アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

6/23 ギットギト2

2011年06月23日 | トールギス製作
今日は装備品を塗りました。




昨日紹介した四色を菊皿に出します。三色を混ぜると黒、というほど真っ黒でもないですが暗色が作れます。これをバックパックの黒い部分のペタペタと。混合比をかえて影になるあたりは赤みがちに、上面は青みがち、機関部あたりは黄色がちにと何となく雰囲気をだしながら塗ります。
油絵の具は水彩と違いチューブに入ったままの濃さで塗ります。滑りが悪い時にはペトロールをほんの少し筆先に含ませて混ぜてあげれば十分です。



次に白ですが、先ほどの黒に白を混ぜます。すみれ色になりました。先と同様に黄色を足したり表情をつけながら塗ります。
油絵の具は遅乾性なので、はみ出しても筆で馴染ませて簡単に修正ができます。
これが他の塗料にはない油絵の具の長所です。塗ってからの修正が利くのです。例えば、塗ってからもっと赤みが欲しいかったなあと思えば筆先にちょっと赤をすくって塗面で直接ブレンディングしたり。
迷彩のぼかしなんか呆れるほど簡単ですよ。



続いてドーバーガン。
緑系のグレーが似合いそう。先ほどの塗料皿に青や黄色を足して緑を作ります。


・・・三色(プラス白)しか使わない利点がわかりますでしょうか。
一本の筆、一枚の塗料皿で延々と塗り続けることができるのです。
今回白黒ロボなので説明しずらいですが例えば茶と緑の迷彩の場合。

まず緑を塗るとします。
青プラス黄です。

次に茶を塗ります。
茶は赤プラス黄でオレンジを作って少量の青で濁らせて作ります。
ということは先ほどの緑に赤を足して作ります。

関節部に黒を塗ろう。
今、塗料皿の茶は赤と黄が多めに、青が少な目に入ってます。青を足して黒を作ります。

あ、緑の塗り残し見つけた!
青と黄を足します。


ね!無限にいけるでしょ!これが四色目を使っちゃうと、一度濁ると元にもどせないので、まめに筆を洗ったり、皿を洗ったりする必要がでてくるんですね。


楽しいので皆さんもぜひ!