つれづれ日記(或いは日々雑感)

40代前半、人と少し違った道を行く筆者の、日常の雑感を綴ります

新しいミニ盆栽

2009-04-26 19:45:14 | アニメ・オタク(オタ婚)
  浪費癖話、第二段。(おい・・・)

例の、お気に入りの植木屋(というのも気の毒なくらい、しゃれている)、
元住んでいたところの近所の植木屋に、このところ日参していた。
(駅で言えば2駅だからね。学校帰りに寄れないことはない。)

何故そんなに通ったかというと、枯れた五葉松の代わりになる出物がないか、
チェックしにだ。
植木の出物は、出る時でないと出ない。いつ出るか判らない。
だから、なるべく高頻度で通った方がいい。
(前の家では、この店は駅からの帰路にあったから、気が向いたら帰りに覗いて
見ていて、それであの出物を見つけた訳。)

でも、あれに匹敵するのは今回はなかった。
つまり、良い苗だけど、苗の状態で、自分で鉢やら何やらを整えて、
つまり自分で作っていく楽しみが味わえるもの。
そういうので、いいのはめったにない。
この前買った(そして前回載せた)吾妻五葉松はなかなかだが、これはいかんせん、
名前の通り、葉が太めでワイルド。前の枯れた奴には匹敵しない。
(育てる楽しみはあるが。)

で、少々高いが、出来上がっててなかなか、ものすごくひねくってあって
立派な奴を買ってしまった。
種名は、“銀八つ房五葉松”、つまり葉が白みがかっていて、葉が密で、立派な奴。
いい品種だ。
それで、これだけひねくって作ってあるから、ちょっと高かった。
ちゃんとコケも敷いてあるしね。

ただ、これだけ作られちゃってると(完成してると)、育てる楽しみはないんだよね。
維持管理するだけで。まあ、それでもなかなか大変だけど。
まあ、ぼちぼち付き合っていきます。

今日のばら 4/26

2009-04-26 19:33:55 | アニメ・オタク(オタ婚)


まだ気ぜわしいのだが、更新(こればっかり)。

また、バラを買った。

いつもの気になる店で、ばらフェアをやってたからだ。
よりどり3本500円、5本800円って(消費税別)。

で、買っちゃった。
浪費癖だねぇ・・・
でも、落ち着いたパープルカラーできれいでしょ。

ちなみに、5本とか8本とか買って、花束にしたいとは、思わないではないけど、
自分的に“贅沢すぎる”って思って、してません。
でかいばらの花束を、自分で買って、狭い家に飾るってのもねぇ。。。
きれいだけど、なんかなと思って。
・・・でも、一度やってみたいけど。

もひとつちなみに、色とりどり、ってのもやってみたいけど、これも前の項と同じ
理由でしてません。それに、種類が違うと、花の大きさも違うしね。
取り合わせが大変かも。
ってなこと気にしないで、やってみるときれいかもだけど。

ま、拡大画像でお楽しみくださいませ。

ミニ盆栽の画像(笑)

2009-04-16 21:12:58 | アニメ・オタク(オタ婚)
えっと。

このブログ、写真は1枚しか載せられないと思ってたのだけど、ちょっと手間がかかるが、
複数枚載せられるようなので、ちょっとテストがてらトライしてみる。
この前書いた五葉松が、一番まともだったのだけど、それがなくなっちゃったから、
あまりぱっとしないかもしれない。でも載せてみる。
では、どうぞ。

 津山檜(桧(ヒノキ)の矮小種)

  吾妻五葉松(ニックネーム:ローマの松、なんちゃって。)

 唐楓

 清姫、と言う名の紅葉(ちょっとぼさぼさ)

 紅葉1;学校の敷地に自生していたもの

 紅葉2:購入したもの

 エゾ松:将来性を買ってください。

 ひょうたんぼく、という木。赤い花が咲きます(今咲いてる)。

まずはこんなところで。
ちなみに、画像をクリックしても、津山檜以外は拡大しません。
(他は別所にアップロードしていない。←アップしました@'09.4.21)
今後、暇を見て改訂します。
あしからず。

