱりここよ」

と浅草を熟知するお義母さんが指差したのは『常盤堂雷おこし本舗』
店内には様々な種類のおこし。こんなにいろいろあるなんて知らなかった‥‥
お土産に手ごろな箱入りのおこしを発見。これを購入することに決定。
数は45個っていわれていたけど、余裕をみて50個に。足りないよりはいいよね。余ったら食べちゃえばいいし
送料は全国共通500円。発送先は北海道知床、遠くに送るからちょっと得した気分。

このおこしをもって、挨拶まわりするんだなぁ
小さなコミュニティでの御近所付き合い、上手くできるといいなぁ‥‥

テレビ出演!

2006-03-19 21:30:03 | 実施地とその周辺 '05
3月4日にユーが参加した、江東区にある小学校とユーの留学する小学校の合同の鮭の放流会(3月6日のブログ参照)。この模様がCSのヒストリーチャンネルで放映された
放映されたとき、我が家では私の友人が3名ほど来ていて、映像をみながらユーが画面に映るたびに大騒ぎ
映ったのはほんの数秒のことだったし、見ている人も少ないCSでの放送だったけど、すっかり有名人になった気分のユー、テレながらニヤニヤしていた。ん??そういえば、当日はユーも私もインタビューも受けたんだよなぁ‥‥しっかりカットされたんだね~
ともかく、留学する小学校周辺の様子=知床のことが色々と分かった。やっぱりすごい大自然。

そういえば、先日、近所で私の敬愛する椎名誠さんの講演があったので、ユーと一緒に聞きにいった。子どもが自然に触れることの大切さを改めて実感。そして椎名誠さんのカッコよさも再認識。

ユー、知床で野生化しようぜ

父、退院

2006-03-18 06:36:40 | 準備!準備!'05
先週末の事故で家族や周りの人々を騒がせた父、入院後1週間で退院することができた。一安心~
一時はあちらの世界に逝きかけたようで、お風呂で救急隊が人工呼吸している様子とか周りの人々がざわざわしている様子とか、そういうのを少し離れたところから観察していたらしい。いわゆる『幽体離脱』ってやつですか‥‥。ほんとにあるんだなぁ

入院した当初は「2週間」の入院といわれたものだから、新しい生活準備の手伝いのために北海道へ同行してもらうはずだったけど、行くのは絶望的だと判断。ユーやリーにもそう伝えた。二人ともおじいちゃんのことが大好き。

「一緒にいけないのは残念だけど、おじいちゃんの体のほうが大切だよ」

とユー。「大丈夫かな、早く良くなって欲しいなあ」と付け足した。ユー、ありがとう‥‥

自分自身すごく不安だったけど、ユーも協力してくれるっていうことだし、なんとかなるさ、と3人での北海道行きを前向きに考えてた。一方で、行く時に利用するフェリーや父母が帰りに使う飛行機のキャンセルを先延ばしにしていた私。

「退院してすぐに聞くのもナンだけどさぁ‥‥、北海道、どうする、行く?」

「担当医の先生に聞いたら『いいですよ』だって!北海道、行けるよ!」

ユー、リーと私、3人して万歳
父の驚異的な回復力と普段からの健康な身体に感謝

フェリーや飛行機、キャンセルしなくてよかったぁ

ボンから

2006-03-17 09:58:03 | 山村留学への思い'05
大学の後輩(人間性は私よりもずっとずっと先輩)にあたるマリさん。大学卒業後、単身ドイツのボンへ渡り、由緒ある大学で勉学に勤しんでいる。そのマリさんが一時帰国しているので、時間を作ってもらいあうことに。

いつも思うけど、ほんとに大人だぁ‥‥。なんて自分はちっぽけな人間なんだ、と思う。一緒にいたタマさんもとってもとっても大人なもんだから、余計自分の器の小ささが身にしみる。この歳=三十路半ばになると自分を大きく変えていくことなんてもう不可能なのかもしれないけど、少しずつならできるかなぁ‥‥。

北海道での生活が、私と、私みたいなヒトに育てられている子どもたちの人間性に、大きく貢献してくれることを期待したい

電話番号決定

2006-03-16 06:35:00 | 準備!準備!'05
電話関連、その後。

北海道116のフジタさんが私たちの担当。とっても親身になって相談にのってくれる、イイ人。
何回か電話で話し、電話回線の工事日を私たちが現地に到着する3日の翌日、4日午前中に決定。『9時から12時の間に家にいてください』とのこと。了解!

