小学一年生の時から、猫を飼い始めて
実家を出るまで、猫とともに暮らしていました。
飼っていたのは3匹で、それぞれ個性があって、とてもとても可愛かったです。
よく甘える子、あっさりしている子、賢くて人の言うことがわかる子…
動物は、人の言葉はわからないだろうけど
歳を取ってくると、だんだんと意思の疎通ができるようになるんだなと感じました。
多分、気持ちは通じるんですよ。
なんかね、顔で語ってきたりしますし
鳴いたりもしますし。
こちらも、猫の気持ちを汲み取ろうとするので、なんかわかるんですよね。
二匹目に飼った猫は、私のベッドに来て、よく寝ていました。
私が昼寝をしていても、お腹の上に乗っかって来たりして
よく甘えていました。
朝早くに、お腹が空いたからと私を起こしに来たときに
気づかずに爆睡していたら、顔を思い切り引っかかれたこともあります。
引っかかれても、かわいいなあ。
そんなだったので、私が実家を出たあとに、私の部屋がなくなってしまったら、ずいぶん戸惑っていたようです。
母がメインでお世話をしていましたが、私もそれなりに面倒を見ていたし
寂しかったのでしょうね。
長生きしてくれました。
亡くなったあと、実家に行くと時々、猫の匂いがすることがありました。
身近に、霊が見える人がいるんですが、その人はその猫の姿を何度か見たらしいのです。
母の足元に、すりすりと体を寄せる姿とか。
私が実家から自宅に帰るときには、猫も一緒に車に乗って、家に帰っていることもあったそうです。
私、全然わからなかったんですけどね。
でも、猫は私を心配して、一緒にいてくれたらしいんです。
なんてかわいいのかしら。
猫って自由きままで、人に従順でもないイメージですけど
そんなふうずっと私のことを気にかけて、そばにいてくれたみたいなんです。
当時、私は小さな子供を一人で、がんばって育てていましたから、猫なりに心配だったんですね。
猫〜ありがとう。
数年後には安心して成仏してくれたようで、もう見ないと言ってました。
昔飼っていた動物がそばにいるってことは、あるみたいですね。
私は匂いを少し感じることしかできなかったけど
猫の気持ちがとても嬉しく、本当にかわいいと思いました。
今も毎日、猫の画像や動画を見ては癒やされています。
今は飼えないので、寂しいですけど。
猫大好き〜という話でした。
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