えっと、皇室関係も書きたいのだけれど、せわしいので後回し(こればっかり)。
今回のフランス(パリ)旅行について、書きたいこと大あり。
今回もどたばた旅だったので、トラブルも大あり。
まず旅程を書くべきか、トラブルベストテンを先に書くべきか、それが問題だ。
(お前はハムレットか?)
まあ、順当に、判りやすいだろうから旅程から(簡単だし)。
あ、ちなみに、今回は陶磁器と世界遺産教会目当ての旅行だったけど、その詳細は
別所(家主のHP)、別項で。
で、旅程。
ツアーは“ANAで行く LOOK JTBパリ6日間”。
ホテル指定の出来る、便利なツアーです。
何でお高いLook JTBかって?
答え:ダンナの勤続表彰で貰ったJTBの旅行券を消費することを兼ねた旅だったから。
年内に消費しないと、税金取られるんだって。
ちなみに、ダンナは行ってません。“ヒマないし、興味ないから、一人で行ってくれば?
その間、僕、羽伸ばしとくから。”
おいおい。
まあ、それば置いといて。
旅の大雑把なプランは、実質行動時間が3日半位だから、
陶磁器関係博物館・骨董モールに1日、後2日を世界遺産の教会1つづつに
当てるってのでした。
で、具体的に。
旅行1日目:東京 → パリ (移動日、夕方着) パリ泊。
2日目:パリ市内で骨董関係博物館2つ、骨董モール1つ回る パリ泊。
3日目:世界遺産Part1:サン・サヴァン・シュール・ガルダンブの聖堂。
パリから南に300km のポワティエ(トゥール・ポワティエの戦いで有名)
から、フランス国鉄バスで西に50分(40km)の小村、サン・サヴァンにあり。
ポワティエまではTGV(フランスの新幹線)で1時間50分。
この教会は、12、3世紀の築で、保存状態のよい聖書物語のフレスコ画
が、高い教会の天井にあるので有名。建築様式はロマネスク後期。
宿泊はとんぼ返りしてパリ。
4日目:世界遺産Part2:サント・マドレーヌバジリカ聖堂。
パリから西に200kmの、ブルゴーニュ、ヴェズレーという村にあり。
パリからはローカル線で3時間。バス便が殆どないので、最寄の駅から
タクシーで20分(10~15km)。
フランス中世ロマネスク建築の傑作の一つとされ、4つあるサンチャゴ・
デ・コンポステーラの巡礼道の出発点の1つでもある。
内部の著名な傑作とされる彫刻の故に、十字軍の出発地ともなった。
白く美しく光にあふれた堂で有名。後期ロマネスク。宿は帰ってパリ。
5日目:2時まで自由行動(ホテル集合)。故にみやげ物買いなどに当てる。
午後5時ごろの飛行機(AF)。機中泊(ロンドン乗り継ぎ、ANA)。
6日目:午後4時ごろ、成田着。
ちなみに、オプションで付く市内観光(半日)は当然つけず、基本で付いている着時の
ホテルへの送迎に加え、帰国時の空港へのピックアップを付ける。
宿は3日目の目的地、ポワティエへの出発駅であるモンパルナス駅の最寄(徒歩5分)。
アウトラインはそんな感じ。
で、実際どうなったかというと・・・
さてお待ち兼ねの(誰も待ってません)、
「旅のトラブル・事件 ベストテン!」
・・・どれを1番にするか(ていうか、10個あるの?)、1位を最初に発表するか
後にするか、迷ってるんですが、まあ出たとこで。
堂々の第一位!
1:デジカメ盗られた!
