なんか、これもいかにもな題だが。
最近、ふっと、昔の歌(好きな歌)を思い出すことが多い。
相変わらず気ぜわしく、最近は心理的に他の事を考えられない位だったのだが、
少しだけ(心理的に)余裕が出来た時など、電車の車内や街を歩いているとき
(帰宅時など)に、ふっと、好きな歌を思い出すことが多い。
思い出す曲は、その時考えていることに微妙に関連のある曲だ。
(そうでないこともあるが。)
例えば、ミュージカル“ジーザス・クライスト・スーパースター”の
マグダラのマリアのアリア、
“I don't know how to love him”
などだ。
これを思い出したのは、某遺跡関連サイトに、フランスの世界遺産の教会を訪ねた
時のことを投稿したこと(内容)を思い出していた時だ。
ヴェズレーのサントマドレーヌバジリカ聖堂だが、これはマグダラのマリアに捧げられた
聖堂だからだ。
(自意識過剰と思われるかもしれないが、私はよく、自分の書いた文章(気に入りの
場合が多いが)を、反芻するかのように思い出すことがある。)
また、今、何となく自分に辛く当たっている人がいる気がするのだが、その人との
間柄(というか)を考えて、次の曲。
(歌詞書くので、曲名判ったら当ててください。著作権等は無視ということで。)
“男と男につきまとう 切っても切れない強い糸
顔をそむけて生きられぬ それを運命(さだめ)というけれど
まさしく俺とお前の仲は 戦う為の宿命だった
炎の中に侍を見た デスラー それはお前だった”
・・・はい、判る人にはもう判りましたね。超古い歌ですね。35年前ですね。
歌っているのはささきいさおですね。「宇宙戦艦ヤマト」がブレイクして、
初めて映画化された時の挿入歌ですね。曲名は“好敵手”ですね。
判った人は相当年配で、かつ相当ヲタですね。
・・・全く、なんて歌思い出してんねん>私。
(それに私、一応、性別は男の反対なのですが。)
そういうのが、本当に自然に、ふっと思い出されるのですよ。
なかなか楽しい、これって。
“ああ、私、今ちょっと余裕あるのね”とか思えるし。
歌ではないが、風景とかのこともある。(いや、歌も関係あるが。)
先日、暮れに、以前の職場の同期の女性の付き合い(結構バブル期のちょっとミーハー
入っている付き合い(余り垢抜けても派手でもないが)なので、年一度位、
お高いレストランで食事をしたりする)で、小笠原伯爵邸なるミシェラン1つ星の
レストラン(スペイン料理)に行ったときの事を思い出して。
そのレストランは、名前の通り、旧伯爵邸(アールデコ風?の立派で素敵な屋敷)を
そのままレストランにしてあるもので、要は建物が大きなウリ。
明治初期の洋風建築だ。
それの庭に面した建物にシガールームというのがあり、丸くて庭に突き出している。
外壁は、縦長の窓が並んでいて、その上の屋根までの部分とかの外壁は、この屋敷の
モチーフである鳥とかがいっぱい出てくる、カラフルで(でもパステルカラーで
暖色系の)、大柄でデフォルメされた唐草模様で装飾されている。
その、シガールームを庭側から見たのだが、そのときの光景が、これも上に書いた
フランス旅行に行った時に行った、もう一つの世界遺産の教会、サン・サヴァン・
シュール・ガルダンブ教会、という教会の、後陣の外側を思い出させてくれたのだ。
その後陣は、丸くて、縦長の窓(古い時期のステンドグラス入り)が並んでいたから。
この教会は、ロマネスク期のもので、堂内の高い天井には、最古と言われるフレスコ画の
聖書物語が書かれている・・・ が、行った時は修復中で、実は中を見れなかった。
(工事中の工事入り口から、こっそり覗いたが、暗くて余り見えなかった。)
だから、口惜しいので付属の博物館や、外側や小さな庭(本当に小さな、川(ガルダンプ川)
に面したもの)を時間一杯見て回った。
なので、川に面して建っている、ステンドグラスの縦長の窓が並んだ丸い後陣が
一番印象に残っていたのだ。
(ちなみに、この教会は、サン・サヴァンという、トゥールというパリから南に
TGVで1時間(つまり、100km位?)位行った街の近く(バスで1時間)の町にある。
トゥールは、“トゥール・ポワティエの戦い”のトゥールだ。)
で。
小笠原伯爵邸を思い出して、連想したのが、モーツァルトのレクイエムの中の、
“Requiem”の、初めのソプラノソロの部分。
歌詞はラテン語で、うろ覚えだったが、後刻調べたので書く。
"Te decet hymnus, Deus, in Sion,
et tibi reddetur votum in Jerusalem.”
