つれづれ日記(或いは日々雑感)

40代前半、人と少し違った道を行く筆者の、日常の雑感を綴ります

前記事 その後-例の裁判について(こぼれ話(?))

2008-04-29 23:49:14 | 時事
えーっと、前記事の補足というか、その後めいたこと。
(早く書きたかったが暇がなくって。)
やっぱ、アクセスは22、23で一気に増えてました。
(なんだ、やっぱり書くんじゃん、黙ってるって言ってたの誰、ってのは
 置いておくとして(おい)。)
・・・てか、これ何日もかかって書いてるんだけど、28日も22、23に増して
アクセスがあるってのはどういうことさ。その間はちらほら(激減)だったのに。

10時からの開廷だということをネットで知り、その頃ウォッチしてて。
10時3分に速報。
主文を後回しにしたとのこと。
-もうご存知の方も多いだろうが、通常、裁判では、冒頭で主文、つまり
判決が言い渡される。
ただし、死刑の場合は、主文が後回しにされる場合が多い。
(それ以外でもあるけどね。地下鉄サリン事件の林郁夫(無期懲役)とか。)
それは、死刑判決を受けて、被告が動揺し、判決内容をよく聞き取ることができない
恐れがあるからだ、とされる。

「主文後回し」を裁判官が述べたのを受けて、記者が法廷から走り出し、
一時ざわついて、審議がストップしたそうだ。
判決は、もうご存知と思うが、死刑、とのことだった。

内容は、
・差し戻し審で、大きく供述を変えたが、内容は不自然で、常識的にありえない
 事柄が多い。また、遺族を愚弄し、その感情を傷つけるものであった。
 事実認定は、1、2審を採用する。
・1、2審では、“反省、更生の可能性あり”として、その可能性を期待した。
 だがその期待を被告は裏切り、(保身の為に)供述変更を行った。
 それにより、自分の罪と向き合う(反省する)ことを回避した。
 これは、更生の可能性を放棄したことになる。
・これらの諸事情を鑑みて、“死刑を回避する特段の事情”は存在しないと
 結論付けられる。
と言うようなことであろうと思う。

被告弁護側は、事実認定に誤りありとして、即日控訴。
だが、最高裁、及び差し戻し審で、これだけはっきりと事実等が認められたのだから、
控訴が棄却される公算が強いとされている。
(つまり、このまま死刑が確定する可能性が大きいようだ。)

この件に関しては、もうあまり語るまい、と思う(こればっかし)。
ただ、関連して次の事柄については書くかもしれない。
・被告弁護人の安田氏について-AERAに書かれていた(週ごとの特集の人物紹介で)
 ことなどを読んで(判決が出た週発売(月曜発売なので、判決前に発売だった))
・Willという(かなりの右翼の)月刊誌に載っていた、本村さんの手記とかのこと。
 いや、一応生の手記を読んだということで。一般紙の概略で見るより過激。
 AERAの今週の記事(本村氏の判決後の会見などについて)との比較をちょっと書くかも。
・今回の判決の記事を読んでいて思い出した、某漫画での裁判(類似性?)について。
 三原順の「はみだしっ子」の終わりごろの、グレアムの裁判のことです。
 って言って判る人、居るかどうか判らないけど。
 言っときますが、しごく真面目な漫画です。
 とりあげられているのは傷害事件(主人公の一人、グレアムに対する)の裁判ですが。
 その裁判で、彼が言った一言が、今回の本村さんの心情によく似ているのではと思えて。
 裁判の終盤、裁判での勝訴が勝ち取れるという段階になった時点での発言です。

てなところかなぁ。
・・・あ、それから。
この裁判の判決に関して、青学の準教授(おバカとしか言いようがない)が、何か
馬鹿な発言をして、批判を浴びてるけど、そのことに関してもちょっと書くかも。
(もうバッシングされまくってるので、控えめにしようとは思うけどね。)

なんか、遊びに来てくれているかもしれない、遠く離れた友人(?)に宛てて、
それこそ日記らしく、日常の雑事などを書こうかとも思うのだが、どうしようかねぇ。
日常を書くと、こちらの生息地が(不特定な人に)ばれそうで。ってのもあって
余り書いてないんですがね。

今日、例の日

2008-04-22 05:59:28 | 時事
っと書いても、ピンと来る人、少ないかも。
この頃、芸能話題ばっかりだったし。

お久です。サボり家主です。
いや、気ぜわしかったんだけど(こればっかり)。

昨日で、気ぜわしいのがちょっとだけ一段落。
昨日のうちに更新したかったんだけど、ゴーチンして爆睡しちゃったので。
あと、この土日で妙にアクセス(アクセスアドレス数より、ページビューが多い
ってのがまた妙だけど(←新しい人が結構一時に大量に読んだ?))が多かったし。
このブログの住所、某友人(?)に最近教えたせいかなぁ。
でも、その人今、海外だし、その人から他の人に伝わるとも思えないし。

えっと、本題。
今日、例の日です。
と言っても、上にも書いたがピンとこないんだろうなあ、みんな。
でも、この話題は前に結構、長々書いてるしなあ。
(アクセス多かったの、ひょっとしてそのせい? と思っている。)

山口光市母子殺害事件の差し戻し審の判決公判が、今日、広島高裁で開かれる。
(判決が出ると言うこと。)

遺族の本村さんは、コメントで、「(死刑を)信じて、静かに待つ」とのこと。
「どういう判決が出ても、それが真実と思って生きていく」とも。

当事者がそうである以上、外野がごたごた言うべきでない。
だから私も黙ってます。(←どこが?)
どちらがほっとする結果になっても、1人の命がなくなるか、遺族が失望する
結果になるか、なのだから。それに、失われた2つの命は帰ってこない。
だから、判決出ても、黙ってます(なるべく)。
・・・黙ってるかな、ホントかな。出来るのかな。(疑問。)

いや、この事件は、思考停止してそっぽを向いときたいね。
考えれば考えるほど、なんか頭の中ごたごたしてくるもの。
被告をただ誹謗すりゃいいってもんじゃないと思うが、被告の凶悪さは多分
疑いがないし。
かといって、遺族ご本人も言っている通り(死刑を強く望んではいるが)
“人の命を取ることについては葛藤している”とのこと。
当事者じゃないので言うべきでないかもしれないが、同感。

ということで、今日はこの辺で。

(芸能話題で書きたいのいっぱいたまってるのだけど。)