最大の目的地、ヴェズレーのサント・マドレーヌバジリカ聖堂で、7年間使い慣れた
デジカメをスリに盗られた
2.苦労して行ったサン・サヴァン・シュール・ガルダンブの聖堂が修復中だった
TGVで約2時間、ポワティエの駅で前日に取った帰りのTGVの予約を変更し
(帰りのバス便との兼ね合いで)、更に下(3)に書いた通りバスを逃してタクシーで
行ったにも拘らず、肝心の堂内は修復中で見学不可。フレスコ画とあの高くて見事な、
明るい茶色のマーブル状大理石(というのか)の連なる円柱を見られなかった(涙)。
・・・実は修復の工事の人が入る為に開けてある扉を開けて、ちょっと
覗いたんですが。ええ、私、ずうずうしい旅行者です。
併設の、小さな博物館と中庭、外観は見ました。博物館ではフィクションの、
“フレスコ画製作秘話”みたいなののフィルムをやってました。結構面白かった。
言葉判らなかったけど。
3.ポワティエの駅前で、サン・サヴァン行きの国鉄バスを乗り逃した。
ポワティエの駅前で、サン・サヴァン行きの長距離バスの乗り場が判らず、
市内循環バスの乗り場で、出発時間ごろに来るバスごとに“サンサヴァン行きか”を
聞いていたら、見かねた近くのおじさんに、“後ろのバス停だ“と言われ。
行ってみたら出発から5分後。乗り逃した。12時半頃発のバス。
次のバスは午後四時頃。
仕方がないからタクシーで行った。チケットはあったのに。別に60ユーロかかった
(約1万円)。帰りはバスで帰れた。
4.ブルゴーニュ地方の田舎町で、ツーリストインフォメーションが判らず、1時間半迷う。
ヴェズレーの最寄の国鉄駅のある街、アヴァロンで、ヴェズレーへ行く為のタクシーを
呼んでもらう為にツーリストインフォメーションを探したが、場所がわからず、
街を1時間半徘徊した。(普通の店やタクシーなどでは英語が通じないので。)
“地球の歩き方”の情報では、上の足情報以外に、“アヴァロンのツーリスト
インフォメーションは街の中心街にある。街の中心街は駅から徒歩約10分。”
でも、インフォメーションは、今現在は(?)更に町外れ、駅と反対側の判り難い
ところにあったんですよー。
5.ヴェズレーからの帰路、列車が遅れて恐怖恐怖。
ヴェズレーからパリへの帰路、その日は寒くて朝方雪、日中も曇・雨の気象だった
せいか電車が1時間遅れた。7時半過ぎには着く筈が更に1時間、闇の中を走り続け、
“もしかしたら、もう終着駅について、別の所に行く列車に変わってるんじゃなかろうか”
と本当に恐怖した。(乗り合わせたフランス国鉄職員にもうすぐ着くと聞いて安心したが。)
6.3日目、4日目の夕食食べ損ね、欠食児童(?)と化す。
上に書いたように、3、4日目の帰りは予定より大幅に遅れた。
パリでもさすがに、9時を回るとレストランはオーダーストップ。
で、帰着は9時過ぎだった。お腹ぺこぺこ。
仕方がないから、3日目は、ポワティエの駅で買ったサンドイッチと部屋に備え付けの
ポットとお茶(コーヒー等)で済ませ、4日目はさすがに耐え切れず、ルームサービスは
頼めたのでそれを取った(高かった)。が、スープ・メイン・デザートを取った積りが、
デザートはオーダーが通っていなかった。(味はまあまあだったけど。)
ちなみに、4日目の朝は、早く出たのでホテルの朝食が取れず、残りのサンドイッチを
食べミネラルウォーターを飲んだ。昼はアヴァロンの駅の自販機で買った小さなマドレーヌ
9個。デジカメ盗られたのは空腹と疲労とストレスのせいもあるかと。
7.ヴェズレー行きの列車で、違う客車に乗るところだった
ヴェズレー行きの列車が、日本でもよくあるように途中で分離して別々の
目的地に行くようになっていた。
出発駅(パリのリヨン駅という駅の近くの駅)で、行き先表示が、目的地のアヴァロン
というところだけでなく、もう一箇所書かれていたようだったので危ぶんでいたが、
一等車と二等車すら判らなくて適当に乗った。というか、行き先の違いが表示されて
いるのか、列車の等級が表示されているのか判らなかったから。5両編成の3両目。
車内は意外に新しくて、車両の出入り口(前後)には、なんか他の行き先らしい
電光掲示が。
いやな予感(?)もないではなかったがそのまま乗っていると、だいぶ行った先のある
駅で、検察が回ってきて。ロバート・デ・ニーロを小柄にしたような中年の渋い兄ちゃんが、
こっちのチケットを見るなり首をかしげてなにやら言っている。勿論フランス語。
どうやら、車両を動かないといけないといっているらしいが、“今は動けない、
次の駅で案内するからここで待ってろ”的なことを言っているらしい。
で、待ってると、隣の車両(内部ではつながっていなかった、別車両になるから)に
移らされ。その頃には意味が判っていたので、“メルシー”を繰り返すと苦笑いされた。
結局、列車はその駅で分離。私の乗った2両の電車は無事アヴァロンへ。よかったねぃ。
(どこが?)
