14日間の参院選挙選をへて、日本に新しい希望が生まれたと感じた人が228万人いる。「生きているだけで素晴らしいとみんなが思える社会を実現しよう」と山本太郎が問いかけるだけでは、これほどの説得力は持ちえなかったはずだ。 . . . 本文を読む
記録的な暑さの今年の夏だが、9月に入っても酷暑日と熱帯夜が続き、夏バテの兆候が出てきた。まるで東京は、バンコクかシンガポールのような亜熱帯の都市になったかのようで、ビルとアスファルトに囲まれた日中の都心の気温は37~38度はあるだろう。朝電車に乗るのに10分歩いただけで吹き出る汗を、クーラーの効いた車内で急速冷却されるのだから、落差で体が変調を来たさないはずがない。1時間半近い通勤で出社したときには、すでにぐたりである。
そんな暑い中、民主党の代表戦は、管総理と小沢氏の一騎打ちとなった。国民不在の権力闘争などとメディアは言うが、「密室」でトロイカ+1体制で談合するよりは、はるかにましだ。
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先週末、小沢幹事長が600人を随行して訪中している間に、鳩山総理は、亀井、福島両連立党首と会食し、普天間基地の辺野古への移転問題の年内決着を先送りし、連立の維持を約束したと報道された。 先月のオバマ大統領との首脳会談で、鳩山首相が”Trust me”と言ったという真意はどこにあったのかは不明だが、米国側は、2005年の日米合意に基づいて辺野古に新しいV字滑走路の建設着手をついに実行するものと解釈した。 しかし、その直後から、県外や国外への移転を主要閣僚が口にし、年内決着に拘らないと首相も発言した迷走ぶりに、ついに米国側が怒りを爆発させ、日米間が一気に緊張が走った。
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