6月の中庭 2013-06-10 22:45:33 | 庭 葉牡丹の枯れ穂と咲き終わりのパンジーと咲き始めたペチュニアが入り混じって不思議な華やかさを醸し出しています。 このところ、オランジェリーの造作作業に追われてガーデニングには全く手が出ておりませんが、それでも雑草と共存しなからも花々は中庭を飾りあげてくれています。
黄色の中庭 4月20日 2013-04-20 21:16:36 | 庭 中庭は黄色の花々で満ち溢れています。葉牡丹の花、菜の花、パンジー、カロラインジャスミンが一斉に花開いて、黄色一色です。 葉牡丹は厳寒で葉が溶けて散々な状況でしたが、トウを立て菜の花に似た花を咲かせています。普段は風に煽られ曲がったり倒れたりして鑑賞するところまでいかないのですが、全ての芯に支柱を添わせたことが功をそうしたようです。 そんな中庭ですが、やすんばのスプリングエフェルメであるツマキチョウをまだみかておりません。なかなかうまくいかないものです。
沈床庭園 4月14日 2013-04-14 22:59:58 | 庭 昨年秋にクリスマスローズを植栽をして以来、手入れをしないままの荒れ放題の沈床になっていました。雑草を二日がかりで抜き、歩行困難になっていた苑路をショベルドーザーで整正し軽トラのタイヤで均して、なんとか園路環境を整えてみました。 三百株を植えたクリスマスローズ花壇は、幼苗だったり根分けを細かくし過ぎて今一迫力に欠けますが、それでも半分が花を咲かせて雰囲気を醸しはじめ、来年はなんとか期待できそうです。 しかし中央の十二菱花壇は相も変わらず、さてさてどうしたものか
葉牡丹 3月17日 2013-03-17 21:05:18 | 庭 厳冬でちりちりになった葉牡丹。 冬の中庭を飾り、早春のスプリングエフェルメの蜜源として、八つある円形花壇の四つに色や種類を変えて植栽したのですが、この有様です。三か月続いた寒さゆえか、周りの緑葉は溶け消えて、花芯らしき中心部も傷んで汚れ始めています。葉牡丹を購入したナーセリーの主が、どこでもそうなのよ、と宣っていましたので確かでしょう。 花芯らしき部分がトウを立ち上げて菜の花のような花を咲かせるのかどうか、今しばらく様子をみてみようと思います。
久しぶりの中庭 3月16日 2013-03-16 21:53:12 | 庭 今年初めてのブログ更新です。 園主の老建築家は年の初めに足を骨折し、”やすんば”をしばらく離れておりました。当然ながら園内の手入れは何もできず、また、この冬は例年にない寒さで氷点下8度まで下がるような日々が3か月も続いたことから、中庭の花々は惨憺たる状況にあります。 3月も半ばになる本日、ようやく園に帰り戻ることが叶い、荒れ果てた中庭をはじめ園内をどう復旧するかの思案をはじめたところであります。 さて、この春は如何なる夢の花園が出現することになるのでありましょうか。
年末の中庭 2012-12-29 21:54:32 | 庭 冬支度を終えた年末の中庭です。 池周りの花壇は例年通り葉牡丹、パンジー、ノースポールを同心円状に巡らしています。8か所の円形花壇には、夏場にランタナを咲かせていた後に葉牡丹、他に、菜の花、野薊、花木のデイゴの根元にはレースフラワーの苗を植え付けています。芝生の外周にはこれも例年通りビオラを巡らしました。 葉牡丹が目立ちますが、冬の彩りの要であるとともにその花はスプリングエフェルメ(早春に現れる蝶)の蜜源となります。
晩秋の中庭 2012-11-21 22:01:04 | 庭 晩秋の中庭です。蜜源植物のランタナはまだまだ今が盛りと咲誇っていますが、訪れる蝶の姿はありません。そろそろ冬花壇の準備にとりかかる時期がきましたので、掘りあげて加温フレーに移すことになりましょう。この地の冬の寒さでは地植えのままでの冬越しは困難ですから。