8.トラベラーズチェックが使いにくくて往生した
今回は現地での行動費用を3分割して、1/3を現金(ユーロ)、1/3をユーロの
トラベラーズチェック(TC)、1/3を日本円(ダンナから借りたもの)で持ってった。
事前に、普通の店ではTCが使えないことは判っていたが、ホテルで換金くらいは
出来るだろうと思ってた。でも、それが出来なくて。
ホテルの近くには銀行(だったら必ず換金できるから)がなく、駅にも両替所が
見当たらない。カードキャッシングは出来るはずだったがホテルの近くにはなく。
まあ、あってもやりかた判らなかったかもだけど。
結局、最初持ってったユーロ現金約5万円分で何とかやりくりしました。
カードが大きな支払いには使えたからね。でもきつかった。現金ないから、
ホテルの近所のスーパーとかでの気軽な買い物が出来なくて悲しかった。
9.ヴェズレーからの帰りの列車で、動態調査らしきものがあり、アンケートに
答えさせられた
これって途中で乗り換えるんだったんだけど、なんだか若い人(女性が多かった)
が初めから結構多く乗ってて。で、乗換駅を出発してすぐ位から、みんなおもむろに
アンケート用紙を持って乗客一人一人に記入依頼。
勿論私のところにも来たが、英語で“私はフランス語を話せも書けもしないから、
堪忍してごめんなさい”というようなことを言って断る。
そしたら、ちょっと後にリーダーっぽいちょっと年配(でも若い)の男の人が来て、
“Can you speak English ?”
で、答えさせられました~。どこからどこまで乗るか、住所はどこか(ホテルだっつーの)、
最寄の交通はどのくらい利用するか(私Versionでは地下鉄の利用方法(回数券か
1回づづか)とか頻度、旅行中と言ったら滞在期間、どこから来たか、職業
(Housewife and studentと答えといた))、などなど。
・・・私みたいなたまたまいた異邦人に質問するなよ。
10.盗難デジカメで保険金ゲット。4万5千円也(定価の半額)。
盗られたデジカメについて、保険金をゲット。その為に、パリの警察で盗難証明を取った。
なんと、定価の半額、つまり購入価格の9割。
っていうか、警察で盗難証明取ったのと、保険会社と交渉したのも結構冒険だったと思ふ。
盗難証明取ってきたのは、前、ヨーロッパ旅行した時(ロンドン・パリ・ウィーンのツアー)、
ロンドンからパリに移動時、ユーロスターの出発駅のウォータールー駅で、カメラを
置き忘れして、日本に戻ってから保険会社と交渉しようとしたが、“そもそも現地で
紛失証明を取ってこないと無理”と言われて悔しい思いをしたから。
以上、長くなりましたが、分離するとわかりにくいかと思ったので、この形で載せます~。
旅のどたばたのエッセンス(無理に10個ひねり出したが、もう一つくらいありそう、
改訂の可能性あり)でした~。
陶磁器関係、世界遺産関係、また、警察訪問関係等々は、別所で書くと思います~。
今回のフランス(パリ)旅行について、書きたいこと大あり。
今回もどたばた旅だったので、トラブルも大あり。
まず旅程を書くべきか、トラブルベストテンを先に書くべきか、それが問題だ。
(お前はハムレットか?)
