女神になりたい主婦のブログ

二匹目の猫との思い出

先日、猫が一緒にお布団で寝ていたという話を書きました。

 

私たちは、多い時で3匹猫を飼っていました。

 

2匹目に飼ったのは、ペットショップで買ったアメリカンショートヘアー。

父が、かわいく元気にアピールしてきた子猫にやられました。

 

この子もオスで、少々繊細でした。

この子から、猫って意外と「恥ずかしい」とか「ショック」とか、いろいろな感情を持つのだなあと学ばせてもらいました。

 

先住猫(日本猫)に、シャーシャーやられ、全然、仲良くならなかったんですけど、一番長生きしたかわいい子です。

 

この子はね、毎晩、私のベッドに寝に来るくらい、私になついていました。

 

うちの子たちは、誰一人として抱っこして欲しいとか、膝の上に乗ってくるとか、そんな甘え方を全くしてこなかったんですけど

アメショちゃんだけは、私が寝ているとお腹の上に乗ってきてゴロゴロを喉を鳴らしたり、自分の気分で(あくまでも猫主体)甘えてきました。

 

かわいい。本当にかわいい。重くて、寝てると突然お腹がグエってなって苦しいけど、かわいい。

 

よく部屋を訪れてくれるので、ドアを少しだけ開けてスタンバイしていました。

 

ある時は夜中に来て、ある時は「お腹すいたから起きろ」と早朝に来てご飯を催促。

 

私は割とすぐに目が覚めるので、猫もわかって、「この人のところに来れば、ご飯がもらえる」と思われていたらしいです。

 

しかし、私も時にはぐっすり寝ていることがありまして、全然起きなかったらしいんですよね、猫が来たのに。

 

始めは、胸の上に乗って、至近距離で「ゴロゴロゴロゴロ」攻撃。

 

これでも起きないと「ちょんちょん、ちょんちょん」と前足で、顔をたたきます。顔をなめてみます。

 

それでも起きなかったらしい私。その日、朝起きたら、顔に大きな傷ができていました。

 

なんかヒリヒリするなあと思ったら、ほっぺたに一筋のひっかき傷。

やられていた。

 

もちろん猫なので、その後謝罪とかないですね。あくまでも、起きない私が悪かったのですよ。

 

それでも猫はかわいいです。私のところに来るんですから。

 

ある日、夜中に寝ていたら、なんか変な音する。。。

と思ったら、猫が吐きそうになってました。

 

これね、子供を育てていてもそうなんですけど、起きますよね。何事?って。

この時、まだ十代ですけどね。

 

私に懐いていた猫は、わざわざ私の部屋に吐きに来ていました。なぜなんだよ。

 

ものすごく眠かったんですけど、かわいい猫が具合悪いのをほっておけないし、掃除もしなくてはならず

真夜中に一人、黙々と片付けました。

 

誰にも文句は言えないし、猫はかわいそうだし、具合悪い時に頼ってくるほど私のことを信頼してるんだなって思ったんですよね。

 

子供を産んでなくても、こうして母性というのは育つのでしょうね。

 

猫だから、その後、私に感謝するとかもないですけど。

普通に風邪ひいてたのかなんなのか、数日後には元気になっていました。

 

 

そんなかわいい猫とは、私は実家を出て、離れることになります。

 

私の母は、私が家を出ていったのを喜び、私の部屋をあっという間に、両親の寝室にしていました。

 

毎晩、私の部屋に寝に来ていたアメショちゃんは、どうなったと思いますか。

 

急に変わってしまった部屋。

私もいない。いつものベッドもない。

 

これで精神不安定になってしまい、しばらく、あおーんあおーんと鳴いていたそうです。

 

うちの親のデリカシーのなさよ・・・。

あとさ、普通は「いつでも帰ってきていいのよ」って、子供部屋をそのままにするんじゃないんですかね。

おかしいな、他の人に聞いてた話と違うぞ。

 

そんな親だから、私は早々に家を出たんですけどね。

 

それでも、私のいない部屋にも慣れて、私が出産後に実家に帰ったときは、甘えてきませんでした。

 

それよりも、知らない赤ん坊がいるのがストレスだったらしく、毎日早朝に騒いで、両親を起こしていたらしいです。

 

猫って繊細なのねえ。

 

アメショちゃんは体調を崩しながらも17年生きました。かわいいかわいい私の家族です。

 

亡くなった後も、化けて出てくるんじゃなくて、実家にいたみたいです。

時々、匂いがしたり。

 

見える人には、猫の姿が見えていたそうです。私を心配してそばにいてくれたりもしたそうです。

 

猫って、本当にかわいいですね。亡くなってもなお、私のことを思ってくれていたんですよ。

 

心配いらないなってわかってから、成仏したらしく、見えなくなったそうです。(見える人によると)

 

だから、亡くなった人にも猫にも、心配かけないように、楽しく生きましょうね。

 

私がいまだに、猫が大好きなのは、共に過ごした猫たちのお陰です。

こんなに幸せな時間を過ごせたことを、猫にいっぱい感謝しています。

 

猫たちに、恩返しもしたいですね。

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