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ニュルブルクリンク24時間耐久レース

2009-05-24 | クルマ
今年のニュルのレースには、常勝ポルシェ911勢にアウディR8(V10)が殴りこみをかけた形で、トップ争いを演じている。 途中まで99番のR8がリードする場面もあったが、22時間を過ぎた段階では、やはりカーナンバー①をつけたGT3がトップを守り、これに#97のR8が7分差で追う展開。3位に#2のGT3がつけて、そこからトップ10までにポルシェが計7台、R8が2台といったところ。BMWは、3.3LのZ4が10位に食い込み健闘している。

ポルシェやR8の半分程度の315馬力2Lターボエンジンながら、昨年も11位に食い込んだVWシロッコGT24は、#117の元WRCチャンピオンのカルロス サインツの車両が、明け方に接触で惜しくもリタイア。昨年11位のジミー ヨハンソンが駆る#118も、15位と少し順位を落としている。今年はガソリン3台に加え、天然ガス仕様のシロッコも2台加えて計5台体制で参戦しているが、CNG車がなんとガソリンと同じくらい速いようだ。VW Motorsportsのサイトでシロッコの走行ビデオが見れるが、アップダウンとブラインドコーナーの連続するコースを、驚くべきスピードで駆け抜けていく。 時速200キロを越える高速コーナーを何百回もこなすには、車両の安定性と耐久性が極限まで試されるという。 
http://www.volkswagen-motorsport.com/web/movie/movieInter.php?st=369&lg=e&dat=090512_SciroccoGT24_Testfahrten_NBR.flv
このシロッコでさえラップタイムは9分半ばというから、GT-Rとポルシェターボが、7分30秒前後でニュル最速を競っているというのは、一体ドンナ超絶的なスピードで走っているのであろう。この時期、豊かな新緑に囲まれ“Green Hell”のニックネームで呼ばれるニュルのレースは、最高速や加速ではF1やルマンには敵わないが、クルマとドライバーにとっては世界で最も過酷なコースとも言われているのも頷ける。 

それから日本勢では、日本人ドライバーを擁するフェアレディZが11位につけ、大健闘している。トヨタも、昨年に続き5Lエンジンを積むLF-Aが2台、IS-Fが1台でており、”モリゾー”ことA男副社長もステアリングを握っているようだが、マシンのトラブルのためか上位には来ていない。スバルもインプレッサSTIで今年も参戦し、ニュル累積周回7000周を越えるというニュルマイスターのジャーナリストのS水氏も運転している。日本勢のワークスが加わることで、ニュルのレースも国際色が豊かになっているようだ。

今年は天候がよかったせいもあるが、ゴールまで一時間を残し既にトップは昨年の優勝周回数148周に達している。クルマの性能も上がったのだろう。 ともかくADACのHPでストリーミングでライブ映像が見れたので日本にいても状況が良くつかめた。 http://adac.24h-rennen.de/Streaming.3785.0.html?&L=1&cHash=f6a7d1bb2f




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