まあ、順当に、判りやすいだろうから旅程から(簡単だし)。
あ、ちなみに、今回は陶磁器と世界遺産教会目当ての旅行だったけど、その詳細は
別所(家主のHP)、別項で。
で、旅程。
ツアーは“ANAで行く LOOK JTBパリ6日間”。
ホテル指定の出来る、便利なツアーです。
何でお高いLook JTBかって?
答え:ダンナの勤続表彰で貰ったJTBの旅行券を消費することを兼ねた旅だったから。
年内に消費しないと、税金取られるんだって。
ちなみに、ダンナは行ってません。“ヒマないし、興味ないから、一人で行ってくれば?
その間、僕、羽伸ばしとくから。”
おいおい。
まあ、それば置いといて。
旅の大雑把なプランは、実質行動時間が3日半位だから、
陶磁器関係博物館・骨董モールに1日、後2日を世界遺産の教会1つづつに
当てるってのでした。
で、具体的に。
旅行1日目:東京 → パリ (移動日、夕方着) パリ泊。
2日目:パリ市内で骨董関係博物館2つ、骨董モール1つ回る パリ泊。
3日目:世界遺産Part1:サン・サヴァン・シュール・ガルダンブの聖堂。
パリから南に300km のポワティエ(トゥール・ポワティエの戦いで有名)
から、フランス国鉄バスで西に50分(40km)の小村、サン・サヴァンにあり。
ポワティエまではTGV(フランスの新幹線)で1時間50分。
この教会は、12、3世紀の築で、保存状態のよい聖書物語のフレスコ画
が、高い教会の天井にあるので有名。建築様式はロマネスク後期。
宿泊はとんぼ返りしてパリ。
4日目:世界遺産Part2:サント・マドレーヌバジリカ聖堂。
パリから西に200kmの、ブルゴーニュ、ヴェズレーという村にあり。
パリからはローカル線で3時間。バス便が殆どないので、最寄の駅から
タクシーで20分(10~15km)。
フランス中世ロマネスク建築の傑作の一つとされ、4つあるサンチャゴ・
デ・コンポステーラの巡礼道の出発点の1つでもある。
内部の著名な傑作とされる彫刻の故に、十字軍の出発地ともなった。
白く美しく光にあふれた堂で有名。後期ロマネスク。宿は帰ってパリ。
5日目:2時まで自由行動(ホテル集合)。故にみやげ物買いなどに当てる。
午後5時ごろの飛行機(AF)。機中泊(ロンドン乗り継ぎ、ANA)。
6日目:午後4時ごろ、成田着。
ちなみに、オプションで付く市内観光(半日)は当然つけず、基本で付いている着時の
ホテルへの送迎に加え、帰国時の空港へのピックアップを付ける。
宿は3日目の目的地、ポワティエへの出発駅であるモンパルナス駅の最寄(徒歩5分)。
アウトラインはそんな感じ。
で、実際どうなったかというと・・・
さてお待ち兼ねの(誰も待ってません)、
「旅のトラブル・事件 ベストテン!」
・・・どれを1番にするか(ていうか、10個あるの?)、1位を最初に発表するか
後にするか、迷ってるんですが、まあ出たとこで。
堂々の第一位!
1:デジカメ盗られた!