アンダーグラウンド

2009-04-11 17:16:23 | 時事
下の記事が愚痴っぽくなったので、補う為みたいな感じで、真面目記事。
これ、オタ婚記事かとも思うんだけど。

表題は、本の題名だ。ご存知だろうか。
村上春樹さんについて、詳しい方ならご存知だろう。
氏の、地下鉄サリン事件に関する、ルポルタージュ(っていうのかな)だ。
話を聞かせて下さる被害者を探して、直接に会って、インタビューをし、そこで
話されたことを全てテープ起こしして、本にまとめている。
勿論、掲載を承諾した人のみ(内容確認してもらって)。
可能なら、実名を出してもらっている。

本の名前を出したからといって、“読みました、その感想”というのではない。
(たいてい、本の名前出したら、そういう流れだと思われるだろうけど。)
私は結構、オウム関連の事件に(比較的)興味がある方で、大分前だが、
佐木隆三の「慟哭-小説・林郁夫裁判」を読んでもうちょっと知りたくなり、
この“アンダーグラウンド”を買って読もうとした。
・・・が、その分厚さ(文庫本なのに厚さ3センチ)に負けて、読めなかった。
でも、今回、2つ前の記事の件で村上春樹さんのお名前を拝見して、
そういえば、買ってたな、と思って、読もうかと思って、読みかけている次第。
インタビュイイ(インタビューを受けた人)3~4人分位は読んだ。
読み終えたら感想書きます(宣言?)。
気ぜわしいんだけどね(こればっかり)。

で、思ったのが、その、購入した時も思ったのだが、
“ずいぶん、というか、ものすごく真面目でシビアな方法でルポしてるな”
ということ。
被害者の探し方、姿勢、インタビューの方法、原稿の作成の仕方、本のまとめ方、
全て、なかなかシビアで、厳密な方法でやっている。本当に真剣に。
その場で起こったことを、他の人(インタビュアーである村上さんやスタッフの人などの)
の感情を決して交える(混入させる)ことなく示せるようにしている。
ものすごく真面目で、力量がある人、着眼点も興味を惹かれる、と思った。

今回の、2つ前の記事(イスラエルの文学賞受賞の件)で、この本のことを思い出し、
なんというか、さすがだ、というか、やっぱりこういう本を書く人なんだな、
という気がした。
まあ、私が言うまでもないことで、知っている人にはお笑い草だろうな、と思うが。
ということで、出来ればこの本を(手始めに?)読んでみようと思う。(ホント?)

そういえば、2つ前の記事の補足っぽくなるが。
あの講演で、村上さんは、1年程前に亡くなられたお父さんのことに言及されているそうだ。
お父さんは、教師で、僧籍にもあった方で、日中戦争に招集されて参戦したご経験がある。
村上さんは、“朝、朝食前に、長い時間、仏壇の前で何かを祈っている”お父さんの姿を
覚えておられるそうだ。
“何に対して祈っているの”と聞くと、“あの戦争で亡くなった全ての方の為に
祈っている”と答えられたとのこと。
以下、うろ覚えだが、原文を再現すると、
“父は私が決して知ることのない記憶と共に死んでいったが、が、朝食の前に仏壇で
祈る父の周りに漂っていた、死者たちの影を感じ、それが記憶に残っている”と
言われたそうだ。それがお父様から受け継いだ数少ないものの一つであり、
とても大事なものでもあると。
失礼な言い分かもしれないが、日中戦争に日本人で参戦したということは、加害者側
であったこともあるだろう。それも踏まえて、村上氏のお父様は祈っておられた
のではないか。
そして、村上氏も、そういう、全ての人、体制や強者に虐げられる人を気にかけて
おられるのではないか。そう思った。
とても生意気な言い草だが。

もし読み終わったら、感想書きます。(読めるの?)