庭園改変 10月26日 2012-10-26 22:48:00 | 庭 沈床庭園の南側斜面の改変にとりかかりました。といっても斜面に石楠花を重機で植栽しているにすぎないのですが。 しかし、この斜面は老建築家の夢見る空間の一つであったわけで、なにかしら挫折感の伴う作業でもあります。やすんば自然園の造形や空間は、実はそれなりの本歌があって、それをメタファ(隠喩)しているのです、と常にわけのわからない法螺を吹いている老建家でありますが、この沈床庭園の南側斜面も然りなのでありました。それは何かというと…。
赤松 10月25日 2012-10-25 23:02:29 | 庭 中庭に自生する赤松。昨日の写真のオランジェリー右端に見えている樹です。夕方、土地の造園屋さんが来られて、もしかしたら多古で一番大きな赤松じゃなかろうか、と驚いていました。赤松はある程度太くなると松食い虫にやられ枯れてしまいます。やすんばにはこの樹と原っぱにも1本あって2本が自生しているのですが、奇跡的なことのようです。造園屋さんは、最初は石積みの建物に歓心していたのですが、途中から興味がこの樹にうつってしまい、長い時間消毒のことやら色々なことを話して帰られたのであります
木の根花壇 10月23日 2012-10-23 21:54:47 | 庭 沈床庭園の木の根花壇は今年も脚光をあびることはありませんでした。しかし幾つかの株には周囲から忍び寄った蔦や冬苺やコケ類が張り付いていて、なにやらそれなりの雰囲気を醸し出しているものもあります。 今回のオープンガーデンに来られた中で、あれは意図してつくったものですか、とまじめに聞いてこられた方がおられましたが、返答するのに窮したところであります。
榎の花園 10月18日 2012-10-18 19:41:01 | 庭 ”やすんば”を訪れた方が驚くのは、榎の巨樹が建物内に聳えていることでしょうか。そしてその根元はヘデラが覆い、花々が所どころに植えられてる花園になっているわけです。今回は、素焼きの植木鉢に各種のベゴニアを植えてみました。 これから寒くなり厳冬をむかえても、低い日差しが入り込み、寒風がさえぎられ、霜が降りないことから、意外と色彩に溢れた冬の花園をお見せすることができるとことになります。
大階段 2012-05-31 20:48:17 | 庭 蝶の館の南側に新設した大階段の花景色。階段は2.5mの巾がありますが昇降するのは真ん中のみ、大部分は段々状の花壇となっています。いまはノースポールとペチュニアが一段毎に交互に花咲かせています。ノースポールは今が盛りなので、これから夏に向かってはペチュニアがほふく性のタイプであることから階段一面をピンクの花で覆うことになるはずです。
雪の朝 2月17日 2012-02-05 07:36:45 | 庭 昨夜からの降雪は五センチを超える大雪となりましたが、春の淡雪のように朝日に照らされるとみるみる間に融け消え去りました。石造りの温室・オランジェリーは、被膜屋根に積もった雪で内部が薄暗くなり、なにやら普段とは趣の違ったたたずまいにあります。 雪の朝 日に煌めけるまろき庭 石の舎静かに たたずまいにけり
プチプチ2 1月30日 2012-01-18 06:29:38 | 庭 中庭の八つの円形花壇の半分はランタナを植えていますが、気温がマイナス七度にもなるやすんばでは冬越しが望めません。秋口に掘りあげて加温フレームに収容し、越冬させることを試みたこともありますがうまくいっておりません。今冬はプチプチビニールで花壇全体を覆ってみました。土とプチプチの間には保温材として多量の落ち葉を敷きこんでもみました。果たしてどうなりますことでしょうか ランタナはプチブチまとい冬を越し 春のやかたに蝶を待つかな
プチプチ 1月28日 2012-01-16 07:03:04 | 庭 蝶の館のギャラリーに香りたつ壁をつくろうと、ハゴロモジャスミンを植えているのですが、昨シーズンは寒さで全滅してしまい、再植栽した今回はブチブチビニールで防寒対策を講じてみました。いまのところ緑の葉が透けて見えていることから、なんとか避寒できそうですがどうなりますことでしょうか。 匂いたつジャスミン垂れる夢の園 プチプチ頼りに春を待つかな