最大の目的地、ヴェズレーのサント・マドレーヌバジリカ聖堂で、7年間使い慣れた
デジカメをスリに盗られた
2.苦労して行ったサン・サヴァン・シュール・ガルダンブの聖堂が修復中だった
TGVで約2時間、ポワティエの駅で前日に取った帰りのTGVの予約を変更し
(帰りのバス便との兼ね合いで)、更に下(3)に書いた通りバスを逃してタクシーで
行ったにも拘らず、肝心の堂内は修復中で見学不可。フレスコ画とあの高くて見事な、
明るい茶色のマーブル状大理石(というのか)の連なる円柱を見られなかった(涙)。
・・・実は修復の工事の人が入る為に開けてある扉を開けて、ちょっと
覗いたんですが。ええ、私、ずうずうしい旅行者です。
併設の、小さな博物館と中庭、外観は見ました。博物館ではフィクションの、
“フレスコ画製作秘話”みたいなののフィルムをやってました。結構面白かった。
言葉判らなかったけど。
3.ポワティエの駅前で、サン・サヴァン行きの国鉄バスを乗り逃した。
ポワティエの駅前で、サン・サヴァン行きの長距離バスの乗り場が判らず、
市内循環バスの乗り場で、出発時間ごろに来るバスごとに“サンサヴァン行きか”を
聞いていたら、見かねた近くのおじさんに、“後ろのバス停だ“と言われ。
行ってみたら出発から5分後。乗り逃した。12時半頃発のバス。
次のバスは午後四時頃。
仕方がないからタクシーで行った。チケットはあったのに。別に60ユーロかかった
(約1万円)。帰りはバスで帰れた。
4.ブルゴーニュ地方の田舎町で、ツーリストインフォメーションが判らず、1時間半迷う。
ヴェズレーの最寄の国鉄駅のある街、アヴァロンで、ヴェズレーへ行く為のタクシーを
呼んでもらう為にツーリストインフォメーションを探したが、場所がわからず、
街を1時間半徘徊した。(普通の店やタクシーなどでは英語が通じないので。)
“地球の歩き方”の情報では、上の足情報以外に、“アヴァロンのツーリスト
インフォメーションは街の中心街にある。街の中心街は駅から徒歩約10分。”
でも、インフォメーションは、今現在は(?)更に町外れ、駅と反対側の判り難い
ところにあったんですよー。
5.ヴェズレーからの帰路、列車が遅れて恐怖恐怖。
ヴェズレーからパリへの帰路、その日は寒くて朝方雪、日中も曇・雨の気象だった
せいか電車が1時間遅れた。7時半過ぎには着く筈が更に1時間、闇の中を走り続け、
“もしかしたら、もう終着駅について、別の所に行く列車に変わってるんじゃなかろうか”
と本当に恐怖した。(乗り合わせたフランス国鉄職員にもうすぐ着くと聞いて安心したが。)
6.3日目、4日目の夕食食べ損ね、欠食児童(?)と化す。
上に書いたように、3、4日目の帰りは予定より大幅に遅れた。
パリでもさすがに、9時を回るとレストランはオーダーストップ。
で、帰着は9時過ぎだった。お腹ぺこぺこ。
仕方がないから、3日目は、ポワティエの駅で買ったサンドイッチと部屋に備え付けの
ポットとお茶(コーヒー等)で済ませ、4日目はさすがに耐え切れず、ルームサービスは
頼めたのでそれを取った(高かった)。が、スープ・メイン・デザートを取った積りが、
デザートはオーダーが通っていなかった。(味はまあまあだったけど。)
ちなみに、4日目の朝は、早く出たのでホテルの朝食が取れず、残りのサンドイッチを
食べミネラルウォーターを飲んだ。昼はアヴァロンの駅の自販機で買った小さなマドレーヌ
9個。デジカメ盗られたのは空腹と疲労とストレスのせいもあるかと。
7.ヴェズレー行きの列車で、違う客車に乗るところだった
ヴェズレー行きの列車が、日本でもよくあるように途中で分離して別々の
目的地に行くようになっていた。
出発駅(パリのリヨン駅という駅の近くの駅)で、行き先表示が、目的地のアヴァロン
というところだけでなく、もう一箇所書かれていたようだったので危ぶんでいたが、
一等車と二等車すら判らなくて適当に乗った。というか、行き先の違いが表示されて
いるのか、列車の等級が表示されているのか判らなかったから。5両編成の3両目。
車内は意外に新しくて、車両の出入り口(前後)には、なんか他の行き先らしい
電光掲示が。
いやな予感(?)もないではなかったがそのまま乗っていると、だいぶ行った先のある
駅で、検察が回ってきて。ロバート・デ・ニーロを小柄にしたような中年の渋い兄ちゃんが、
こっちのチケットを見るなり首をかしげてなにやら言っている。勿論フランス語。
どうやら、車両を動かないといけないといっているらしいが、“今は動けない、
次の駅で案内するからここで待ってろ”的なことを言っているらしい。
で、待ってると、隣の車両(内部ではつながっていなかった、別車両になるから)に
移らされ。その頃には意味が判っていたので、“メルシー”を繰り返すと苦笑いされた。
結局、列車はその駅で分離。私の乗った2両の電車は無事アヴァロンへ。よかったねぃ。
(どこが?)