訳詩は下の通り。
“神よ、シオンでは賛歌があなたにふさわしく歌われ、
エルサレムではあなたに誓いが果たされます。”
ソプラノソロの旋律がとても美しくて印象的なフレーズだ。
昔、高校の頃、合唱でやったことがあり、ソプラノソロの先輩(音大へ行った)が
その美声で歌っていたので、よく覚えている。
何で連想したかと言うと、“エルサレム”の地名が出てきたからだ(と思う)。
教会の後陣(祭壇がある、カソリックの古い、上から見て十字架型の教会の、
十字架の頭の部分)は、東方、エルサレムを向いて建てられているからだ(と思う)。
なんか、脈絡なく長くなったが、要は“食事会のことを思い出して、その時見た
建物から連想して、上に書いたロマネスク期の古い教会の後陣を思い出した
(よく似てるなと思った)、で、それからモーツァルトのレクイエムを
思い出した”、ってことだ。
連想して、自然に心地よいものを思い出せるなんて、なんてラッキーな奴>私。
なんちゃって。
近頃は(というか)更に進んで(かどうか判らないが)、ある特定のアニメ
(というか、登場人物)を久しぶりに見たいなぁ、などと思うこともある。
そう、私の好きな、リツコさん@新世紀エヴァンゲリオンだ。
(このアニメも、既に12~3年前だね。)
この人の設定、声音、絵が私は妙に好きで。
第一回放送から見てるのではなく、見ていた兄からこの人の設定を聞いて、
見ようかなと思ったという。
(確か、録画してたのを兄に借りたのだと思う。)
で、嵌った。主にリツコさん経由で。
特に声音がいいんだよね。設定もいい(? というか気に入りだ)けど。
幸い、全話(映画2種含め)DVD持ってるし、見ようと思えばいつでも見れるのだが、
気ぜわしくて時間が取れなくて、見れるのはいつになるやら。
見るにしても、どの話を見るかが問題なんだよね。(多分これだろ、っていうのはあるが。)
ああ、贅沢な、楽しい悩み。
ついでに言うと、このリツコさんに関しても、連想する曲がある。
彼女が死ぬシーンで流れる、“G線上のアリア”だ。
(多分見るだろう話(シーン)は、これだ。)
この曲は美しい曲なので、暇があれば浸って見たい気がする。
ちなみに彼女は、彼女の愛人で上司、かつ、物語の主人公の父親に拳銃で撃ち殺されるのだ。
付け加えれば、彼女の母親もかつてその司令の愛人であり、裏切られて自死する。
(ちなみに、この2人とその“司令”の関係が成立していた理由は、彼女らが
物語の表の主役(機械(?)面の)である“エヴァンゲリオン”を開発・制御するための
スーパーコンピューターシステムの開発者(母)/管理者(娘)だからだ。
つまり、ほぼ純粋に“利用されている”訳。)
でもその“碇司令”が真に愛しているのは、息子の母親であり、10年以上前にいなく
なった妻。その妻に、どんな形ででも再会する為にこの男は行動し、で、あの物語が
成立しているという。
全く、無茶苦茶な話でね。特にこのリツコさんに関して深入りして語ると、
“無茶苦茶なキャラ、なんでそんなの気に入ってるの?”ってなことになるから、
ここらで置いときます。
(ただ言えるのは、このアニメの監督の庵野秀明氏は真正、かつ極致とも言える
ヲタで、作品に登場する女性も、彼の好みが多分に反映されているが、リツコの
最期のシーンにこの美しい曲を使っていると言うことだけでも、彼が彼の作品の
登場人物達を本当に愛しんでいることが判るということだ。)
・・・ってな日常を送っています~
最近、ふっと、昔の歌(好きな歌)を思い出すことが多い。
相変わらず気ぜわしく、最近は心理的に他の事を考えられない位だったのだが、
少しだけ(心理的に)余裕が出来た時など、電車の車内や街を歩いているとき
(帰宅時など)に、ふっと、好きな歌を思い出すことが多い。
思い出す曲は、その時考えていることに微妙に関連のある曲だ。
(そうでないこともあるが。)
例えば、ミュージカル“ジーザス・クライスト・スーパースター”の
マグダラのマリアのアリア、