次に電話番号。
選択肢は下ふた桁の異なる2つの番号=△△00と△△11。私は即、後者を選択。だって私の実家がいまだにダイヤル式の電話をつかっているんだもん、ゼロが2回続くといやでしょ?『0』だと、ぐる~って回るの待たないといけないからねぇ

電話関連にかかる毎月の費用は以下の通り。
ライト回線の使用料      ¥2919
配線工事(保険みたいなもの) ¥63
フレッツISDN         ¥2646
+通話料、プロバイダー契約料がかかる

思ったよりもかかるのねえ‥‥
更に、

「ISDNのターミナルアダプターが必要です」

といわれた。待てよ、物置きにあるぞ~。と、ウチで以前つかっていたやつをゴソゴソと出してきた。これが使えたら¥12800浮く!
製造先のカスタマーサービスに電話し、型番をいって、使えるか確認すると、

「古すぎです‥10年も前のものですので‥‥」

と却下。残念~

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/78da84fcab2955c8c68a729b30562753/21
↑関連記事です。

荷造り開始

2006-03-15 06:20:39 | 準備!準備!'05
自宅で仕事をしていても何だか落ち着かないし、何のアイデアも湧いて来ない‥‥。だったら引越し準備をしたほうがいい、と荷造りをすることにした。

台所にたつ。周りを見回し、もっていくものを見極める。

茶わん、お椀、大皿、小皿、取り皿、湯のみ、ドンブリ‥‥

これらの食器をピンク色の小さめのクリアケースに突っ込んでいく。いかに隙間なく、効率よく詰められるか‥‥。皿と皿の間に小皿や箸を入れ、隙間を埋めていく。いっぱいになったところで、台所用品荷造りその1、終了。何が入っているか分からなくなっちゃうと困るから、メモもつけなきゃね

ふぅ~

荷造り‥結構時間がかかるんだなぁ。
とりあえず、1日一つを目標に荷物をつくっていくことにしようっと。

反面教師

2006-03-14 06:32:38 | 子育てスタイル '05
リーン、リーン、リーン
電話の音が深夜の重い空気の中に響く。
バクバクする心臓を手で押えながら、もう一方の手で受話器をとる。

「も、もしもし」

「意識あったよぉ。もうお父さんったら‥‥」

母の安堵した声。

‥‥脱力ぅ。よかった‥‥。

翌朝早く、父は熱海の病院から実家近くの病院に搬送された。
病院から一度家に戻りわずかばかりの仮眠をとった母とともに、私は病院へ。

まだICUにいた父。でも意識はしっかりしていた。日焼けしたシミのある手、あったかい。

「ごめんね」

酸素マスクをした口から、小さいけどしっかりとした声。

「もう、まったくぅ。しっかりしてよ‥」

柔らかい声で答える母。
夫婦っていいもんだなあ、しみじみ感じた。

父は基礎体力があるから経過もよく、思ったよりも早く退院できるかもしれない。
ほんとによかったよぉ‥‥


今回の一件で決意したこと。

『北海道へいったら、子どもが起きている間は飲酒しない』

ラマダン中のイスラム教徒みたいだなぁ‥‥
だけど、子どもには何が起るか分からない。北海道ではいつも私が頼りきっている主人がいない。
私ももう三十路半ば過ぎ。今までの健康を過信せず、しっかり考えて行動しないといけないのだ。

父のこの一件で、自分の責任とか義務とかそういうものを再確認させられたような気がした。