8.トラベラーズチェックが使いにくくて往生した
今回は現地での行動費用を3分割して、1/3を現金(ユーロ)、1/3をユーロの
トラベラーズチェック(TC)、1/3を日本円(ダンナから借りたもの)で持ってった。
事前に、普通の店ではTCが使えないことは判っていたが、ホテルで換金くらいは
出来るだろうと思ってた。でも、それが出来なくて。
ホテルの近くには銀行(だったら必ず換金できるから)がなく、駅にも両替所が
見当たらない。カードキャッシングは出来るはずだったがホテルの近くにはなく。
まあ、あってもやりかた判らなかったかもだけど。
結局、最初持ってったユーロ現金約5万円分で何とかやりくりしました。
カードが大きな支払いには使えたからね。でもきつかった。現金ないから、
ホテルの近所のスーパーとかでの気軽な買い物が出来なくて悲しかった。
9.ヴェズレーからの帰りの列車で、動態調査らしきものがあり、アンケートに
答えさせられた
これって途中で乗り換えるんだったんだけど、なんだか若い人(女性が多かった)
が初めから結構多く乗ってて。で、乗換駅を出発してすぐ位から、みんなおもむろに
アンケート用紙を持って乗客一人一人に記入依頼。
勿論私のところにも来たが、英語で“私はフランス語を話せも書けもしないから、
堪忍してごめんなさい”というようなことを言って断る。
そしたら、ちょっと後にリーダーっぽいちょっと年配(でも若い)の男の人が来て、
“Can you speak English ?”
で、答えさせられました~。どこからどこまで乗るか、住所はどこか(ホテルだっつーの)、
最寄の交通はどのくらい利用するか(私Versionでは地下鉄の利用方法(回数券か
1回づづか)とか頻度、旅行中と言ったら滞在期間、どこから来たか、職業
(Housewife and studentと答えといた))、などなど。
・・・私みたいなたまたまいた異邦人に質問するなよ。
10.盗難デジカメで保険金ゲット。4万5千円也(定価の半額)。
盗られたデジカメについて、保険金をゲット。その為に、パリの警察で盗難証明を取った。
なんと、定価の半額、つまり購入価格の9割。
っていうか、警察で盗難証明取ったのと、保険会社と交渉したのも結構冒険だったと思ふ。
盗難証明取ってきたのは、前、ヨーロッパ旅行した時(ロンドン・パリ・ウィーンのツアー)、
ロンドンからパリに移動時、ユーロスターの出発駅のウォータールー駅で、カメラを
置き忘れして、日本に戻ってから保険会社と交渉しようとしたが、“そもそも現地で
紛失証明を取ってこないと無理”と言われて悔しい思いをしたから。
以上、長くなりましたが、分離するとわかりにくいかと思ったので、この形で載せます~。
旅のどたばたのエッセンス(無理に10個ひねり出したが、もう一つくらいありそう、
改訂の可能性あり)でした~。
陶磁器関係、世界遺産関係、また、警察訪問関係等々は、別所で書くと思います~。