今日のばら 4/11

2009-04-11 17:16:08 | アニメ・オタク(オタ婚)
えっと、たまには粋な記事を書きたいのだけれど。
でも疑問に思ってしまう。
“何故、ろくに更新もしないのに、(このブログにしては)大勢の人が来るんだい?”
(前記事の村上春樹がらみで来られてるなら、不真面目記事が書けなくて困るなあ、などと、それこそ不真面目に考えたり。)
以上、疑問とぼやき。

さて本題。
ホントは忙しい筈なんだけど、何故かこの土日は予定がなく家にいる。
(しなきゃならないことはあるんだけどね、近場への外出。)
ダンナは付き合いで外出、夕食要らず。

で、近頃時々買って飾っているバラを、アップしてみようと思いつく。

きれいでしょ。こういうの見ると、ホントバラってきれい、完璧な芸術品、って思うね。
これは、隣駅(実家がある、繁華街駅)の駅付属のショッピングモールの入り口にある、
しゃれた花屋さんで買ったものだ。
とても素敵なお花を、一本づつ、品種名も判る形で入れ物にいれてディスプレイし、
売っている。バラだって、(日によるけど)何種類も、個性的な、それぞれ素敵
なのを置いている。
それを、その日の気分で、いいのがあったりとか、バラ買いたい、とか思った時に
買ってくる。1本づつ。
一本なら、数百円レベルだし。
で、この、園芸芸術の粋を数日間堪能する訳。

元々私は、あまり花を家に飾ったりする方ではない。
インテリアに凝ったり、そういうまめなタイプではないし、第一それ以前に、
忙しい忙しい言ってて、家が片付いていない。
そんなとこに花だけ飾ってもしょうがない。
それよりも、ベランダ園芸に凝って、近頃はミニ盆栽に凝って、いくつも育てて
いる。ダンナからは、“場所とってしょうがない”と苦情が来てたり。

実は最近、バラを時々買っているのは、その関係。
実はこの正月に、大事にしてたミニ盆栽(五葉松)を実家の父に貸して、“自分が
育てるからよこせ”と取り上げられて枯らされ、傷心したので、それを癒す為に
時々買ったのがきっかけ。

経緯はこうだ。
この正月に、手持ちの育てているミニ盆栽の中で、唯一人に見せられるというか、
一番まとも(そして結構いけてる)五葉松のミニ盆栽を、正月限定で(結構可愛いので)
飾りにしてもらおうと、実家に貸すために持っていった。
そしたらそれを父が気に入って、
“大きく育てるから、このまま置いていけ。”と。
(母の介護に(要介護認定されているから介護保険で)来てくれてるヘルパーさんとか、
健康の為に買ってる青汁のおばさんとかにも褒められたらしく、舞い上がったらしい。)
いや父さん、結構これ世話大変だよ、家の中でばかり飾っとく訳にも行かないし、
私は基本的にずっとベランダに置いてるよ、いろいろ手入れも大変だよ、
水やりとか、季節に合わせて芽摘みとか、古い葉を取るとか、剪定とか、植え替えとか。
肥料だって自分で手作りしてるんだよ、とまでは言ったかどうか判らないが、
父は譲らない。
で、しょうがないから、置いてきた。
“あまり水をやりすぎないでね”とだけ言って。
一番元気で良く出来ている盆栽なので、まあ、しばらく預けてもまさか枯れることは
ないだろう、と思って。
あまり手入れの細かい指示をしなかったのは、人に言うほど知ってないし、
実家で環境が変わったら、それに合わせた手入れをしなくちゃいけなくて、
そんなもの、私にも判らないからだ。

そして、1ヶ月半ほどが過ぎた。その間に、母が足を悪くしたり、私は相変わらず
忙しかったりして、全然忘れてた。
で、ある日、土曜に学校で測定を終えて(今年の1~3月はずっと、土曜も学校で
測定をやって、それから実家でいっしょに夕食を作って食べていた)、打ち合わせの電話を
入れたら、相談が終わった後に、
“実は、あの五葉松、枯らしちゃった”と。