“I don't know how to love him”
などだ。
これを思い出したのは、某遺跡関連サイトに、フランスの世界遺産の教会を訪ねた
時のことを投稿したこと(内容)を思い出していた時だ。
ヴェズレーのサントマドレーヌバジリカ聖堂だが、これはマグダラのマリアに捧げられた
聖堂だからだ。
(自意識過剰と思われるかもしれないが、私はよく、自分の書いた文章(気に入りの
場合が多いが)を、反芻するかのように思い出すことがある。)
また、今、何となく自分に辛く当たっている人がいる気がするのだが、その人との
間柄(というか)を考えて、次の曲。
(歌詞書くので、曲名判ったら当ててください。著作権等は無視ということで。)
“男と男につきまとう 切っても切れない強い糸
顔をそむけて生きられぬ それを運命(さだめ)というけれど
まさしく俺とお前の仲は 戦う為の宿命だった
炎の中に侍を見た デスラー それはお前だった”
・・・はい、判る人にはもう判りましたね。超古い歌ですね。35年前ですね。
歌っているのはささきいさおですね。「宇宙戦艦ヤマト」がブレイクして、
初めて映画化された時の挿入歌ですね。曲名は“好敵手”ですね。
判った人は相当年配で、かつ相当ヲタですね。
・・・全く、なんて歌思い出してんねん>私。
(それに私、一応、性別は男の反対なのですが。)
そういうのが、本当に自然に、ふっと思い出されるのですよ。
なかなか楽しい、これって。
“ああ、私、今ちょっと余裕あるのね”とか思えるし。
歌ではないが、風景とかのこともある。(いや、歌も関係あるが。)
先日、暮れに、以前の職場の同期の女性の付き合い(結構バブル期のちょっとミーハー
入っている付き合い(余り垢抜けても派手でもないが)なので、年一度位、
お高いレストランで食事をしたりする)で、小笠原伯爵邸なるミシェラン1つ星の
レストラン(スペイン料理)に行ったときの事を思い出して。
そのレストランは、名前の通り、旧伯爵邸(アールデコ風?の立派で素敵な屋敷)を
そのままレストランにしてあるもので、要は建物が大きなウリ。
明治初期の洋風建築だ。
それの庭に面した建物にシガールームというのがあり、丸くて庭に突き出している。
外壁は、縦長の窓が並んでいて、その上の屋根までの部分とかの外壁は、この屋敷の
モチーフである鳥とかがいっぱい出てくる、カラフルで(でもパステルカラーで
暖色系の)、大柄でデフォルメされた唐草模様で装飾されている。
その、シガールームを庭側から見たのだが、そのときの光景が、これも上に書いた
フランス旅行に行った時に行った、もう一つの世界遺産の教会、サン・サヴァン・
シュール・ガルダンブ教会、という教会の、後陣の外側を思い出させてくれたのだ。
その後陣は、丸くて、縦長の窓(古い時期のステンドグラス入り)が並んでいたから。
この教会は、ロマネスク期のもので、堂内の高い天井には、最古と言われるフレスコ画の
聖書物語が書かれている・・・ が、行った時は修復中で、実は中を見れなかった。
(工事中の工事入り口から、こっそり覗いたが、暗くて余り見えなかった。)
だから、口惜しいので付属の博物館や、外側や小さな庭(本当に小さな、川(ガルダンプ川)
に面したもの)を時間一杯見て回った。
なので、川に面して建っている、ステンドグラスの縦長の窓が並んだ丸い後陣が
一番印象に残っていたのだ。
(ちなみに、この教会は、サン・サヴァンという、トゥールというパリから南に
TGVで1時間(つまり、100km位?)位行った街の近く(バスで1時間)の町にある。
トゥールは、“トゥール・ポワティエの戦い”のトゥールだ。)
で。
小笠原伯爵邸を思い出して、連想したのが、モーツァルトのレクイエムの中の、
“Requiem”の、初めのソプラノソロの部分。
歌詞はラテン語で、うろ覚えだったが、後刻調べたので書く。
"Te decet hymnus, Deus, in Sion,
et tibi reddetur votum in Jerusalem.”
