脱東京暮らし

北海道『知床』で母子3人山村留学!!
オホーツク・ブルーのでっかい空の下で「子育て」ついでに「自分育て」

異国の地で

2006-03-12 17:51:07 | 子育てスタイル '05
友人のDさんはモンゴル人。修士の時の大学で知り合ったのがきっかけでおつきあいをさせてもらっている。
Dさんが帰国した年=ユーが6歳の時、ユーと私でウランバートルにあるお宅にお邪魔させていただいた。ユーは帰る時、

「モンゴル、大好き、帰りたくない」

といって泣いていたっけ。
その後Dさんは結婚し、待望の男の子を出産。子育てをしながら、更に勉学に勤しんでいた。そして昨春、日本最高峰の大学での博士の学位を目指し、再び単身日本に来ていたのだ。
今春からは子どもと御主人を日本に呼び寄せ、一緒に生活しながら学位を目指すとのこと。

先日、一時帰国する前日に一緒に食事をした。

「で、御主人、仕事の方って大丈夫なの?」

「モンゴルは日本と違って男の人が仕事を長期で休むのは全然問題ないのよ」

だって。でっかい大地に住んでいると、考え方も大雑把でよろしい。

子どもを保育園に預けることについて、こんなこともいっていた。

「こないだの中国人の母の幼児殺傷事件、すごく迷惑!全部の外国人が敵視されちゃうよ!」

Dさんは日本語が堪能だし、性格もメチャメチャいいけど、あんな事件があったあとだと、やはり構えられてしまうだろうね。日本人の1人として、何だかとっても申し訳ないし、とっても悲しい。

助けてあげたい時に、ちょうど北海道へいってしまう私、後ろ髪を引かれる思いがする……

異国の地での子育て、それだけでも大変なのに、更に自分の研究。
でもDさんなら、きっとできるよ!応援しているよ