つれづれ日記(或いは日々雑感)

40代前半、人と少し違った道を行く筆者の、日常の雑感を綴ります

遠くにいるきみへ

2008-10-14 21:41:27 | 
ちょっと真面目な記事(?)。
今、少しだけ余裕があるので、ってのもあり。

以前に書いたかもしれないが、私には今、遠くに行っている友達(?)がいる。
「?」を付けたのは、先方がこちらを友達と思っていてくれるかどうかが、
今いち確信がもてないからだ。年の差もあるしね。
(去年まで私のいる研究室にいて、海外に進学した人だからね。
その人は普通の学生さんの年齢だし。)

その人も、ブログをやっている。
お互いに、URLを教えあった。
(大して親しいという訳ではないが、ちょっとしたきっかけで。)

その人の最近の記事が、その人が今所属しているところの人が一人
いなくなって、皆が嘆いている、という内容だった。

すごいおせっかいで、的外れかもしれないが、最近偶然知って、結構
感動したFlashアニメ作品のURLを紹介していいだろうか。

「WALKING TOUR」 作:sapara
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1387/walkingtour.html

人生における死別をテーマにした作品だ。
(その人と別れた直後では、気分的にしっくり来ないかもしれない。
 少し経った頃に見ると、何か得るものがあるかもしれないが。
 ・・・やっぱおせっかいかな。)

私はといえば、幸い、身近な人と永訣するという悲しい事態には遭遇して
いないが、このFlashアニメを見て(特にラスト辺りで)ぽろぽろ泣いた。
(涙腺、ゆるんでるからね。)
ごめん、おせっかいかもしれないが、気が向いたら見てみてください。
日本語だけでなく、他の5ヶ国語バージョンもあるみたいだし。
(英語、独語もあるよ(笑)。他は中国語(2種)、韓国語だって。)

<後日補足>
上記のURLだが、やっぱりおせっかいだったような気がする。
だって、その人のいるところは、欧州一の技術大国であるその国で、著名な
物理学者(名前が有名な物理定数として使われている)の名を冠した、
とても立派なところだ。
先日、偶然にテレビで見たが、その研究所は、論文の引用件数(よい研究を
している大事な目安とされる)が、数年前は世界一、最近でも3位だそうだ。
そんなすごいところだ。

そういうところにいた人(←いなくなった人のこと)だ。
仲間である私の友人や、研究所の人たちは、その人がしようとしていた仕事、
その人の才能、能力をまず惜しんでいるのだろうな、と後で思った。
私の紹介したURLは、残された人への慰めの色が強い。
それなりではあるが、強く立派な人たちが多いその研究所の人向きでは、
ちょっとなかったかもと思う。
一応、言い訳みたいな感じで。
(でもいいフラッシュなんだよ。)