訳詩は下の通り。
“神よ、シオンでは賛歌があなたにふさわしく歌われ、
エルサレムではあなたに誓いが果たされます。”
ソプラノソロの旋律がとても美しくて印象的なフレーズだ。
昔、高校の頃、合唱でやったことがあり、ソプラノソロの先輩(音大へ行った)が
その美声で歌っていたので、よく覚えている。
何で連想したかと言うと、“エルサレム”の地名が出てきたからだ(と思う)。
教会の後陣(祭壇がある、カソリックの古い、上から見て十字架型の教会の、
十字架の頭の部分)は、東方、エルサレムを向いて建てられているからだ(と思う)。
なんか、脈絡なく長くなったが、要は“食事会のことを思い出して、その時見た
建物から連想して、上に書いたロマネスク期の古い教会の後陣を思い出した
(よく似てるなと思った)、で、それからモーツァルトのレクイエムを
思い出した”、ってことだ。
連想して、自然に心地よいものを思い出せるなんて、なんてラッキーな奴>私。
なんちゃって。
近頃は(というか)更に進んで(かどうか判らないが)、ある特定のアニメ
(というか、登場人物)を久しぶりに見たいなぁ、などと思うこともある。
そう、私の好きな、リツコさん@新世紀エヴァンゲリオンだ。
(このアニメも、既に12~3年前だね。)
この人の設定、声音、絵が私は妙に好きで。
第一回放送から見てるのではなく、見ていた兄からこの人の設定を聞いて、
見ようかなと思ったという。
(確か、録画してたのを兄に借りたのだと思う。)
で、嵌った。主にリツコさん経由で。
特に声音がいいんだよね。設定もいい(? というか気に入りだ)けど。
幸い、全話(映画2種含め)DVD持ってるし、見ようと思えばいつでも見れるのだが、
気ぜわしくて時間が取れなくて、見れるのはいつになるやら。
見るにしても、どの話を見るかが問題なんだよね。(多分これだろ、っていうのはあるが。)
ああ、贅沢な、楽しい悩み。
ついでに言うと、このリツコさんに関しても、連想する曲がある。
彼女が死ぬシーンで流れる、“G線上のアリア”だ。
(多分見るだろう話(シーン)は、これだ。)
この曲は美しい曲なので、暇があれば浸って見たい気がする。
ちなみに彼女は、彼女の愛人で上司、かつ、物語の主人公の父親に拳銃で撃ち殺されるのだ。
付け加えれば、彼女の母親もかつてその司令の愛人であり、裏切られて自死する。
(ちなみに、この2人とその“司令”の関係が成立していた理由は、彼女らが
物語の表の主役(機械(?)面の)である“エヴァンゲリオン”を開発・制御するための
スーパーコンピューターシステムの開発者(母)/管理者(娘)だからだ。
つまり、ほぼ純粋に“利用されている”訳。)
でもその“碇司令”が真に愛しているのは、息子の母親であり、10年以上前にいなく
なった妻。その妻に、どんな形ででも再会する為にこの男は行動し、で、あの物語が
成立しているという。
全く、無茶苦茶な話でね。特にこのリツコさんに関して深入りして語ると、
“無茶苦茶なキャラ、なんでそんなの気に入ってるの?”ってなことになるから、
ここらで置いときます。
(ただ言えるのは、このアニメの監督の庵野秀明氏は真正、かつ極致とも言える
ヲタで、作品に登場する女性も、彼の好みが多分に反映されているが、リツコの
最期のシーンにこの美しい曲を使っていると言うことだけでも、彼が彼の作品の
登場人物達を本当に愛しんでいることが判るということだ。)
・・・ってな日常を送っています~