はるひの下校時間、小雨が降っていた。スイミングがあるので途中まで迎えに行った。
いつも一緒に帰ってくる子達の中に はるひがいなかった。 その先を探しても
いなかったので、その集団に戻ると、その横の床屋さんから はるひが出てきた。
あごには、大きな絆創膏が。 （転んだ？？？）
御礼を言い、一旦 家に帰る。車から降りると、つばを吐く。血が混じっていた。（口の中も切った？）
見ると、舌の横側に４ｃｍほどへんな筋が。（ん？・・・ん？？）
念のため、病院にいく。
口腔外科。先にレントゲンを撮りに行く。はるひ：「レントゲンって痛い？」（写真とるだけだよｂｙ母）
診察室にて。「骨は折れてませんが、舌は切れてますね、血は止まってますが縫います」（え・・痛そぅ）
麻酔を打ち、魚つりのような針で縫われていく。。。「お母さんの方が痛そうですね」 ｂｙ先生
絆創膏を貼ったままのあご。外すと・・・ 「あごも切れてますね。縫いますね」（え、痛・・・。）足を引きずるのを見て 膝の消毒もしてもらう。 抜糸は 来週。
道沿いの側溝の向こう側に飛ぼうとしたら 雨で滑ったか踏み外しバランスを崩して側溝に落ちた
らしい。迎えに行った時も泣いてなかった。舌の麻酔でも あごの麻酔にも泣かなかった。
結局、一度も涙をみせなかった。迎えにいったときから、自分から「痛い」とも言わなかった。
家に帰ると 黙って宿題を始めた。 終わったら 夕飯も食べずそのまま寝た。
なんだか 彼の根性を見た気がした。 （今後、気をつけなきゃとも思った。）
帰り道の一言 ： 「スイミング休んでまった・・・」