え!? って、ホント驚愕しましたよ。
携帯で歩きながら話してたんだけど、回りの人が驚いて振り返るほど大声出した。
そりゃないでしょ、父さん、だって相手は木だよ、常緑樹だよ。
状態の良かった木だよ、それが何で枯れるのさ。
んなこと言ったかと思う。
父の言うこともなんかころころ変わって、
“寿命だ”(そんな訳ない)
“いい加減なところで持って帰ったらよかったじゃないか”
(無理やり取り上げたのはあんたでしょ)
“手入れの方法を詳しく言ってくれればよかったじゃないか”
(無理に取り上げた相手、自信ありげに“大きく育てる”とか言ってる相手に、
何故自分から、親切に詳しく育て方を教えなきゃならない?)
“謝る。弁償する。或いは、同じランクのものを買ってやる”
(あれは私が丹精込めて鉢から土から勉強して選んで1年半育てたんで、
しかも素材も前住んでたとこの近所のいい植木屋で買ってる。
代わりなんて存在しない。いくばくかの金なんて欲しくもない。)
“そんなに大切にしてるなんて、知らなかった”
(そんなんで取り上げたのか、人の大事にしてたものを。)
挙句の果てに、
“謝っているんだからもういいだろう”
“そこまで言われるなんて”
と逆切れされ、実家の兄も“貸したほうが悪い、父さんも悪いとは思ってる”
と、一応は父が悪いのを判ってるのだが、いつまでも怒るな、と私が悪者扱い。
“なんで貸したの?”と。
私も出来れば貸したくなかったですよ。
正月飾りとして貸して、枯らせて返されるなんて、誰が想像する?

学校の方も結構、精神的にも大変だった時期で。ホント落ち込んだ。
季節的にも冬で、他の鉢も動きがなく寂しい。
で、その埋め草に、素敵な花屋で素敵なバラを時々買って、気を紛らせるように
なった訳。
幸い、季節が春めいてきて、落葉樹(主に紅葉)が芽吹き始め、気が紛れたので、
最近は余り買ってないが。でも、昨日今日はちょっと余裕できたので。

ちなみに、五葉松は完璧に枯れて戻ってきた訳ではなく、葉が殆ど緑色が
無くなって、白くなってた。芽は出そうなのがあったので、湿り気をなるべく
与えつつ、様子を見ている。(でも危なそう・・・ まだ新しい葉は出てない。)
もひとつちなみに、枯れた訳は。
父曰く、“水はどのくらいやってたの”と聞いたら。
“10日に一度程度”
・・・少なすぎるに決まってるじゃないか。
多分それが原因。
あと、どうせ大部分、家の中に置いてたんでしょうから、日照不足でしょう。

もひとつもひとつちなみに。
私の育てているミニ盆栽さん達をご紹介しようと思ったのだけど、手持ちのHPへの
アップロードが上手くいかなくて、そのうちの1つと、上に書いた五葉松の現状をば。
五葉松君は、ちょっと思いついて、メネデール投与(発芽誘発剤)を考えてるよ。
このままじゃ埒あかない気がするから。

ミニ盆栽例
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/5298/IMGP0093.JPG

枯れてしまった五葉松君
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/5298/IMGP0092.JPG

ってことで。

<追記>
うちの父は、平時は非常に物のわかった、いい人です。
大変バランス感覚のある、頼れる、何かあったらなんでも相談する相手でも
あります。
ただ、肝心な時、自分の好みとかが関わる時に、なんか爆発するんだよな~。
私の前の大学で、院の進学のことが持ち上がった時もそうだった。
院行きを、極端な言葉(と言っておこう)で薦められたんだよね。
で、それもあって進学した。我ながら情けないが。
理由は、このご時世では女子でも院卒の方がいいという理系企業人の判断と、
“自分が院に進学して、大学の先生になるという夢を果たせなかった”という
つまり自分の夢の埋め草、っていう、2つ(おそらく後者の理由も大きい)の
理由だそうだ。あーあ。
(あ、父が院に行けなかったのは、終戦直後で経済的事情が悪かったからです。
家的には、行けないことはないレベルだったんだけどね。
それに今回の件については、父は一昨年、大病をして(一般的には病名を聞いたら
死病と思われる病気、但し発生箇所が大事に至らない箇所だったので一応完治)
いるので、何事も大目に見なければいけない、とは思うんだけどね。)
あ、また愚痴っちゃった。