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やすんばの自然

里山につくられつつある「やすんば自然園」の日々のこと

花曼荼羅

2008-04-19 08:14:23 | 
平成二十年四月十二日
水仙も盛りを終えようとしています。傷み始めた花をせせらぎの瀞に浮かべたところ、思わぬ美しさに出会いました。花曼荼羅、花鐘楼流しといったところでしょうか。風が吹くと、帆立舟のようにすーと水面を滑り走り、なにか幻想的とも思える光景が見られました。

   戯れに水面に浮かせし水仙の 花曼荼羅を見るは楽しも

芽吹くまえ

2008-04-19 08:12:30 | 
平成二十年四月十一日
“里の森”の一部を外から眺めた光景です。常緑樹を背景に落葉樹のこれから芽吹こうとする直前の姿がなかなかです。常葉(とこは)からのぞく石楠花はまさに紅一点というところでしょうか。

   やすんばの樹芽吹くまえの赤き色 常葉のすきま石楠花の花

せせらぎ

2008-04-19 00:01:45 | 
平成二十年四月三日
今年の冬、“原っぱ”の土手に沿うように、小さな小川をつくりました。園のメイン施設である“蝶の館”の女神像の噴水を水源にしています。山裾の清水が集まって小川になるような、自然な雰囲気をもつものとしてつくられています。

   女神の水せせらぎとなり流れきて 千のすいせん水面に照らす

千の水仙

2008-04-18 23:50:56 | 
平成二十年四月二日
“原っぱ”の周囲の土手に、千株の水仙が植えられています。親類から球根を送られもので、植えるのに時間が惜しかった記憶がありますが、花が咲き出すと魅入ってしまい、時が経つのを忘れます。

  やすんばの春を縁どる千の水仙 遠き地からのたまわりし球

桜の道

2008-04-18 23:39:37 | 
平成廿年四月一日
園内に桜の並木をつくろうと、篠の藪になっていた斜面に道をつくり、染井吉野を植栽したのが四年前。去年までは僅かな蕾しかつけませんでしたが、今年は随分と花開きました。

   やすんばに桜の道ひらきたる 四歳かゝりて花開きたり